Xenoblade(ゼノブレイド) レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/10 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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発売スケジュール
サイト情報
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GOOD!
■オリジナリティ
まず、巨神と機神の体が物語の舞台という世界観が面白い。
ストーリーは、過去のゼノシリーズのような難解な用語や表現をなるべく避けており、
王道で非常にわかりやすくなっている。また、イベント時の演出やカメラワークが秀逸で、
少年漫画やバトル物のアニメのような熱い展開を見せてくれる。
戦闘は、3人パーティのシームレスバトルを採用しており、基本的な攻撃はオートで行われる。
プレイヤーはただ見ているだけではなく、操作しているキャラクターの位置取りや
アーツと呼ばれる技を駆使して敵を倒していく。
また、未来視という少し先の危険を知らせてくれるシステムがあり、アーツを使用したり、
危険を仲間に教えることで回避することができる。
プレイヤーが操作するキャラクターは7人の中から自由に選べ、キャラクター毎に
能力が大きく異なるため、立ち回り方が変わって非常に面白い。
■音楽
本作の作曲家は光田康典、下村陽子、清田愛未、ACE+の面々。
光田康典、下村陽子はゲーム好きにとっては、今さら語る必要がないくらい有名だが、
本作では清田愛未、ACE+が特に良い曲を提供しており、テンションが上がる戦闘曲や、
気持ちが安らぐフィールド曲等、非常にバラエティに富んでいる。
また、フィールド曲は昼夜で変化するため、同じ場所でも印象が変わって良い。
個人的に特に気に入っている曲は以下の通り。
・光田康典
「Beyond the Sky」
・下村陽子
「戦闘!」、「引けない戦い」
・清田愛未
「回想」、「エルト海/夜」、「燐光の地ザトール/夜」
・ACE+
「敵との対峙」、「名を冠する者たち」、「機の律動」、「ガウル平原」
上記以外にもすばらしい曲がたくさんあり、サントラを購入してしまうほど
ハマってしまった。
■グラフィックス
wiiなので、他のハイデフ機と比べるとどうしても見劣りするが、
安易なプリレンダムービーに頼らず、全編を通してリアルタイムレンダリングで
描いているところは非常に評価できる。
また、装備品で見た目が変わり、イベント時にも反映されるので違和感がない。
しかも回想シーンでは、当時見につけていた装備品になっているという凝り様。
■熱中度
メインストーリーだけでなく、クエスト、コレペディア、キズナグラム、
プレイアワードといったやり込み要素が多くあり、相当長い時間遊べることができる。
また、ユニークモンスターやランドマークがかなり多く存在し、探索するのがとても楽しい。
敵を倒すだけでなく、クエストやランドマークを発見することでも経験値が得られるので、
メインストーリーを追うのを止め、いろんな場所を探索してしまう魅力がある。
■満足度
早く家に帰って続きをやりたいと思うほどハマってしまった。
今までかなり多くのゲームをやり込んで来たが、これだけ良質なRPGは久しぶり。
■快適さ
広大なフィールドがたくさんあるが、今まで発見したランドマークに瞬時に
ワープできるので、移動は非常に楽。
また、決まった時間帯にしか発生しないクエストや敵が存在するが、
条件を満たすまでじっと待つ必要はなく、メニューから時計を選択し、
好きな時間に瞬時に変更することができる。
さらに、ストーリーやクエストを進めるために行くべき場所が、
矢印やアイコンで示されているため、方向音痴の人でも迷うことはない。
ロードも全体的には快適。
■難易度
序盤から絶対に勝てないようなレベルの雑魚モンスターや
ユニークモンスターが徘徊しているので全滅することは多いが、
全滅してもペナルティ無しで最後に立ち寄った場所に戻るだけなので
難易度はそこまで高くない。
ただし、一度も全滅しないでクリアするといった縛りルールを自ら課した場合、
難易度はハネ上がると思う。
BAD/REQUEST
致命的といえるほどの欠点はないが、気になる点は多少ある。
・チュートリアルが充実しているのはとても良いのだが、
ゲーム序盤では、頻繁にチュートリアルが発生するため、多少煩わしく感じた。
とはいえ、あまりゲームをやらない人にとってはチュートリアルがないと不親切だし、
仕方ないのかなとも思う。
・メニューからアイテム画面等に遷移する際、若干のロードが発生する。
我慢できない程ではないが、頻繁に使用するメニュー周りでのロードは、
気になってしまう人がいるかもしれない。
・所持できるアイテムの上限数があまり多くないため、
ゲームを進めていくと頻繁にアイテムの整理をする必要がある。
また、全種類のアイテムを手元に残しておくことができないため、
アイテムコンプリートに喜びを感じる人は、少しツライかもしれない。
・セーブデータを3つしか作ることができないため、
お気に入りのイベント前のセーブデータを取っておくことができない。
・本作はレベル補正がかなり強く設定されており、
自分達よりずっと強い敵には攻撃がほぼ当たらなくなる。
また、自分達よりずっと弱い敵からは経験値がほとんどもらえない。
装備やアーツによって素早さや命中を上げれば、強い敵にも攻撃が当たるようになるし、
クエスト等からも経験値を得ることは可能なので、そこまで深刻な話ではない。
ただ、あまりゲームをやらない人が理解できるのかという意味では少し気になった。
COMMENT
プレイ環境:40型液晶テレビ、D端子接続、リモコン&ヌンチャク
とにかく探索することが楽しいRPG。
本当にこのゲームの世界に没入できる魅力があり、時間を忘れて楽しむことができた。
また、多くの人たちが安心して遊べるように配慮して作られていることが伝わってくる。
目立つバグもないし、かなりの良作。興味がある人にはぜひやってもらいたい。