Wii mk2 :: 星のカービィ Wii レビュー

星のカービィ Wii レビュー

発売元	任天堂（オフィシャルサイト）
発売日	2011/10/27
価格	5,800（税込）
レーティング	A / 全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	【 Amazonレビューも参考にどうぞ】
タギングトップ3
タイトル概要	アクション / 1〜4人用

オリジナリティ	グラフィックス	音楽	熱中度	満足感	快適さ	難易度
3pt	3pt	3pt	3pt	2pt	2pt	3pt

総合点
52pt

GOOD!

　据え置き機だけあってグラフィックやエフェクトは携帯機シリーズよりも上。カービィの世界観や雰囲気を十分に堪能できます。また、スーパーデラックスからの能力のみならず、夢の泉からの能力にもコマンド技が追加されていて非常に新鮮にプレイすることができました。

BAD/REQUEST

　ライト層・ヘビー層両方を取り込もうとしていてゲーム性がかなり微妙。ステージ毎の隠しアイテムはほとんどが非常に分かりやすいところに設置されていて、初見プレイですらストレートコンプしない方が稀。ステージ構造自体もかなり単純。ライトユーザーにはこの程度で十分なんでしょうが、既存ファンからすると謎解きで試行錯誤する楽しみが皆無でかなりガッカリ。
　その一方で、おまけゲームのチャレンジステージは最高ランク獲得のためにはわずかなミスも許さないという鬼のような難易度。おそらくヘビー向けにあのような難易度設定にしたんでしょうが、Wiiリモコンのお世辞にも快適とは言えない操作性であんなものをやらされたところで手応えよりも溜まるストレスの方がはるかに上。謎解きを難しく操作を易しくすればいいのに。
さらに、終盤のボス戦も明らかにマルチプレイ前提の難易度になっていてかなりゲンナリさせられました。

その他
・マルチプレイでないとデデデなどの他キャラが出現しない。マルチプレイありきのシステムに愕然。
・ガードがAボタンに割り振られているのが全く持って意味不明。裏面のBボタンにすれば指を離すことなく発動できるのに。
・目新しい要素がほとんどなく、ほとんどは旧来のカービィシリーズの使い回し。スーパー能力も隠しエリアに突入するためのその場限りの手段でしかなく、すぐ飽きてしまう。