ゼノブレイドクロス レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015/04/29 |
価格 | 7,700(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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GOOD!
■オリジナリティ
戦闘システム自体はゼノブレイドのものを若干変化させた形で、
オープンワールド要素などは特別目新しい所は有りません。
が、一つ一つが非常に丁寧に作られており、
結果的に新鮮な気持ちで遊べるものになっていると思います。
とにかく広大な世界が丁寧に作りこまれており、
「世界を冒険し、発見する」という楽しさがたっぷり詰まっています。
■グラフィックス
フィールドがどこも非常に美しく、そのおかげで移動しているだけで楽しいです。
ドール(ロボット)やモンスターのグラフィックもすごく丁寧に作られていて素晴らしい。
本当なら5点を上げたいところですが、キャラクタのモデリングが酷いので、マイナス1点。
■音楽
かなり特徴的なので好みは分かれそうですが、個人的には最高です。
特にオーバード戦の音楽が凄く良い。
私が作曲担当の人のファンという事も有るかもしれませんが、個人的には文句なしの5点!
■熱中度
とりあえずクリアするのに60時間ほどかかりましたが、飽きずに遊ぶことが出来ました。
久々に日本のRPGで熱中して最後まで遊べました。
ただ、後述のBADの項目で挙げますが、やる気をそがれる点も多いです。
■満足度
多岐にわたる作りこまれたシステム、素晴らしい世界観、多量のやりこみ要素、
期待以上に満足できました。
日本のメーカーでもここまでのクオリティのオープンワールドゲームを作れるんだと感動。
■快適さ
ゲームパッドを活用したUI、充実したファストトラベルなど非常に快適です。
非常に多くのシステムが存在しているゲームなのですが、上手くまとまっていると思います。
また、ドールの機動性は勿論、徒歩でも移動速度が早くジャンプ力もあるので、
ありがちな「ちょっとジャンプすれば向こう側にいけるのに!」というストレスも有りません。
■難易度
正直、最近のぬるめのゲームに慣れている人には厳しいと思います。
かなりのコアゲーマー向けのゲームでしょう。
自力で頑張るだけでなく、友人やネットでの情報交換が重要。
BAD/REQUEST
■収集クエストが面倒くさすぎる
ドロップ情報がほぼノーヒントなので、とてもじゃないですが自力でやる気は起きません。
ネットを介したレポート機能も有りますが、正直機能しているとは言いがたいです。
オフラインでプレイしている人であれば更に難易度が上がってしまう。
私はほとんどネットで検索して対処してしまいました。
■キズナクエストをキャンセルできない
一部難易度の高い条件があり、詰む事こそ無いものの、かなりの労力を要するクエストが有りました。
キャンセルできないのでなんとかクリアするしか無く、かなりストレスを感じました。
■ドール入手時期が遅く、フライトパックの入手時期が早い
正直言って、ドールを手に入れるまでは結構苦痛です。
その分ドールを手入れた時の世界が広がる感覚は爽快なのですが、
もうちょっと早くても良かったと思います。
また、その割に空を飛べるようになるフライトパックはその後直ぐに手に入ります。
そのせいで後半の大陸はじっくり見て回るようなこともなく、
ポイント間を飛び回るだけで記憶に残りませんでした。
とは言えフライトパック入手前の状態では後半の大陸は敵が強く移動が困難ですし、
この辺りもっとバランスを取って欲しかったところです。
■ドールと装備品が高すぎ、ドロップ品も情報が無さ過ぎ
上位ドールが高すぎます。普通にプレイしていたらまず手に入らないレベルです。
装備品までショップで揃えようと思うと、かなりの労力が必要になります。
また、世界が広大でモンスターの種類が非常に多いので、
情報なしでプレイしているとドロップで良い装備品を揃えるのも難しいです。
オープンワールド化による情報量の増大と、それを上手く活用するバランスが取れていない印象。
まぁ、今の時代ネットで情報交換すれば良いのですが・・・。
■ストーリー展開が不満
元々、前作同様にちゃんとした主人公がいる前提で作っていた所を、
途中でアバター方式に変更したそうです。
そのせいか全体的にダイジェストでストーリーを見せられているようで、
どうにもチグハグな印象を受けてしまいました。
また、あまり言うとネタバレになるので書けませんが、一部謎が謎のまま終わります。
一応ストーリー自体は一区切り付いているのですが、あの終わり方はちょっと酷いです。
最近ゲームでも映画でもこういうやり方が多いですが、好きではないです。
COMMENT
不満点も多いゲームですが、それを補って余りある魅力も兼ね備えていると思います。
特にドール(ロボット)へのこだわりは素晴らしかったです。
ただ、一つ言いたいのは、「ゼノブレイド」という名前をつけるべきでは無かった、と言うこと。
かなりゲーム性が違うのです。方向性が真逆と言っても良いくらい。
前作はあくまでメインストーリーが主軸でしたが、
今回はメインストーリーは世界観を用意する程度の役割で、
「広大なマップ」と「世界観を楽しむためのサブクエスト」こそが主役だと思います。
ゼノブレイドの良さを求めてプレイすると、結構ガッカリするかもしれません。
私も序盤は「あれ?なんか違うな?」と戸惑いながらプレイしていましたが、
根本的にゲームの方向性が違うと気づいてからは楽しめるようになりました。