ヨッシー ウールワールド レビュー
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015/07/16 |
価格 | 5,700(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 1~2人用 / アクション |
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GOOD!
<オリジナリティ、グラフィックス:4>
このゲームの最も特徴的な点は、画面のほとんどを占める毛糸調の暖かなグラフィックだろう。雪は白いコットンで、流れる水は青い毛糸と白いレースで、溶岩は橙色のマフラーで表現され、ゲームを進めるほどに違った技法でワールドが作られており、見る側を飽きさせない。
過去に毛糸のカービィもプレイしたが、それと似た部分もあり、しかしヨッシーシリーズの伝統的なシステムも受け継ぎつつ、二つをうまく融合しさらに進化したシステムであると感じた。
<サウンド:3>
ゲームのコンセプト通りの柔らかい曲調のBGMでマッチしている。一部の強制スクロール面はそれに合わせてスピード感のある曲調にもなる。不快なサウンドはなく、概ね良好。
<熱中度:4>
単純にステージをクリアしエンディングを目指すだけならば、本作はさほど難しくはない。しかし、本作には様々な収集要素がある。特定のビーズに隠されているスタンプ、5つ揃えることで新しいカラーのヨッシーを解放できるクラフトウール、スペシャル面の解放条件になっているフラワー、さらに体力を最大にしてゴールするという全部で4つのステージクリア課題がある。これらの課題をすべてクリアするのはかなり難しく、熱中度は高い。
また、地味に敵の図鑑が存在し、図鑑をコンプリートするというやりこみもある。
<快適さ:4>
本作はマリオシリーズと違い残機制ではないので、ミスしても好きなだけリトライできる。また、一部のコースを除くほぼすべてのコースに何か所か中間ポイントがあり、リスタート時の戻しも少なく苦にならない。
さらに本作にはパワーバッジというシステムがある。これはゲーム中に収集したビーズを消費することでヨッシーに能力を付加する言わばお助けアイテムのようなもので、難易度が高いステージもこれを使うことでステージクリアあるいは収集物探索が格段に楽になる。
BAD/REQUEST
欠点らしい欠点もなく、無難な出来の本作であるが、無難な故に革新的な面白さに欠けるとも言える。
以下はリクエストとして挙げる項目を記載する。
・せっかく集めた色違いのヨッシーは色違いなだけであり、ただそれだけである。個性的な外見をしているものもいるので、スマブラの図鑑のようにプロフィールを確認できたりすると良かったと思う。これは敵の図鑑にも言えることだが。
・同世代のゲームと比較すると、ステージ数がやや控え目に感じた。せっかくの据え置き機なので、もっと大容量のボリュームでさらに長く遊びたかった。
COMMENT
プレイは通してプロコンを使用。
<満足度:4>
BADの項目を差し引いたとしても、本作の評価は決して低くはない。その最たる理由は、ステージデザインの完成度である。
ワールド1から徐々に難しくなり、最終ステージに入るとクリアするのも一筋縄ではいかなくなる。そして、隠されたスペシャルステージでゲームの難易度は極点に到達し、プレイヤーはありったけの技巧を駆使して挑むことになる。こういうゲームは最近なかなか見られない。2D横スクロールという前時代的なジャンルにも関わらず、これほどの面白さをユーザに与えてくれるゲームはそうはない。やってみて楽しい、というステージをデザインすることの難しさはマリオメーカーをプレイしたユーザならばわかるだろう。面白い物を作るのは難しい。
機会があるならば、是非、本作をプレイしてみてほしい。昨今の難解なゲームとはまるで違う、シンプルで親しみやすい作品である。そして、秀逸なステージデザインを体験してほしい。(特にステージ3-Sが凄い)
あと、ポチがかわいい。