Xenoblade(ゼノブレイド) レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2010/06/10 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
← Xenoblade(ゼノブレイド)のTOPページへ戻る
スコアボード
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
-
ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
-
ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
・少年漫画系のストーリーと、スクエニにありがちな成長システム、海外RPGの箱庭系大型フィールドを組み合わせた基本構造。
こう聞くといいとこ取りしまくりのオリジナリティがないゲームみたいに感じますが、未来視ブレイク、転倒が戦略の鍵であること、途方も無い大きさのキズナグラム(町の人の相関図。クエストをこなすとどんどん開拓されていく)など、新要素もたくさんあり、それが文句なしに今までありがちだったシステムと融合してます。
・グラフィックス
景観や幻想的な光の加減などが見事なのと、造形物に製作者のクセが出ていて面白いなと思いました。
いちいちデザインが独特です。
・音楽
すでに散々既出ですが個人的にはそれなりにRPGやってきましたがその中でナンバー1です。
PVで聴けるのは主に戦闘方面ですが、ED曲、街、ダンジョン、イベント、すべてに良曲が勢ぞろいしています。ジャンルもハードロック、イージーリスニング、ヴァイオリン2台、ニューエイジ系などがありどれも粒ぞろい。
ピアノが有効活用されているので、ピアノ好きには特にたまらないゲームになるでしょう。
・ズバリこのゲームの本当に一番すごいところは「如何に飽きさせないか」にすべての要素が焦点を振り絞って全力ダッシュしているところにあると思います。本編クリアだけでものすごい時間がかかっているとの意見が多く、それでしり込みをしてしまうかもしれませんが、工夫のおかげでガツガツプレイできます。
まず、シナリオが面白いので、先が気になってきます。演出がそこらのアニメより凝っているので、見ていて飽きません。演出を担当した方はどなたなのでしょうか。ゲーム畑にはこのクオリティを出せる人はかなり稀でしょう。
それから目的地こっちですよ矢印は本当に便利!人によっては自分で探す楽しみを取りやがって、となるかもしれませんが、ご安心を。自分で開拓できる場所なんてうんざりするくらいあります。
音楽のよさもここに含まれます。それは上記で述べました。
起動して、損をすることがほぼないです。15分なら15分やっただけの収穫が必ずあります。ボスに負けただけでゲーム終わり、というと普通は進展ゼロですが、このゲームの場合キズナ値が増えたり途中経験値が発生したりしてるので、確実にやりこんでいることになります。
・膨大なやりこみ要素がありますが、それが上記のようにあきずにできる。熱中度と満足度は5点です。
・ロードは中の上くらい。ノータイムでサッといくところと、結構時間がかかるところがあります。
多少のロマンを削ってでも快適さに標準を合わせたであろう箇所がけっこうあります。
BAD/REQUEST
・基本的にこのゲームで見られる悪い点というのは、「何かを優先させた結果」なんだろうなあと想像できることが多いです。限られた条件の中で作るんですから当たり前ですが、こうして書くのが惜しくなるゲームというのがいいゲームの条件であることは確かだと思います。まあですがレビューなので書いていきたいと思います。
・やや時間がかかりすぎる。やりこみ要素は本当に恐ろしく多く、ぷちぷちつぶしていくのがちょっとしんどいです。裏ユニークモンスター、クエストなど、これでもかというボリューム。自分はすでにフルコンプを諦めていますww(できたとしても何年後かくらいです)もちろんいいことなのですがやりつくしたー!スッキリー!とはならないかも。もっとやりたくなっちゃうんですよね。不思議です。
・2週目をやる意味がひとつのおまけをのぞいてない。2週目にはレベルなどほとんどが引き継がれますが、敵はべつに強くならないので、消化試合になります。まあ、ひとつだけ2週目限定のおまけはあるんですが・・・たしかにあれはよかったけど・・・
・装備に関しては水着二種類以外にあまり変なものがなかった気がします。節度をもつのはいいことですが、せっかくなんですからもっと変な格好をしたかったです。
・基本的に上位の結晶が手に入るようにまったら、下位のものは不要どころかスペース圧迫して邪魔なだけです。こういう不親切さは新規作とはいえあまり感心できません。
・システム面にもう一工夫ほしかったです。いちいち細分化されすぎで、相乗効果感がなかったと思います。キズナコインとAP一緒でもよかったんじゃ・・・などとちょっと思ってしまいました。
COMMENT
・キャラクターのモデリングは言うほど悪く無いです。アングルによって気になったり気にならなかったりします。あと、なんだか脇役のほうが気合が入っている気がします。たびたび現れる謎の銀髪青年アルヴィースをなぜ公式ページにすら載せないのか・・・
・やはり空は飛びたかったです。というか、空をとぶという手を使わず、ここまで世界を表現できたのはすごいと思いますが。さらに空を飛んでいたらどうなってたんだろう。
・任天堂のホームページで製作過程が出ていたので読みましたが、最初2つの神の模型づくりから始まったと聞いて納得。
このゲーム、要するにでーーーっかいおもちゃ、という感じです。ですが正直僕はそういうゲームがそこまで好きじゃないんじゃないかと思うんで、それでもハマれた理由はやはりよい点にも書きましたが「如何に飽きさせないか」の工夫によるものなんじゃないでしょうか。あとはとても日本的。特撮っぽく、アニメっぽく、マンガっぽい雰囲気。総合されて独特の雰囲気だったというのもあるでしょう。10年に一度の名作と誰かが言っていましたが、なるほどなあと思いました。やらなきゃわからない何かが、このゲームにあるのは確かだと思います。BGMと戦闘シーンのリンク度合い、ステージ毎に違う印象をいだいていた自分を振り返ることなど、ゼルダのようにプレイしてはじめてわかるところがあると思います。