HOSPITAL. 6人の医師 レビュー
発売元 | アトラス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/17 |
価格 | 6,980(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 医療ドラマ / 1〜2人用 |
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GOOD!
カドゥケウスシリーズは未体験だったので、リモコンとヌンチャクを医療器具に見立てた操作性は非常に斬新だった。メスや注射、ピンセットといった定番の道具からノコギリやドリルまで多彩な道具を扱いながらも、それらの使用方法が直感的に把握できるようになっているので戸惑うことなくプレイできる。任天堂以外のサード製のタイトルだと取って付けたようなリモコン操作を要求される事も多いが、本作はWiiのインターフェースをしっかり消化していて完成度は高い。
メインとなる登場人物は6人で、それぞれ外科医、救命医、整形外科医、内視鏡医、診断専門医、検視医となっている。外科、救命、整形外科、内視鏡はアクション、残りの2つはアドベンチャー形式となっていて、バリエーションは豊富。
アクション系はスピード、正確性、慎重さ、集中力を要求されるが、難易度選択が出来るので苦手な人でも安心できる。逆に、2週目以降は腕自慢のためのやり込み要素も用意されているので上級者でも簡単すぎるということはない。
アドベンチャー系、特に検視はシステムを流用して1本探偵ゲームが作れそうな凝りようで完成度は高い。まさか医療ゲームで暗号解読があるとは思わなかった。とはいえこちらも難易度は控えめなので、こういった系統が苦手でも特に詰まる事はないだろう。
ストーリーはそれぞれのチャプターで術前術後にデモが流れるようになっていて、比較的あっさりとした印象。とはいえ、例えば診断医シナリオで診断した患者を外科医シナリオでオペをするなど、それぞれリンクしていて演出は上手い。6人の全エピソードクリア後に解禁されるルートは、まさに「6人の医師」というサブタイトイルにふさわしい展開で、まるで映画を見ているような気分となる。
全体的にボリュームがあるわけではないが、短いというよりはコンパクトにまとまっていると言った方がより相応しい内容。声優も非常にマッチしていて、物語を盛り上げてくれる。
グラフィックは抜群に奇麗というわけではないが、コミックのコマ割のようになっていて、場面転換やキャラクターのアップ等の切り替えがスピーディー。立ち絵を動かしているだけである意味チープなのだが、そこを上手くアイディアでカバーできている。
BAD/REQUEST
基本的に操作性は良好なのだが、内視鏡だけは非常にめんどくさい。内壁に当たらないよう動かす必要があるのだが、曲がる事が難しいのでカーブしている箇所はよほど慎重に操作しても当たってしまう。前進はリモコンをつきだすのに対し、後退は十字キーで操作できるので、前進も十字キー対応にして欲しかった。
これは自分の理解力の問題のせいかもしれないが、一部明かされない伏線があったりとややもやっとした感じが残った。
COMMENT
決して大作ではないが、とても丁寧に作られた良作。スタッフの熱意が垣間見えるようで、完成度は高い。
良い所でも書いたように、サードのタイトルにしてはWiiの機能をフルに使ったWiiならではのタイトル。Wiiを買ったけどやりたいソフトが無いという人にこそおススメしたい。