戦国無双3 レビュー
発売元 | コーエー(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2009/12/03 |
価格 | 7,140(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | タクティカルアクション / 1〜2人用 クラコンPRO 対応 |
← 戦国無双3のTOPページへ戻る
スコアボード
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
-
ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
-
ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
三国4・戦国2・OROCHI1作目以降は猛将伝・エンパ含めてプレイ済み。
基本システムこそ大差はないが、練技ゲージの採用(影技・無双奥義皆伝の存在)は素晴らしいの一言。
コンボを稼ぐことで溜まり、コンボを稼ぐために使うという循環の発想がよく、ゲージを使えば使うほど使用後のゲージ回復も容易というのは新アクションを躊躇いなく使えるということにつながる。
撃破効果の採用もいい。
どうでもいい効果である場合もあるが、ここで得られる武器・防具は補正がかかっているので、1ステージ目のような簡単な条件でそれなりの武器が手に入れられる。
また、一転して後半のステージのものはキャラのレベルを上げ、武器・防具もそれなりのものを用意しなければ達成できないものが多く、単調なレベル上げになりがちなゲーム後半にやり込み要素を提供している。
3で新規参戦した武将は、戦国時代が好きな人物なら納得の人選だと思う。
個人的にはキャラ設定もほとんどが良好。イケメンが出たり、男同士の友情を描こうとしたりするだけで「女性ファンに媚びている」と批判するのは何か違うと思っているので。
これによってキャラ数も大幅に増え、できることが増した。全武将のユニーク武器をとり、一部の武将はレベルを最大にするという前作と同じ程度のやり込み具合だが、プレイ時間が100時間を越えた。
サウンドも、和の楽器の取り入れ方は全てのゲームの中でもかなり上位に来ると思う。いい意味で安定している。
また、ロードが気になったことは一度もない。使用コントローラーはクラコンPROだが、これを使ったときに操作性が気になったこともない。
BAD/REQUEST
武器の段階を廃止し、ノーマル・パワー・スピードと3種類用意したことそれ自体は悪くない。
実際、三國5のシステムは秀逸だと思った。
しかし、それはどの武器であっても最低限の性質を備えた上で、タイプの選択による利点が得られるというシステムだったからだ。
本作ではタイプによって利点だけでなく欠点までつくようになってしまったのがよくない。
そのせいで、攻撃速度減という致命的な欠点を抱えているパワー武器はほぼ死に武器。
攻撃速度が遅く、その点を補強したい武将に限ってレア武器がパワーになっている場合が多く、何のためのレア武器なのか分からない。
味方武将を体力制にするのもまぁ結構だが、無双武将・総大将にはそれなりの補正をつけてくれないときつい。本作では簡単に戦線が崩壊して、撃破数がしょぼくても即クリアを目指すか、時間をかけて崩壊した戦線の火消しに回るかの選択を何度も迫られる。
3作目になってそれなりの大物たちが揃ったのだから、ちゃんとそれぞれの見せ場を用意してほしい。
本能寺の変の裏方作業に徹した四国の雄、せっかく参戦したのに嫁と見せ場を分け合って中途半端になった九州の雄の2人は特に残念。
戦国史と村雨城は本当に要らない。その労力を最低でも前田・柴田・今川に無双演武をつけることに回すべきだった。
COMMENT
難易度を下げても味方武将の強さは変わらない(敵だけでなく味方も弱くなるので)が、プレイヤーキャラのレベルを上げれば殲滅力も向上し、味方にも余裕が出てくる。
技が全て揃うのとストーリーを1周クリアするのがほとんど同じタイミングということから考えても、1周目は厳しい状況が続くが2周目は難易度を1段階上げても1周目以上の楽しみが生まれるはず。
このことから、「ゲームは最初から面白くないと投げてしまう」という人にはちょっと向かない。また、シリーズ経験者でないなら、全キャラを1通りプレイするよりは、まず数人のキャラをやり込んで「最終的にはここまで達するんだ」ということをあらかじめ知っておく方が長く楽しめると思う。
できることは多く、多少の劣化点はあっても無双シリーズならではの爽快感や武将の魅せ方は健在なので、購入して損な作品では決してないだろう。