Xenoblade(ゼノブレイド) レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/10 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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GOOD!
☆なんといってもその広大なフィールド。どこまでも歩いていけるそのだだっ広さは素晴らしい。また単純にだだっ広いだけではなく、高低差が非常に激しい。飛び降り自殺の名所がいくつもある。クリア後も「こんなルートがあったのか!」と新たな発見がある事だろう。フィールドを歩いているだけで楽しくなって来るのは初めての経験だ。
「歩いていたら夜になり、いきなり幻想的な風景が目の前に現れた」
「広い場所を散策していたら見上げるくらいにデカイモンスターと出くわし、一発で葬られた」
「なんとなく崖から飛び降りたら下は湖であり、予想だにしない近道が出来た」
・・・等々、別に作られたイベントシーンでも無いのにこんなドラマチックな冒険が待っている。
☆BGM。ACE+という方々が手掛けたBGMはいずれも名曲ばかり。「名を冠する者達」「ガウル平原」「機の律動」の三つのBGMは特におすすめである。サントラが欲しくなる事請け合い。
☆バトル。MMORPGの戦闘をよりスピーディにしたようなものと言えば理解しやすいだろうか。キャラクターが七人いるのだがそれぞれに強みがあり、お荷物キャラクターが存在しない。それぞれ独自の立ち回りがあり、人によって誰が使いやすいかなどが分かれる事だろう。
1人、回復専門のキャラがいるのだが彼女が所謂「初心者救済キャラ」であり、彼女を入れれば基本どんな状況でも対応出来るのが敷居を低く出来ていていい感じ。彼女を入れなくても回復手段を持つキャラは多く、頼らなくても全然クリア出来る。
装備品に「ジェム」と言われる装飾品を取り付ける事が出来、キャラクターを強くしていく事が出来るのだがこれが非常に個性的である。
「魔法攻撃で異常な火力を叩きだすキャラ」
「相手が攻撃するとそのダメージを自動で返すキャラ」
「通常攻撃速度が速すぎて常に武器をブンブンするキャラ」
「素っ裸だけどなんか相手の攻撃に当たらないキャラ」
・・・以下、キャラクターの強化例である。アイデア次第で色んなキャラが作れてしまうのだ。
☆ストーリー。ゼノシリーズらしい鬱展開はあるものの、基本的に「アツい」展開を多く含めた分かりやすいストーリーである。イベントシーンの見せ方が非常に上手く、次が気になってずんずん進めていきたくなる魅力がある。主人公達七人それぞれに見せ場があり、空気キャラも居ない。某大作RPGのような「製作者のおしつけ」みたいな専門用語の連発、唐突なかっこいい(笑)セリフなどの事も無く、すんなり物語に入っていけるだろう。
☆やり込み要素。ある意味ここが一番評価される点かもしれない。民衆からの頼まれごと、滅びた町の復興、ユニークモンスター狩り、図鑑コレクト・・・ありとあらゆる要素が詰め込んである。「クリアまでにプレイ時間がカンストしてしまった」とは、このゲームでは日常茶飯事。穏やかじゃないゲームですね。
BAD/REQUEST
☆メニュー画面の扱い辛さ。アイテムの所持数に限りがあり、しかもシステム上物凄く頻繁にアイテムが手に入ってしまう。そのため定期的にアイテム整理をしなければならず、少々めんどくさい。
武器、防具の性能もイマイチ分かり辛い上に先ほど上げた「ジェム」の取り外しもかなり面倒。そのカスタマイズ要素の豊富さと、メニュー画面の使いやすさが全く比例していないといった印象。
☆クエスト。町の人の頼みごとを解決していく、といった要素なのだがこれが少々作業感がある。所謂「お使い」要素が強い。これは人によって好みが分かれる所ではあるが、筆者は少々面倒だと思った。これをやらなければ強いモンスターや強い武器などが手に入らない、といった事態に陥るのでメインストーリーにがっつくのではなく、これを並行して進めていく事を強く推奨する。まあ、これを進めずにやってもクリアに支障が出るわけでは無く、充分に強い武器、防具が手に入るので良いのだが。
COMMENT
総プレイ時間はおそらく100時間超え(ゲーム内でのカウントが99:99で止まる為正確な時間は判断出来ず)、クラシックコントローラー、D端子ケーブル使用。
wiiのRPG、いや、PS3などの他ハードを含めても次世代機ではこのRPGが一番完成度が高いのではないだろうか?とにかく「RPG」の面白さをギュっと詰め込んだ大作中の大作である。
このゲームを人に進めると大概「今更wiiはちょっと」「PS3でなら買う」などといった意見が来るのだが、その判断は大いに間違っている。ハードを買ってでもやる価値のあるゲームだと筆者は思う。とにかく、何も考えずにまずは手にとって遊んで欲しい。面白さは折り紙つきである。