イケニエノヨル レビュー
発売元 | マーベラスエンターテイメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/03/24 |
価格 | 6,090(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 呪いのゲーム / 1〜2人用 |
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GOOD!
このゲームには、6人の登場人物がおり、そのうちの1人がプレイヤーという扱いになっている。
基本的にはその5人とプレイヤーは面識が無く、5人が失踪した屋敷に後日プレイヤーが訪れ5人の体験を追体験し真相を究明するという一風変わったホラーゲームである。
面白そうな雰囲気を漂わせているのだが、評価できる点といえば…
・チャプター毎のクリアなので短時間区切りで遊ぶ事ができる
・登場人物名(NOTプレイヤー名)を変更できる
その為、友人同士で登場人物を友人名にすることでワイワイと楽しむ事ができる
・死に覚え前提なので比較的復活ポイントが細かく区切られている
・ホラーにしては珍しく2人プレイ可なので2コンで協力したり邪魔したりと遊ぶことができる
・「なんでだよ(笑)」といった展開にツッコム楽しみ方はできる
BAD/REQUEST
・操作性
1、画面外にポインタが外れると画面端にポインタがくっつく、戻すのにタイムラグが発生
2、Aボタンで扉をあける、調べる、懐中電灯のON,OFF、メッセージ送り、とAボタンの割り当てが非常に多く誤動作が発生する
3、主観視点での操作なのに平行移動が無い
4、走り方がおかしい、あちこち引っ掛かる、視点移動に癖がある等、移動全般に気になる点あり
5、Bボタン連打はコントローラーの形状を考えたら有り得ない
・演出
1、サブタイトルに意味が含まれておらず、現象や場面を。「もしそこに愛がなかったら」というサブタイトルは本当に残念、プレイヤーが干渉しない本来の結末がこちらのチャプターなのでこのサブタイトルは逆である
2、プレイヤーキャラの行動によるIFストーリーであるのに登場人物が記憶を継承する。「君がそのセリフを言えるのは何故?」「というかプレイヤーは?」という疑問がどうしても出てくるがその説明はされない
3、言わせたいセリフ、みせたい場面が先にあって、それを強引に繋ぎ合わせたような展開が続く。「そこで君がそのセリフを言うのは何故?」「ある登場人物はどうなったの?」「プレイヤーはどうなったの?」という疑問がどうしても出てくるがその説明はされない。また歯の浮くような展開、その展開はおかしいのでは?という様な場面が散見される
4、世界観の説明不足が非常に大きく、プレイヤーがおいてけぼりになってしまう。「ここは何?」「なんでこんな作りになっているの?」という疑問すら抱かせない出来映えはある意味で傑作なのかもしれない
・マップ
1、キングスフィールド2の灯台のようなマップや洞窟があったり洞窟の先に唐突に板張りの部屋があったり、ロープーウェイへの道には丸太の橋がいくつもあったり、道の両側が切り立った断崖など、マップ構成に違和感を常に感じる。舞台が日本の山中や家屋であるはず
2、狭い、狭すぎる。家の通路や山道がヒト一人分の幅しかない。ドラクエ1のダンジョンをグラフィックをリアルにして主観視点でやっているような違和感
・難易度
死に覚えゲーであるが、『初見殺しのみ』なので難易度は非常に低い。初見殺しばかりで興ざめである
・グラフィック
DSのナナシノゲエムのグラフィックを少し改善したような出来映え
・サウンド
謎解きが1箇所あるけれど、謎を解いた時のサウンドが世界観とかけ離れており非常に浮いて聞こえる
COMMENT
個人的に、最初から最後まで作業を感じさせられる作品であったように思います。
確かに怖いというのもありますが…ホラーゲームであるのに死に覚えゲーなので、得体の知れない何かに襲われる恐怖というより死んでもう一度やり直す恐怖という怖さではないでしょうか。
また、出現する敵はナナシノゲエムそっくりであるし、音楽や効果音も非常に似ています。あちらをやった事のある方はあちらこちらでデジャヴに襲われてしまうのではないでしょうか。
2週目の縛りも作業間を増加させるだけの代物で、ユーザーに楽しんでもらおうという目的で作られたゲームとは思えません。
購入した意地で1週目はクリアしましたが私は全く楽しめませんでした。