Wii mk2 - Wiiの参加型レビューサイト

GOOD!

バイオハザードシリーズは、本編は5まで全てプレイしています。
GC版未プレイで、今回はイージーモードでプレイしました。

基本的にシステムや展開、探索経過などは
今までのバイオハザード（ベロニカまで）と同じです。
ただ、二人同時に今回は捜索出来るので、仲間と居る安心感みたいなものがあります。
敵に対してはプレイしているキャラのもう一方も自動的に攻撃してくれたりしますし。

PS1で最初に発売されてから、バリーやレベッカ、レオンとクレアなど、
分かれて捜索しないで一緒に行動しようよ〜と何度も思ったことが皆さんあるでしょうが、
今回はそれをついに実現してくれています。

バイオ5でのCoopプレイの先駆けとも言えるザッピングシステムは好印象でした。

グラフィックもリメイク版1同様、背景の質感など、
とても良く出来ています。
PS3や360も普段プレイしますが、見劣りしません。
ただ、GCのベタ移植なのでリメイク版1と同様、画角は4:3です。

音楽も良いです。
バイオシリーズは本当に恐怖感を煽るBGMが良く出来ていると思います。

そして、レベッカが主人公ということ。
初代からレベッカファンは意外と多く、
ファンは待ち望んでいた主役タイトルでしょう。
主要キャラでバリーだけ扱いが悪いのは可哀想ですがｗ

BAD/REQUEST

四次元アイテムBOXの廃止。
このせいでアイテムの管理が大変です。
ホールなど一箇所に集めれば同じという意見もありますが、
過去のバイオシリーズ同様、最初の館だけでお話が終わるわけではないので、
結局アイテムの持ち運びを行わなければなりません。

四次元BOXの時は、大体タイプライターも同じ部屋にあったので
インクリボンはBOXに入れて置けましたが、
今回はこのせいでインクリボンに必ずアイテム欄が一つ取られる感じです。

またいつ中ボスやハンターに会うか分からないので、
ハンドガン＋弾薬に加え、ショットガン＋弾薬orグレネードランチャー＋弾薬など、
アイテム欄が常に4つ武器分で埋まってる感じもあります…。

これに関連しますが、アイテム欄も相変わらず少ない。
二人いるからその分多く運べると思いがちですが、
上記の理由のせいで、意外とキーアイテムを持ち運べる数は少ないです。
回復アイテムも持つともう常にいっぱいの状態です。

そして3とベロニカで採用された最低難易度インクリボン無限は、
リメイク版1に続いて今回もありません。
イージーモードはリメイク版1と比べてかなり余裕がありました
（PS1のディレクターズ･カット版のビギナーモードくらい）が、
いつでもやめられるように無限はやはり欲しかったです。

あと、相変わらずのボスの弱さでしょうか。
今回はビリーも一緒にいるので、
二人で同時にマグナムとグレネードを打ち込んでるとあっと言う間に終わりますｗ

COMMENT

ザッピングシステムと四次元アイテムBOXの廃止以外は、
ベロニカまでとほとんど同じです。

最初から行ける場所で鍵などを見つけ、段々とMAPを塗りつぶして行き、
館を探索したら次は違う場所に行って…（研究所みたいな所など）という構成、
武器も中盤にグレネードランチャー入手、終盤にマグナム入手、みたいな。

ですからベロニカまでのバイオが好きなら、
やって面白いと思います。

しかしレベッカは災難ですね。
一晩中奇怪な化け物と戦い抜いた後、
洋館に行って再び同じような一夜を一睡もせずに過ごすはめになるとは、
「洋館事件」で一番大変だったのはクリスでもジルでもなくレベッカでしょう。
0は後付け設定とはいえ、可哀想ですｗ


プレイ環境：32型液晶HDTV　D2接続