Wiiであそぶ ちびロボ! レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/06/11 |
価格 | 3,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
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タイトル概要 | ちびアクションアドベンチャー / 1人用 |
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GOOD!
特筆すべきは、やはりスキップ独特のキャラクターである。
ちびロボは基本的に○か×のサインを頭から出すことでしか意思表示ができない。
一般的に「はい」か「いいえ」しか言葉を発しない主人公は、影が薄い、無個性と思われがちであるが、ちびロボはそれが逆になんとも言えぬ存在感を醸し出す要因となっている。
というのも、ちびロボはどんなことがあっても寡黙に、顔色一つ変えずにテキパキと事をこなすので、いつの間にかまわりの人々から頼られる存在となっていくからだ。
登場するキャラクター一人ひとりの個性も突き抜けている。
パパやママを始め、犬のタオ、どこか人間くさいオモチャ達は各自悩みや問題を抱えているのだが、それらを解決することによって、時には思わず笑みが零れるようなドラマを、時には涙腺が緩むような感動的なドラマを見せてくれる。
この“より道”が本筋のストーリーへの良いスパイスとなっており、言わば「ちびロボ!」という作品は、より道を楽しむ作品と言える。
音楽そのものも良い曲が多いのだが、ここでは効果音を評価したい。
本作における効果音は、まさしくちびロボと一体化している。
ちびロボが歩けば心地よい音が、床掃除をすればその動きに合わせて明るい音が鳴り響き、(ゲーム中で)夜中になりBGMが無くなっても寂しさを感じさせない。
どうしても単調になりがちなゲーム内容を彩ってくれる。
やり込み要素も多く、クリア後も飽きさせない仕様もGood
BAD/REQUEST
まず言わなければならないことは、今日までの「Wiiで遊ぶ」シリーズの中で、最もWiiリモコンを使う必要性がないゲームだった、ということだ。
本作においてのWiiリモコンの機能を使う主なアクションといえば、ゴミ捨て、床掃除、「ちびアイ(一人称視点でのカメラ操作)」などである。
ゴミ捨ては、ゴミ箱にゴミを投げ捨てるようにWiiリモコンを振り、床掃除はWiiリモコンを掃除用具に見立てて前後に動かす、といった操作でちびロボとの一体感が味わえる点はまだ評価できる(しかし、いずれもGC版ではワンボタンで操作できたものなのでBad)。
しかし、どうしても納得のいかないものがある。それが「ちびアイ」だ。
「ちびアイ」はその名の通り、Wiiリモコンを画面に向けてちびロボの視点で上下左右を直感的に見ることができ、アイテムを探したい時などに役に立つ。
しかし、細かい所を見たいときなどに手がぶれてしまったり、見たいところからカメラが行き過ぎてしまったりと、これが非常に煩わしいのである。
劇中で「ちびアイ」を使わなければならない場面は少ないのだが、本作が全体的に見てとても良い作品だっただけに細かい部分がどうしても気になった。
よって快適さは2点とさせていただいた。
COMMENT
クリアした時間はちょうど10時間ぐらいだった。
やはり「Wiiであそぶ」シリーズの中でも、これだけはGCコンに対応して欲しかったと言わざるを得ない。
しかし、そんなこともカバーしてくれるほどのストーリーや音楽が「ちびロボ!」にはある。
GC末期の名作と言われる同作に興味はあったが購入には至らなかったという方、より安価な本作でリベンジしてみてはいかがだろうか。