Xenoblade(ゼノブレイド) レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/10 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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GOOD!
※クラシックコントローラPROでプレイしました。
○キャラクター
主人公は一見ひょろい優男です。好みによっては、
最初のシーンだけで嫌悪感を持つ方もいらっしゃるでしょう(自分もそうでした)
でも、すぐに、シュルクという主人公が好きになれると思います。
嫌味なインテリキャラではなく、とても好感の持てる主人公です。
それには相棒ポジションのキャラの良さも大きく貢献しています。
他の仲間キャラたちもかなり良いです。
信頼し合って結束を固めて、明確な目的のために一緒に旅をします。
不幸な境遇でも不幸自慢はせずに前向きで、応援したくなります。
?英雄?と?勇者?はカッコイイの一言。
「ノポン族」というウサギとペンギンを混ぜたような種族が
人間と同じ位置で普通に共存しているのですが、
これが単なるマスコットで終わっていないのが素晴らしいです。
後述するクエストにもたくさん絡んできているのですが、
そのノポン族キャラたちの人生につい干渉したくなる仕様が見事です。
特に某所で出会う孤児のノポン族の男の子などは、全力で支援しました。
○クエスト
町には名前のついた町人がたくさんいて、彼らから依頼されクエストを受けます。
報酬を貰うための単なるお使い、と取る人もいると思いますが、
ゼノブレイドの世界に浸ってしまうと自然と彼らの人生に干渉したくなりました。
町の人々にもちゃんと思考や人生があり、「キズナ」で繋がっています。
私はやりこみには全く興味が無く、
「依頼モノはついで程度にやれば良い」と考えるタイプなのですが、
町で暮らす人々やノポン族たちから受ける依頼は楽しくてついやり進めました。
もちろん報酬も貰えるのですがそれ以上に「キズナ」を深めたくなります。
悩みなどは「この人のために解決してあげたい」と思えます。
町人キャラの「今」が気になって、しばらく立ち寄っていない町に行きたくなります。
そこで新たなクエストがありキズナに進展があると、とても嬉しい。
○イベントシーン
かなり迫力があります。キャラの動きや演出がとてもカッコよくて、
素晴らしいBGMも手伝って見入ってしまいます。
キャラクターの台詞も変にクサかったりせず、違和感もないです。
最初の未来視が起きた時は鳥肌が立ちました。
○音楽
文句なし、歴代RPGで最高と言っても大袈裟ではないです。
場面場面に合っていて、本当に素晴らしいです。
どの曲が良いかと思い浮かべると、あれもこれもとどんどん出てきます。
昼と夜でBGMが変わるのも最高でした。
某所では常に昼、某所では常に夜、に時間を合わせて探索していました。
(このゲームはいつでも自由に時間帯を変更できます)
○どこでもセーブ
親切です。
これのおかげで、強いモンスターにも強気で挑めます。
町の中だろうとダンジョン内だろうといつでもどこでもセーブできます(ほんの一部は除く)
ダンジョンの奥地でセーブしたら詰まないのか?という心配も無用です(下項目に続く)
○どこでもワープ
快適です。
ダンジョンの中だろうと何処だろうと、マップから選んだランドマーク(ワープポイント)
に一瞬でワープできます。(イベント中はできないこともありますが)
これのおかげで、広い広いフィールドのどこを探索していてもすぐ街に戻れます。
更にマップごとにランドマークが複数あるので、ピンポイントですぐ行けます。
探索してランドマークを自分で見つけた時は嬉しい(経験値ももらえる)
○戦闘
アクションが苦手で複雑なシステムも苦手ですが、すぐに覚えられました。
チュートリアルが充実しているので安心です。
フィールドやダンジョン探索中にそのまま戦闘が始まります。
モンスターを見つけるとLRボタンで戦闘モードにし、
開始ボタンで自分から仕掛けることができます(先に襲ってくる敵もいます)
戦闘中、戦闘終了時と仲間たちが常に声を掛け合っているので爽快感もかなりあると思います。
技もそれぞれに複数あり、ポイントを割り振って強化します。
主人公などは位置取りも大切で、気付いたら必死にマスターしようとしていました。
全員使いたい!と思えるほど皆に個性があって、良い意味で編成に困ります。
戦闘終了後、徐々にHPが回復するのも親切!(でも個人的には良し悪しです)
○全滅のペナルティほぼ無し
フィールドには主人公一行よりはるかにレベルの高いモンスターもいます。
探索中にやられても、最近立ち寄ったランドマークに戻されるだけです。
お金も減らないし、入手した経験値やアイテムもそのままです。親切!
○フィールド
広い!高い!美しい!
ここまで等身大の世界を走り回ることができるなんて、と感動しました。
今までお目にかかったことが無いです。
高い崖から地面に落ちたら全滅します(見えない壁がありません)
川も池も海も当然のように泳げます。
探索中に絶景の秘境を発見したら経験値が上がります。
リアルに冒険が疑似体験できるといった感じです。
グラフィックも、ただ背景やCGが綺麗だというものではなく、
ここのレビューで誰かが仰っていましたが「魅せ方が素晴らしい」ということですね。
神様の体の上という設定が新しくてびっくりしました。
わざわざ探索なんて面倒ではないか?と思う方もいると思います。
でも強制ではないのでストーリーだけをサクサク追う事も出来ます。
クエストのため、コレクションアイテム図鑑(報酬あり)を埋めるため、
どんな場所があるのかを自分の目で確かめたいがため、
遠くに見えるあの場所に行ってみたいがためにフィールドを走っていたら、
自然と探索しています。このバランスは秀逸。
全ての行動にちゃんと意味があり見返りがあります。
○ストーリーがかなり良い。続きが気になりすぎる。
○お金に困ることがあまり無い。
○仲間同士のキズナを深めると、決まった場所で「キズナトーク」が見られる。
○とある町の復興に協力できる。
BAD/REQUEST
△宿屋が無い!(武器、防具屋はあります)
戦闘後は勝手に体力が回復するので宿が要らないのは分かりますが。
宿屋に泊まってアイテム買ってさあ出発!というのが好きなので、
形だけでもあってほしかった。
△戦闘
キャラが常に何かしら喋っているので音楽が聞こえづらい時がある。
巨大なモンスター相手だと何が何だかわからなくなる時がある。
△クエスト
クエストの住人がいる時間帯や場所が決まっているので、
全員分を把握するのはほぼ不可能でいちいち探すのがちょっと面倒。
でも調べてでも会いに行きたくなる仕様で、私は大丈夫でした。
△キズナトーク
キャラ同士のイベントなのにボイスがないのが残念。
△装備がイベント反映なのにちょっとゴツかったり変だったり…
△入手確率の低すぎるアイテムがある。
△ある町がもの凄い広さの割にワープポイントが少ない。
△イベントが進むと某所に行けなくなる!!
△ロードは、入る場合も基本短いですが、たまに気になったりします。
どれも贅沢な注文ばかりです。
COMMENT
キャラクターに嫌味が無く本当に全員好きですが、
一番気に入ったのがリキ(ノポン族)だったので
ちょっと人間的には物足りなかったかな?と。(個人的にはです)
でもキャラクターがそれぞれシッカリしていて、イベントにはのめり込みます。
脇のおじいちゃんキャラでさえカッコイイ!!
ネタバレになるので詳しく書けませんが
序盤に主人公と相棒の二人で旅をしている際、
もし相棒を失ったら…と考えた時の孤独感、不安感が半端じゃなかったです。
そういうリアルな感覚で冒険ができたのが嬉しいです。
最初からずっと熱中しっぱなしです。
あと最後の段階が残ってますが、寄り道しまくってます。既に大満足!
RPGファンならやらないと損だとさえ思えます。
こういうRPGが増えてほしいです。切実に。