アナザーコード:R 記憶の扉 レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/02/05 |
価格 | 5,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アドベンチャー / 1人用 |
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GOOD!
■グラフィックは斬新。高精細という訳ではありませんが、2Dと3Dポリゴンが適度に融合されていて、独自の雰囲気を醸し出しています。人物の表情や仕草もとても豊かでした。
■キャラクターも小説の挿絵のようなタッチでリアリティがありました。
■DSで発表された前作でも思いましたが、ハード特性を活かした謎解きが上手に盛り込まれています。こういうセンスはシングならではの持ち味ですね。
■謎解きには柔軟な思考力が要求され、頭の固い私には難度が高めでしたが、解けたときの達成感は味わえました。
■ボリュームは全9章。ゆっくりプレイして20時間前後。適度な長さでした。
BAD/REQUEST
■水準以上のレベルを保った良作ですが、傑作とは言いきれません。 シナリオはシングならではの手堅さですが先が読めてしまう展開でひねりが不足気味と感じました。
特に結末は主人公と行動を共にする男の子の抱える問題との交錯を期待していたので拍子抜けしました。
■セリフが長く、かつオウム返しの問答が多いため、やや冗長に感じました。シングとしての処女作であるPS2ソフト「玻璃の薔薇」でも同様でしたので伝統的な悪癖だと思います。
■ボイスが無いのは評価が分かれるところだと思います。説明的な台詞が多いので避けたのかもしれませんが、表情が豊かで、リアルな仕草の登場人物が一切喋らないのは不自然な気がします。
■演出面でもエンディング曲が主人公の演奏なんていう趣向があれば、もっと良かったかも。
■調べられる箇所が非常に多いのも、作りこまれていると評価すべきか、面倒な作業を付加して水増ししただけと捉えるか悩むところです。個人的にはかえってテンポが悪くなった気がします。
COMMENT
■リバーヒルソフト時代から「刑事ハロルドシリーズ」を制作していたチームの作品なので、手堅い仕事ぷりですが、傑作と言い切るには何か足りない気がします。
とはいえ、この世界観はシングならではの得難い持ち味。アドベンチャー好きなら買って損はないと思います。
■DSで発売された前作をプレイしていたほうが、より世界観を理解できると思いますが、大まかな経緯は説明してくれるので必須ではありません。
■音楽はその場の雰囲気に良くマッチしていますが、特に印象に残る曲はありませんでした。それだけ環境音楽に徹しているとも言えますが、物足りなくも感じます。
■余談ですがアメリカの片田舎で起こる事件、リアルな登場人物など、どことなく1998年に発売されたPSソフト「ミザーナフォールズ」を思い起こさせる作品でした。
※32型液晶ハイビジョンテレビ。3回ほどネットの攻略法を見てプレイ。