罪と罰 宇宙の後継者[そらのこうけいしゃ] レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/10/29 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションシューティング / 1人用 Wi-Fi 対応 |
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GOOD!
・トレジャー節全開
ありとあらゆる部分がトレジャー以外のなにものでもない。
それで伝わる人なら、買いだとわかるはずだ。
・独特の操作法
ガンシューティングの照準合わせと弾幕シューティングの鬼避け、両方やらなきゃならないってところが罪罰のつらところだな!
やっていることはシンプルでありながら、従来のシューティングゲーム二つ分の脳みそがいるような複雑怪奇なシステムにまず惚れ惚れとしてしまう。
攻撃もショット、チャージショット、斬撃の三種類と、シンプルでありながら、三つの的確な使い分けが求められ、はっきりいって脳みそも腕もなかなか追いつかない。
が、一度慣れてしまえば、リモコン操作は直感的に敵を狙うこと避けることを無理なくこなせ、一見無理のあるシーンでも三種の攻撃を的確に使いこなせば絶対に解法が用意されているなど、やればやるほど身体にも頭にも馴染んでくる、この不思議な一体感。
また攻撃することによって敵の攻撃を中断や緩和することが出来、激しい攻撃には必ず大ダメージのチャンスがあるなど、攻防が一体となったシステムは避けが主体と成りつつある昨今のシューティングとは一線を画する見事なバランス。
・バラエティ豊かな面構成
拝啓の変化が見た目に面白いのももちろんのこと、唐突に横スクロールになったり、サイキックフォース風になったり、格ゲー風になったり、なんでもありな落ち着きのない面構成はユニークの一言。
・豊富なボスキャラ
わずか八面でありながら、その間に出てくるボスは数十体におよび、その外見も行動パターンも見ていて面白く、戦ってなお面白い。ボス戦の面白さこそがトレジャーの醍醐味だという思いをあらたにした。
・wi-fi対応
単純なスコアアタックだが、やはりリアルタイムで全国のトップスコアを見られるのは良い。
BAD/REQUEST
・1プレイが長い
一周するのにノーコンテニューでも約三時間。
繰り返しプレイするには長く、一度クリアして終わるには短すぎる。
ガンスターの頃からだが、がんばって作りすぎて一周が長くなりすぎるトレジャーの悪癖は直っていないなあ。贅沢な望みではあるが、斑鳩のように短くつくりこんだ方が、結果的にやりこんだりするので、この長さはちょっとどうかと思う。
・ストーリーが意味不明
前作をプレイし、かつゲーム内で説明されていない裏設定までも把握していないと今作の基本設定からして意味がわからないというひどさ。別にストーリーなんて意味不明でもいいといえばいいのだが、それにしてはムービーシーンが多く、前作とのつながりを強調し、続編を匂わせる終わらせ方をしているので、ほかのシューティングのように完全無視しづらい。
・作り手が無茶してる感がない
もはや難癖に近い不満だが、トレジャーのゲームの中ではわりと手堅くまとまっているので、一部のトレジャーゲーム(たとえば前作「罪と罰」とか)をやった時の「無茶しやがって……」という感覚がない。技術的にも発想的にも。
システム的には順当な続編であるため、しかたないっちゃしかたないのだが。
COMMENT
照準と移動の両方を同時にやらなければならないという時点で、かなり人を選ぶソフトではあると思うが、その操作感覚でしか得られない楽しみを確実に与えてくれる。シューティング好き、アクション好きならば一度はプレイしてみるべき作品。
無限コンテニューで直前から復帰できるため、イージーにして根気よくやれば腕に自信のない人でもクリアできるはず。そして一度クリアすると不思議と二周目から格段にうまくなってるい自分を発見できるはず。繰りかえし遊ぶことによって、明確な自己の向上を実感できる、原初的とすらいっていいゲームの楽しみ方を満喫できるはずだ。
ただ、結局シューティングなので、アクションにもシューティングにも興味ない方にはオススメしかねる。なんだかんだいって難しいし。気軽に遊べないし。疲れるし。