Wiiであそぶ メトロイドプライム レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/02/19 |
価格 | 3,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ファーストパーソンアドベンチャー / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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GOOD!
リモコンを用いた操作方法と、それに伴う各種設定項目がシリーズ3作目から移植されました。
一部インターフェイスもこれに合わせて新しいものが用意されています。
主観視点であることとバイザー切り替え要素による「自分の目で見ている」感覚、
そこに自由度の高いシステムが加わり臨場感はよりアップしました。
・操作について
アームキャノンの向きが固定されていたオリジナルから大きく変わり、とても動かしやすくなりました。
画面の真ん中に捉えなくても攻撃でき、ロック中、視点固定中でも照準が動かせるため対複数戦闘でも快適に、遠距離狙撃も容易に。
ホーミング能力を持つ攻撃と組み合わせることで、タレットなど移動しない敵を物陰から安全に倒せるようになったりもしています。
モーフボール時にボムを使わずともジャンプできるようになったため、
狭い通路や起伏の多い場所もスイスイと転がりまわれるようになりました。
エリア切り替え時の待機時間=ゲートが開くまでの時間が改善され待たされることがほとんどなくなったのもGood。
・スペシャルについて
ゲーム内で特定の条件を満たして獲得するクレジットを複数消費して、
コンセプト画像やBGMを閲覧、鑑賞できる「スペシャル」がメニュー画面にあります。
インターネット環境がなければコンプリートできなかった3のスペシャルですが、
今作ではそれがなくても大丈夫で、しかもかなり優しい設定となっています。
ひょっとしたら取得率やスキャン率100%でクリアしたなら1周分で足りてしまうかも。
個人的には嬉しい変更点ですが、コレクション、やりこみ要素としての意味合いは薄れたかもしれません。
・グラフィック、サウンド
おそらくオリジナルのものと全く同じです。特に変わった点に気付くことはありませんでした。
とはいえGCの中でも相当綺麗な部類だったので、今見ても「ちょっと角張ってるかな?」程度で気になりません。
サウンドはBGM、効果音共に相変わらず大変良い出来で、雰囲気作りに貢献しています。
・熱中度
発見した段階では進入できないルート、手が届かないアイテムなどがそこかしこに配置されていて、
ゲームを進めることで獲得できる新しい機能を用いてこれらにアクセス、さらに先へ進むというスタイルです。
これらに必要な条件は総じて「〜の機能があればいい」とシンプルなものなので、目標がはっきりとし、
それに向けてやる気が湧いてきます。今まで素通りするしかなかった場所、物に手が届いた時の達成感は一入です。
そして前述の通りそれはそこらじゅうにあるため、やる気が途切れることもありません。多すぎて忘れるくらい。
過半数はゲームクリア自体には必須ではない体力アップやミサイル弾数アップといったパワーアップアイテムですが、
取得率が%で表示されたり、意地悪な配置や隠され方をしているため、やり込み要素の側面も持っています。
これを目的としなくても戦闘の助けとなるので集めても損はせず、あえて無視する「低取得クリア」といった楽しみ方もあります。
・その他(3との比較)
−セーブファイル作成時にMiiの登録が必要なくなった
−ポーズ画面やMAP画面での操作がスティックや十時キー、ボタンになった(元に戻っただけといえばそうですが)
BAD/REQUEST
・ビームの切り替えに関して
GCのコントローラーと非常にマッチし直感的に操作できていたバイザーやビームの切り替えですが、
ボタン数の少ないリモコン+ヌンチャクになったことで切り替え時の操作手順が増えています。
3ではバイザーのみでしたが今回はビームも加わったため、うっかり対応するボタンを間違えたり
切り替えたと思ったらポインタの移動が足りず失敗していた等が度々発生してしまいました。
ゲートをくぐる時など余裕のあればまだいいのですが、頻繁かつ正確な切り替えが必要な一部ボス戦では
これが元で攻撃チャンスを逃してしまったりと苛立ちを覚えました。ただでさえ辛い戦いなので尚更です。
この項目の件がなければ「快適さ」は5点だったでしょう、数少ない不満点です。
・スキャン対象の表示について
3ではスキャンバイザーでスキャンできる対象は、シルエット全体に色がつきとてもわかりやすかったのですが、
この点はオリジナルのままの四角いアイコンです。出来ればここは手を加えて欲しかった。
・敵の妙な挙動について
大した影響もないのですが、敵の動きがおかしいと感じる場面が稀にありました。
近接戦闘用の装備しか持たない敵が異常に接近し、ゲートとの間で挟まれ身動きが取れなくなったり、
上の階の通路に飛び乗ろうとジャンプした敵がその通路の裏側に何度も頭突きをしていたり、
(前者は発砲は出来るためそのまま倒せます、後者は見守っていたら何度目かで成功していました。)
少なくとも私はGCでは見たことがありません。ほとんど粗探しのレベルですが一応書いておきます。
・その他
−画面上部のリモコンの電池残量の表示機能は移植されていない
COMMENT
GCのほうは難易度ノーマルで2周、3はベテランで1周、2は未プレイです。
今回はベテランで1周しましたが、ほどよい難易度でした。3と同様にノーマルが優しくなったのかな?
さすがに3周目ともなると効率的な動きになってしまいプレイ時間は短めですが、満足度はとても高いです。
初めての方ならもっと長い時間遊べるはずです。
良くも悪くも不親切なゲームなので、ガイドがなければ辛い人には向かないかもしれません。
GCではバッチリやりこんでいて、かつリモコン操作に魅力を感じないという人にもお勧めしません。
しかしそうでなければ、興味があるなら是非手に取ってみてください、値段も控えめですし。
一度クリアし、間を空けてもう1回やってみようと始めたらまた熱中できる。色褪せない名作です。