LA-MULANA(ラ・ムラーナ) レビュー
発売元 | アスタリズム(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/06/21 |
価格 | 1,200(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazon最新Wiiランキング 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 【Wii Ware】 遺跡探検考古学アクションゲーム / 1人用 |
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GOOD!
「遺跡探索アクション」と書くとよくありそうなゲームですが、普通のゲームとはひと味もふた味も違います。
・気合いの入ったグラフィック
背景はドット絵ですが異常なほど描き込まれています。巨大な柱、謎の壁画、隙間なく積まれた石材など、神秘の古代遺跡の雰囲気がこれでもかとあふれています。さらに、フィールド毎に異なる意匠で描かれているので新しいフィールドに着くたびにワクワクしてきます。また、それらが無意味に描き込まれている訳ではなく、ゲームの謎解き的にも設定的にも意味のあるものとなっているのもすばらしいです。ハイエンド機のゲームでもここまで感心させられたものは少ないです。
敵キャラもよく描き込まれていて、各々の動きのパターン自体は少なめですがぬるぬる動きます。
・高レベルな音楽
フィールド毎に背景の意匠が異なるのは先の通りですが、音楽も探索時、ボス戦時ともにフィールド毎に異なります。結構な数のフィールドがあるので一つくらいハズレがあってもよさそうなものですが、全てハズレなく、かつ各フィールドの印象にぴったりマッチしたもので、ノリノリで探検できます。文句なしの5点です。
・ありそうでなかったオリジナリティ
主人公のルミエーザ博士のアクション自体はシンプルそのものですが、博士の持つパソコンでソフトを起動して冒険の手助けをするというシステムが斬新です。硬派なアクションや気合いの入ったグラフィックに反してユーモアあふれるキャラ達が多いのも印象的でした。
・このゲームのメインである遺跡の謎解きですが、非常に難易度が高いです。序盤こそなんとか攻略サイトを見ずに進められましたが、後半は一つ進む→詰まる→攻略サイト見るの繰り返しでした。しかし、決して理不尽なものばかりというわけではなく、解くヒントはよく見るとちゃんとどこかにあります。適当にやって解ける謎は殆どなく、解けば「なるほど!」と思えるようになっているのが好印象でした。また、攻略の自由度も高く、詰まった所は後回しにして別のフィールドを進める事ができるのもよかったです。
BAD/REQUEST
ゲーム進行が不可能になる可能性があるバグがあるのが非常に残念な点です。しかもかなりの終盤で起きるので、もしハマッてしまったら精神的なダメージは大きいです。公式でバグ情報が載っているので事前に参照しておくべきですが、多少ネタバレになってしまうのも残念です。ただし、7月後半には修正されるとのことですし、注意していれば回避は簡単なので評価には含めていません。
ゲーム進行に直接影響はしないものの、二度とやり直しできない謎解きがいくつかあります。個人的には非常に緊張感があっていいと思いますが、救済要素が欲しいと思う人もいるでしょう。それに関連して、ソフトリセットがないので謎解きに失敗してやり直したい時にはいちいちHOMEボタンからリセットを選ばなくてはいけないのが少し気になりました。
COMMENT
Wiiウェアとしては高い部類なので、始める前はちょっと足踏みしてしまいましたが、このボリューム、クオリティで1200円は安いです。値段の安さも手伝って非常に満足しています。アクションが好きな人、古代遺跡にロマンを感じる人、ちょっとでも気になった人は買って損はしないと思います。
悪い点であげたバグ以外の注意点として、自由度が高いゆえに、進め方によっては仕様上ハマッてしまう(=最初からやりなおし)事もあるようです。普通はそんな進め方はしないのでバグ以外でまずハマる人は居ないと思いますが、これから始める人は最初のフィールドの宝箱は全部開けてから次以降のフィールドに進むようにした方がいいと思います。