安藤ケンサク レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/04/29 |
価格 | 4,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 検索ことばあそび / 1〜4人用 |
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GOOD!
・Googleの検索結果を利用するという斬新さと、それをゲーム化可能にした手法のすばらしさ
・ゲームなんて全然できないような人とも、かなり楽しくやれる希少なソフト
・操作性に一切不満が無く、使いやすい。ポイント機能をうまく使ってる
・テーマ曲が耳に残る
・吹き出しセリフ機能という斬新な機能が入っていて、一人でやっていてもまるで複数でやっているような感じや数人で対戦していても、もっとギャラリーがいるような感覚がある
面白いが毒のあるセリフもあり、人によってはきついかもしれない
アイディアとしては非常に面白い
・一人用でも、ケンサク階段といって、一人で検索数が多そうな単語をどんどん組み合わせていくゲームとか、他にも普通にプレイすれば色々な雑学、人の考え方、常識が分かって面白い
BAD/REQUEST
・追加問題の案をソフト側から送れるとすごく良かったと思う
・CMについて思うのは、複数の人でプレイしている映像と、もっと人の目を引くような問題を連発すればよかったと思う
COMMENT
このゲームを「Wiiウェア」で出せばよかったとか、値段が高すぎる(4800円)、検索数を比べるなら自分で簡単にできる、という人がいるが、それは見当違いだと思う
Wiiウェアでこのボリュームは無理だろう。解説や問題、ゲームの種類も非常に多いし、ボリュームもたっぷり、丁寧に作ってある
数人のGoogle社員がwiiファンであるが故に、大変時間を割いてくれた上、開発に3年間かかった作品であるので、さすがに3800円や、2800円を定価とすると、安くしすぎてると思う
検索数比較は自分でやれば無料でできるから不要という人がいるが、これがまったくの見当違い
開発者たちもそのくらいのことを知ってはいた
だが、それだとあまりに「何で!?」というような結果になることが多かったのだ
「車 維持費」よりも、「車 火事」のほうが検索結果数は全然多い
でも「車 火事」のほうが多いことにさほどの意味があるわけでもなく、これではつまらない
ただの「運ゲー」となる
そこで、「比べると面白い結果になるキーワード」を色々考えて持ってきたり、人に聞いたり、消したり、解説を丁寧に補充したり、Wii好きGoogle社員が特別にデータを用意してくれたり、と大変手間をかけて出来上がったのがこの作品なのだ
(たとえば「小学校時代に戻りたい」と、「中学校時代に戻りたい」はどっちが多いかとか、「高速道路」で人が検索するのは実は4月が一番多い、とか、何県民が一番そのワードを検索するのか、など)
「安藤ケンサク」という名前は覚えやすいのだが、いかんせん「人とやる面白さ」が分かりにくくて安くなったのかなと思う
嵐がプレイしたりしたら、一気に売れそうなソフトでもある
埋もれたままにするのは惜しい傑作なので、価格も2000円台がちらほら出てきた今、ぜひプレイしてほしい
特にマリオWiiなど、簡単なゲームしかできないような人たちにはオススメだ
一人用も病み付きになる面白さがある