アナザーコード:R 記憶の扉 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/02/05 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アドベンチャー / 1人用 |
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GOOD!
【グラフィック】
章タイトルのグラフィックや、独特の画面切り替え/会話演出は、他のゲームであまり見たことのない、独特の美しさを持っています。Wiiというグラフィック性能にやや劣るハードでも、こういう見せ方をすれば魅せられるんだな、と素直に関心しました。
【操作性】
リモコン操作のアドベンチャーということで、ある程度操作性が悪いのは覚悟して挑んだのですが、移動や画面操作など、よく気遣いされていて、操作性のために詰まる、ということはありませんでした。
ただし、謎解きはややデリケートな操作も出てくるので、しっかりとした位置にセンサーを設置しておくことが必須かと思います。
BAD/REQUEST
【ストーリー】
アナザーコード、ウィッシュルーム、とCINGの作ったゲームは今まですべてプレイしていますが、相変わらずストーリーの詰めの甘さが気になります。ここさえ直れば、このメーカーの作るゲームは最高なんですが・・・。
謎を起こして終わる手法が悪いとは思いませんが、ゲームの主題となっている謎はしっかりと盛り上げ、かつ解決して終わりたかったです。ゲームの終盤で、いきなり狭い舞台で個人的な問題解決に従事させられたのは閉口しました。
この点が直らない限り、CINGの作るゲームは永遠に「アドベンチャー」ではなく「雰囲気ゲー」でしょう。
COMMENT
GOODとBADに書いたこと以外は正直フツーだと思います。
プレイし終わって感じたのは、漠然とした不満でした。悪くはないと思うのですが・・・
前作をプレイしていてこのゲームを購入した人は、おそらく前作が「あと一歩ですごい面白くなりそう」だと思ったからだと思います。しかし、このゲームは前作の良いところは伸ばしたものの、悪いところはそのままのため、期待に応えてくれる出来ではありません。
アナザーコードRは、アドベンチャーゲームとしても、雰囲気ゲーとしても、謎解きゲーとしても、ジュブナイルゲーとしても中途半端で、うすっぺらいゲームになっています。おそらく、こういったジャンルの良い所取りをしようと考えていると思いますが、どれか一つに特化しない限り、永遠に中途半端なままでしょう。こういうゲーム作りをしている限りは、売り上げは「純減」し続けると思います。
とりあえず、ストーリーさえ極まっていれば、このゲームは名作になっていたでしょう。惜しい作品でした。