朧村正 レビュー
発売元 | マーベラスエンターテイメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/04/09 |
価格 | 7,140(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 絢爛絵巻和風アクションRPG / 1人用 ヌンチャク、クラコン、GCコン 対応 |
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GOOD!
●オリジナリティ
食事にいちいちおいしそうな映像がついてきます。
こういう無駄な拘りは嫌いではないです。
●グラフィックス
最高です。高スペックに支えられたHDグラフィックが持て囃される今の時代にあって2D表現の身で唯一HDゲームに対抗できる美しさを備えたWiiソフトと言えるでしょう。
ドット絵なのかはわかりませんが、2D表現にもまだこの先があると思わせてくれるものがあります。
●音楽
和楽器と和の旋律を主体とした素晴らしい楽曲の数々はどっぷりと朧の世界に引き込んでくれます。
和の音楽というと静かだったり地味だったりと退屈なイメージがあるかもしれませんがそんな心配はご無用!戦闘の際にはとてもテンションの上がる格好良い楽曲の数々が堪能できます。
●熱中度
ボス戦はしっかりとしたパターン構築が必要なアクションに仕上がっており、非常に熱中できます。
●満足感
クリア後にも全ボス巡り、魔窟巡り、刀集めなどの収集要素があり、収集好きな人でも満足できるでしょう。また最高難易度である死狂モードが解禁される為、修羅でも物足りないという人にも更なる難易度で満足出来る事請け合いです。
●快適さ
ロードが全くありません。私自身も「良い点」として挙げる事すら忘れそうになるほどロードの時間がありませんでした。
また私はお世話にはなりませんでしたが、難易度「無双」と「修羅」は同一セーブデータにおいていつでも相互に変更が可能なのはアクションが苦手な人には親切な設計だったのではないかと思います。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
少々背景の使い回しが目に付いた感がありました。
●熱中度
ボス戦で直前にリトライポイントがあるのは良いのですが、雑魚戦でも死亡してもその場から全快状態で復活となるので、緊張感がなくやや熱くなるのに水を差された感はありました。
●快適さ
最大の不満が移動の不便さです。ワープ的なものは駕籠と船の二種類があるのですが、行き先が選べない上に全ての地域に居るわけでもなく、また居ても活動していない場合があるというよく分からない仕様になっています。おかげで移動は殆ど歩きになりました。
二点目。魔窟やクリア後のボスエリアについて、攻略済みのポイントにもストーリー上のボスエリアをクリアした時と同じような「済」がつかないのでクリアしたのかどうかが分かり難いです。
三点目。一部マップに表示されない小屋や小部屋などがあり、また全体マップに踏破率などが表示されない為、マップが全て埋まったように見えても取り逃した宝箱などが無いか非常に気になってしまう。
COMMENT
グラフィックや音楽については間違いなく満点クラスの素晴らしさです。
アクション部分の難易度も幅広く受け入れられる下地があり、アクションが苦手な人から、砥石や料理の使用を制限すれば高難易度が好みのアクションゲーマーの方でも十分に楽しめるでしょう。
一つ残念なのはやはり移動関係の不便さ。江戸時代の雰囲気を出したくて、もしくは美しいグラフィックを楽しんでもらいたくてこのような仕様にしたのでしょうが、雰囲気を楽しむより苛立ちが募ります。次回作があれば是非改善してもらいたい点です。