三國志11 with パワーアップキット レビュー
発売元 | コーエー(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2007/03/21 |
価格 | 10,290(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 歴史シミュレーション / 1人用 ヌンチャク、クラコン 対応 |
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GOOD!
武将が特技を持ったことで、弱小武将でも戦場に連れていく意義が大きく上がりました。
種類が非常に多いためなかなか代用が効かず、以前よりは疎かにされる武将も減りました。
また、強力な武将は強力な特技を持っているのですが、それによって各武将の戦い方に独自性が出ていました。
能力育成によって一部とはいえ強力な特技が自分の好きな武将につけられるのというのもよいと思います。また、1人か2人程度という限定はつきますが、ステータスを90近くまで引き上げ、適性を全てA以上にするということも可能です。
ここまでは武将の個性化についてですが、技巧研究によって勢力の個性を出すこともできるようになりました。同じような勢力でも槍を伸ばすか戟を伸ばすか、攻城兵器を伸ばすか防衛施設を伸ばすかといった点で拘りを持つことができます。また、勢力によってはゲームスタート時点で技巧を研究済みだということもあり、勢力の方向性がおぼろげに見えるということもあります。
シナリオは多数、勢力も多数です。たとえ同じように見える勢力でも自軍の武将や周りの状況が違うだけでプレイは全く違うものになります。1度に何周もするといったタイプのゲームではないですが、「久しぶりにこのゲームで遊びたい」と思ったときに、今までと同じシナリオや勢力を遊ばなければならないといったマンネリには陥ることはありません。
戦闘については防衛施設を自らの任意の位置に設置できるようになったこと、戦法や計略をコマンドで任意に発動できるようになったことで、戦を自分の思い通りに行えるようになりました。
最後にPKにはつきものの編集機能があります。三国志にこだわりのある人は能力・特技だけでなく性格や寿命まで弄ることができます。また、プレイ中でも武将・拠点・部隊といった様々な事柄が編集できるので、慣れないうちは自分を救うこともできますし、上級者は敵軍に肩入れして難易度を上げるということもできます。
BAD/REQUEST
CPUの頭が悪いです。槍兵C・戟兵C・騎兵Cでも平気で攻めてきたりするのですが、ちょっと組み合わせを調節するだけでA・A・Bくらいにはなるはずのメンバーだったりします。また、せっかく能力研究で出たレア特技も、例えば知力が並み程度の武将に計略系のものをつけてきます。どういった基準があるのか全く分かりません。
また、CPU同士はなかなか戦を始めず、隣接勢力は基本的にプレイヤーを狙ってきます。そのため、序盤はひたすら自領にたてこもる日々が続きます。様々な勢力が様々な場所で戦をし、そこにプレイヤーも混ざっていくというようなプレイをしてみたいと昔から思っているのですが…。
また、上述のようなCPUの頭の悪さを補うためかCPUを物量で優遇し、プレイヤーを集中攻撃させているのでしょうが、これがハンデとなるのは序盤までです。前記のようにプレイヤーの拡大の方がはるかに速いので、物量でも相手と同等以上に立ってしまえば一気に難易度が下がります。
こういった様々な事情によって、2・3回天下を統一した後は、大陸半分も統一してしまえばそれだけでゴールが見えてしまい、続ける気を失います。強力な武将の登用を制限したり編集で敵を強くしたりすることで難易度については維持することもできますが、基本的にやることは同じという欠点もあり、慣れてしまえば天下統一のメリットはただ達成感だけになります。
COMMENT
シリーズは3・4・5・9をプレイ済みです。
一度に長々と遊ぶタイプのゲームではありませんが、買ってから2年、三国志関連のものに触れて「ちょっとこの武将を活躍させてみたい」と思ったときなどに細々と遊んでいます。従来の作品以上に自分の思い通りの戦ができるのも「武将を活躍させたい」という点では大きいです。