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GOOD!

ディスク版のレビューです。

原作通りにストーリーが進む「伝説編」。拠点を落として覇を競う「幻闘編」の２種類が遊べます。ネットで対戦プレイもできます。

「伝説編」
原作をほぼ網羅した内容で、マンガの最終回までストーリーを体感できます。

ケンシロウを始め、拳士たちが、最初から強い。「邪魔するやつは指先ひとつでダウンさ」を体現できます。

BAD/REQUEST

「伝説編」
ストーリーが進んでもやることが一緒なので、すぐ飽きる。先のレビュアーさんの書いてある通り、イベント＞雑魚無双（平均100人程度）＞イベント＞雑魚無双＞イベント＞ボス戦の繰り返しなので、飽きるのも早い。

ロードが多い
DL版は分かりませんが、ディスク版はイベント毎にロードが入るので、テンポが悪い。かなりの頻度でロードが入ります。

「幻闘編」
基本はマップ上の拠点を制覇していく、無双シリーズのエンパイアのような内容ですが、ビックリするほどつまらない。
拠点は50人のザコを倒すと落とせ、マップ上の5つの拠点を落とすと、マップ上にまだ残り拠点があっても完全制覇したことになるという、ゆとり仕様のため、一騎当千、千人撃破などできません。

オンライプレイ
いらない。

音楽
世紀末の退廃した世界観には合ってると思いますが、全く耳に残りません。そして、最後になぜかV６の歌が流れます。なんでな？

声
声優さんには責任はないのですが、一部、声があっていないと思うキャラがいる。アニメ版の声優を揃えろとはいいませんが、もうちょっとなんとかならなかったのかなと。ラオウの声を立木さんがやっているのですが、全然あってない。格闘技のナレーションを彷彿してしまう。全体的にどのキャラも棒読みチックです。

グラフィック
非常に良く出来ているのですが、服や肌の質感がツルツルでみんな人形みたいです。とくにイベントシーンもマンガ的演出で、静止画が多いのでより一層、人形感が高まる。

DLC
高い。原作コスチュームや、プレイアブルキャラの追加、シナリオの追加など、全て課金。全部DLすると、数千円は余裕で吹っ飛ぶ。ただでさえ、コーエーのゲームは高いのに、猛将伝商法をやめたかと思ったら、DLC商法でさらに悪質になった。

COMMENT

このゲームは、無双ファンよりも、北斗ファンに向けてのゲームだと思うのですが、それにしては、どうも北斗の拳に対するスタッフの愛が足りない気がする。愛を取り戻せ！

原作好きな人なら、時間を忘れて熱中できる人と、はがゆい思いをする人と、分かれるよ思います。自分は後者でした。