ゼルダの伝説 スカイウォードソード レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011/11/23 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションアドベンチャー / 1人用 |
← ゼルダの伝説 スカイウォードソードのTOPページへ戻る
スコアボード
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
-
ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
-
ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
○オリジナリティ 5点
リモコンを振った方向に画面内のリンクが剣を振るという仕様、また斬る方向がバトルにも攻略にも密接に絡んでくるということなど、リモコンを剣に見立てて……というゲームはこれまでもあったと思いますが、ここまで徹底して作り込んでいるものは私の知る限り例がなかったと思います。オリジナリティには5点をつけさせていただきます。
○グラフィック 4点
PS3やXBOX360と比べると粗いは粗いですが、水彩画のような淡いタッチで描かれた世界は十分に美しく、リアルすぎない方向で作品とマッチしていると思います。4点とさせていただきます。
○音楽 4点
シリーズ通しての名曲がアレンジされて使用されていたり、断片を集めてようやく完成したメロディがゼルダをプレイしたことのある人だったらほぼ間違いなく聞いたことがあるだろう「あの曲」だったりと、過去作品の名曲をうまく取り入れて使用しています。4点をつけさせていただきます。
○満足感 4点
ダンジョン数は時のオカリナなどと比べると減っていますが、ストーリーのボリュームは結構なもので、サブイベントなども含めるとかなりの時間遊べると思います。満足感は4点をつけさせていただきます。
その他のGOOD
・以前にクリアしたダンジョンで手に入れたアイテムを、その後のダンジョンでも使う機会がある(使い捨てでない)
・ストーリーが良い(最初から最後まで「ゼルダを助ける」という目的で一貫していること、また主人公だけでなくきちんとプレイヤーも「ゼルダを助けたい」と思えるようにシナリオが作られていること)
・サブキャラクターの「バド」が良い(最初は序盤のかませ犬、単なる嫌な奴のポジションだったが、次第に成長して頼れる友人になっていく)
BAD/REQUEST
○快適さ 3点
いくつかの仕様でプレイする上での快適さが損なわれています。
・昆虫や敵の落とす宝など、拾った最初の一回だけ「○○を手に入れた!」という説明が入るのですが、プレイを一時中断して再開するたびにまたいちいち説明が入るようになります。おかげで同じ説明を何度見させられたか……。なんでこんな仕様にしたのか意味がわかりません。
・敵の攻撃を防御するのに盾が必要だが、防御するたびにゲージが減り、ゼロになると壊れてしまうという仕様。おかげで「初見の敵だからまずは防御を固めて様子を見よう」などという慎重な作戦を立てるより、「とにかく滅多斬りで攻めてみよう」という単純な戦略になりがち。壊れない盾も一応ありますが、手に入るのは本当に終盤。
・アイテムを持ち歩ける量の上限が設定されたこと。盾ゲージもそうだが、今までのシリーズで特に制限なしにやれていたことに制限をつけてしまうのはどうかと思う。
・うっかりスカイロフトから転落してしまう度に助けてくれた先輩騎士との「騎士学校で何を学んできたんだ?」という会話が入る。それだったらダメージ食らって即再開のほうがまだマシ。
○難度 2点(普通)
一応BADに書いてしまいますが、今作はゼルダシリーズの中でも特にアクション色が強いです。アクションが苦手な人は注意が必要かもしれません。
謎解きに関しては、多少詰まる箇所はあるかもしれませんが、特にイジワルなものはなかったと思います。
その他のBAD
・今回の冒険のパートナーである「ファイ」に愛着がもちにくい。感情のない機械的な喋り方と性格が最後まで続き、リンクに対する態度も初期から終盤までぴくりとも変化しません。それで最後だけあんなこと言われても特に感慨が湧くはずもなく……。せめてリンクの成長に合わせて次第に人間らしさが出てくるとか、身を呈してリンクを助けるとか、そんな場面があれば違ったのかもしれないと思った。個人的には時オカのナビィから始まりムジュラのチャットやトワプリのミドナなど、歴代のパートナーキャラの中でダントツに愛着が持てないキャラだった(別に嫌いというわけではないが……)。
・なんでもかんでもリモコンの傾きで操作させすぎ。
・大空を鳥で移動するときはミニマップ、最低でも東西南北どっちの方向に向かって飛んでいるのかを示すコンパスくらいは欲しかった。
・同じダンジョンにまた入らなければならないときがあったり、明らかにわざと遠回りをさせられたりするところがある(水増しというわけではないのだろうが……)
COMMENT
今作の良いところを挙げろと言われたらまずストーリー、次が音楽でしょうか。
サブキャラクターのバドは本当にいい味を出しています。ファイよりもバドを相棒にして冒険したかったと思うくらいです(ゼルダを助けるという目的も一緒ですし……)。チンクルみたいにバドを主人公にしたゲームが出たら買ってしまうかもしれません。
横斬りはOKで斜め斬りだと防がれてしまうなど、結構正確なリモコン捌きを要求されるので思い通りに動いてくれない場合はイラつくこともあったりしましたが、逆に思ったとおりに動いて決まってくれたときは爽快です。
BADにも色々書いてしまいましたがどれも些細なことなので、人によっては気にならないものばかりだと思います。
年末は他にも大作が多く発売しますが、時間に余裕がある人は是非本作をプレイしてみてほしいと思います。
25周年記念パック同梱のモーションプラスのリモコンを使用