パンドラの塔 君のもとへ帰るまで レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/05/26 |
価格 | 6,800(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションRPG / 1人用 |
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GOOD!
【音楽】
このゲームを手に取った最大の理由。クラシック音楽をアレンジしたりメインテーマに据えるのは洋画では常套手段ですが,ビデオゲームで正面から扱ったのは本作で初めて目にしました(無知ですみません)。しかも大好きなF・リストの「愛の夢第3番」が違和感なくアレンジされたオーケストラ調のラスボス曲。鳥肌ものです。音楽の種類はは比較的少なく,印象に残ったのはオープニング(こちらはもしやヴェルディのレクイエムの一節のアレンジでしょうか?)と各ボス曲,ダンジョン曲のみですが,どれも雰囲気に最高に合っていました。
【オリジナリティ】
固定カメラがどうかなぁー,という印象は拭えませんでしたが,次世代機が次々と高難度で独創的なアクション性を競い合う中,往年のSFC黄金期に育ったオジサンにもやさしいアクション・謎解きでした。さして斬新というわけでは無いですが,鎖一本で出来るギミックは逆に安心感がありました。
世界観や作品そのもののテーマは非常に良いと思います。特に0号誕生からSエンドへのつながりは,私的にはシンプルでじんとくる話でした。
一方,掘り下げが浅く不満な点やチグハグな点(パンドラの箱とヴァルハラを同じゲームで同時言及するかなぁ?という感じなど)もありましたが。
BAD/REQUEST
【作業感】
13本の塔は正直多すぎる,と思う。ボリュームが膨大というわけでなくむしろ昨今のRPGに比べるとやや抑え目くらいなのですが,序盤の5本の塔をコピーした塔が後半次々と登場し,かつギミックも同じ。正直作業感というか水増し感が拭えませんでした。
【ボスのパターン】
ボス(主)は倒し方そのものはそれほど見つけるのは難しくないのですが,うざいトラップ攻撃を二重三重に仕掛けてくるため,強いという印象より相手によっては理不尽な印象を強く受けます。体力が減少すると本気モードになるものの,攻撃パターンも変わりばえせず,うざいトラップが更にうざくなるだけという感じ。せっかく水のステージがあったのだから,魚タイプの主なども欲しかった。
【世界観・テーマ】
塔の探索と少女との愛の育成の2本立てゲームというコンセプトが明白なため,本来の世界観の掘り下げが甘く,塔でしばらく遊んだらセレスのご機嫌取りに帰る,というマンネリパターンに繋がってしまいがちでした。事前に聞いてはいたものの,セレスとの会話やイベントは完全にギャルゲーそのもので,塔の探索とのチグハグ感が大きかったと感じます。
COMMENT
リモコンヌンチャク,液晶20型にてプレイ。プレイ時間40時間強。
ゲームバランスは大変いいと感じました。一周目で自分は3回ほど獣化(最後の一回は体液ヌルヌルお掃除モード・・)させちゃいましたが,怒涛の会話&貢ぎ物攻撃で,最後の塔前に9段階目(ほとんどマックスでした)の親密度まで行けました。
リストの名曲が最高にマッチしたシナリオでした。ゼノブレイドや3Dゼルダ(SS除く)と比較するのはさすがに厳しいですが,それでもちょっとした時間に出来る,十分に満足できる国産アクションRPGという感じです。Wiiを持っていて時間があるなら是非プレイしてみてはいかがでしょうか。