ゼノブレイドクロス
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2015/04/29 |
価格 | 7,700円(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 59
- 難易度
- 2.86
- レビュー数
- 22
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt |
51pt
GOOD!
フィールドが広大で走り回るだけでもいろいろな発見などもあり楽しいです。
ドールを手に入れると移動も楽になり、さらに空を飛べるようになると爽快感もあり気持ちよく
また空を飛んでしか行けない場所も少なからずあるので、また新たな発見などもあったりします。
音楽は壮大な雰囲気の曲が多くとても良いと思います。
しかし、ゲームの演出や使いどころが若干あってないのでは?と感じる場面などもあり
ちょっともったいないかなと思う部分もいくつかありました。
NPCキャラクターも豊富で、クエストをやることでキャラクター同士の関係に変化が生じたり
場合によっては異星人が移住してくるなどの変化が楽しいです。
BAD/REQUEST
装備品などのソードが少なく探すのが大変です。
最上級クラスをマスターするとそのクラスで使える武器を他クラスでも使えるようになるのですが、
その際使える武器がすべて表示される上にソートで分けることもできないため、マスターしたクラスが増えていくと本当に探すのが大変です。
さらにまとめて売ることなども出来ないため、整理をするのもなかなかに面倒で苦労します。
アイテムの落ちてる場所などヒントがほぼないに等しいので収集クエストは苦労します。
NPCやモブが教えてくれる場合もあるのですが、それでも運が悪いとなかなか出てこなかったり見つけられず苦労することも…。
フィールドには絶景や秘境といった場所があるのですが、見つけてもそれらが地図に表示されず
地名なども詳しく書かれていかないので、場所がどこだったか分からなくなることも…。
ストーリーなどの立って会話をしているだけのシーンがムービー形式で飛ばすと全部飛んでしまうのもちょっと気になりました。
前作などではボイスつきのテキスト会話だったのでボタンで好きなタイミングで次のセリフに行かせることが出来たので、会話の身の場面はそういう形だったらよかったです。
COMMENT
色々と不満や不便な部分が多かったですが、探索やノーマルクエストなど楽しめた部分も多くありました。
ただ、本当に人を選ぶゲームだなと思います、私は幸い合う部分も多かったので楽しめましたが、
合わない人だとクエストなども悪く言えばお使いが多いのできついだろうなと思います。
ストーリーに関してはGoodにもBadにも特に書きませんでしたが、ちょっと物足りなさと、んん?という終わりだったので何とも言えないところでした。
なんだかんだで私は楽しめましたし、これからもフィールドを散歩してみたりまだプレイするつもりですが、
それだけに不便な部分なども気になってしまいちょっと残念だなぁと思うところです。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
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3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt |
59pt
GOOD!
○オリジナリティ
とんでもなく広大な5つの大陸をどこまでも自由に、縦横無尽に走り回り、飛び回り、探索できるというのはこのゲームの最大の特徴だと思います。
はっきり行って広大すぎてどこをどう行けばいいのかわからなくなるほどですが、ドールというロボットに乗りそのロボットでまた走り回って飛びまわれるRPGというのは後にも先にもこのゼノブレイドクロスだけだと思います。
膨大なサブシナリオがあり、そのシナリオがこの物語の世界観をどんどん広げてくれます。
○グラフィック
かなり綺麗です。広大なフィールドもそうですが、キャラの造形やモンスターなども綺麗です。この広大さでこのグラフィックと密度を維持できているのは凄いと思います。
また一部イベントムービーなどはけっこう見ごたえがあります。
○音楽
医龍やガンダムUCなどで有名な澤野氏が作った音楽ですが、音楽一曲一曲の出来はさすがです!曲の勢いだけで感動します!どれもいかにも澤野ミュージックですが、無闇やたらと盛り上がるところはやっぱり良いです。ヴォーカル有りの戦闘ミュージックも格好良いものが多くよかったです。
○サブシナリオ
膨大です、本当に膨大で多種多様にあります!そのどれもがショートストーリー的でさまざまな事件があり面白いです。メインストーリーがNPCキャラ中心の物語なのに対して、サブシナリオ全般は主人公中心の事件解決ものの物語のようです。
ニューロサンゼルスでさまざまな人種が引き起こす問題、思想、事件、それらを追っていっく主人公の物語は本当に楽しいです!
なぜこれをメインストーリーにしなかったのか・・・
○異星人
本当にたくさんの異星人たちがいます、本当にたくさんいます!そしてどいつもこいつも個性的で、面白い奴らが多いです!考え方や感じ方もぜんぜん違う者たちが織り成すドラマは面白いものが多くついついサブクエストをどんどんこなしたくなります。
できればこの異星人たちも仲間にできたらよかったです。
BAD/REQUEST
○メインストーリー
前作でとても評価され、そして今作で一番ダメなところでした。
メインストーリーがクエスト受注形式で進みますが、1章1章がとても短く見ごたえも達成感もなにもありません。なんというか「あらすじをただ見せられているだけ」感がとても強く、キャラクターやイベントへの流れを盛り上げる演出などがまったく無く、唐突に、そしてプレイヤーを置いてけぼりで進んでいきます。伏線などが本当にたくさんあるのですが、その伏線が唐突に明らかになるのはいいのですが、「え?なんでそれ言わなかったの」「なにみんな平然としてるの?」「え?さらっとスルー?」「説明なし?他の仲間もなんで疑問視しないの?」などイベントまでの積み重ねがまったく無いのでこちら側は???状態になります。
また様々な謎があり、あからさまにそれらが伏線になっているのですがその謎が一つも解き明かされません。そもそもこんな謎だらけの謎惑星に不時着しながらメインキャラたちはそれの謎をほとんど気にしません。それがもの凄く見てる側からすると不自然です。決められたシナリオのためにキャラクターたちが動き喋っているだけ、という印象です。メインストーリーをクリアした後、「これって普通のRPGなら中盤くらいのイベントじゃないか?」と思ってしまうほどカタルシスも達成感も何も無いEDでした。
前作ゼノブレイドの脚本が「わかりやすい、盛り上がる、コテコテ王道で感動する!」そして綺麗にすべての謎が解けて完結する、というのに対して今作は真逆でした。本当にこれを面白いと思ったのか疑問すぎます。
○グラフィック・イベントシーン
グラフィックそのものは綺麗ですが、イベントシーンの演出は最低です。
前作はカットシーンなど見ごたえのある迫力のアクションや、ちょっとしたキャラクターの仕草、感動的だったり面白かったり、記憶に残るイベントシーンの演出が多かったのに、今作はそのあたりがとてもおざなりです。
イベントシーンの多くが棒立ちで話すだけ、細かい仕草などありません。カメラワークも無し、会話のテンポも悪い、そもそも会話の内容も寒いし、たまにキャラクターが何をしたいのかよくわからなくなります。とにかく見ごたえがありません。
前作がグラフィックは悪くとも演出力でカバーしていたのを、見事に真逆を行っています。
○音楽
一曲一曲は良いのですが、イベントシーンなどに合わせるということをまったくしていないので宝の持ち腐れです。もったいないです。
○UI・快適性
操作しづらいです。そしてキーコンフィグもできません。あきらかに前作より悪くなっています。ただでさえ新要素が多いのに操作性もイマイチなのでとても不便です。
また前作でできた「いつでも仲間を入れ替える」「いつでも時間を変えられる」ができません、不便すぎます。わざわざ仲間を入れ替えるためにそいつを街に探しにいくとか、ただでさえ仲間が多くて入れ替えが大変なのに拍車をかけます。
あとドールも破壊されたらマイルームまで戻って修理しないといけません。目的地に向かっているのにドールが壊れたためにまた戻って修理して向かう、面倒なだけです。
○アバター主人公
メインストーリーにはいなくてもいいキャラです。扱いが本当にひどい、とても主人公とは思えません。この主人公が蔑ろにされている感があるのでメインストーリーはただでさえ薄いのにさらにつまらなくなります。今作で本当に一番ダメなところでした。
エルマとリンというキャラクターが中心で、主人公はおまけです。自分の分身としてアバター主人公がいるのにこんな無意味な存在にされてどう面白いと思えというのか、こんなことならアバター主人公にしない方がよかったです。
サブシナリオなら主人公が活躍するのに、なぜそれがメインでできなかったのか・・・本当に最低でした。
○密度
フィールドが広大なのは素晴らしいのですが、モンスターの密度が高過ぎます。どこに行ってもモンスターだらけ、動物園よりも密度が高いです。もっと適度にバラけている方が自然な気がしますし、落ち着いて探索できると思うのですが、攻撃性もモンスターや一番腹が立つので擬態して待ち構えているモンスターの多さです。おかげで気軽に探索ができません。密度が高過ぎてメリハリも無く、ずっと緊張感を持ってコソコソを探索するような雰囲気です。あとネームドモンスターも多過ぎます、多過ぎて何の驚きもありがたみも無くなりました。
○収集&探索要素
クエストの為のアイテムなどがどこにあるかわかりません。せめて一度手に入れたアイテムならどこどこ付近にあるなど詳細が載っていればいいのに、、、それがありません。フィールドがただでさえ広大で難解なのにどこにあるのかもわからないものを探すのは苦痛です。
モンスターの生息域などもわからず、討伐クエストも行く場所がわかりません。収集と探索やクエストなどはこのゲームの楽しさの肝なのにも関わらずそれを気軽に気持ちよく遊ばせる土台がまったくできていません。
○複雑なシステム
新要素が多く、装備なども付け替えられる場所が多く、クラス変更ができるのでスキルも多く組み替えが多彩で、ドールもあり、その装備もあり、戦闘もコンボや属性などがあり、オーバークロックギアなどの新要素もあり、とにかく要素が多く複雑で憶えるだけでも大変です。
最初からゲーマー以外お断り感が強く、気軽に楽しむというには敷居がものすごく高いです。どこか洋ゲーチックな不親切さや投げっぱなし感があり、システムの説明などもほとんどありません。
そこそこゲームを遊んでいる方ですが、それでも複雑で憶えきれないと思いました。
前作はそこそこ自然と憶えることができ、下手なりにシステムを使いこなしてる気分にはなれたのですが、今作は多過ぎる要素を使いこなせず終わってしまった感じがしました。
できる人は間違いなく楽しいと思います、でもそこに行くまでに諦めてしまう人もけっこういるのではないかと思います。
COMMENT
JRPGの頂点とすら評価された前作ゼノブレイド。その続編として作られたゼノブレイドクロスですが、今作はそもそも「JRPGではなくなった」という印象です。
広大なフィールドや戦闘システムなど受け継がれているものはありますが、前作があらゆる点が心地良く丁寧に作られている、一本道の重厚なメインストーリーでプレイヤーを引っ張りつつ自由に遊ばせてくれる、と言った評価された点をバッサリ捨ててしまいました。
膨大で広大なサブシナリオは魅力的なのですが、メインストーリーのつまらなさがその足を引っ張ります。サブシナリオと相性の良いアバター主人公もメインストーリーに殺されています。
とにかく「レール型RPGなのかフリー探索型RPGなのか、どっちつかずでダメになった」という印象があんまりに強いです。どうせならメインストーリーを全部捨てて、イベントシーンやメインキャラなども捨てて、自分で探索して自分で道を切り開くウィザードリーのような冒険RPGにすればよかったのに、つまらないし必要性も感じないメインストーリーがとにかく足を引っ張りました。
前作くらいメインストーリーが丁寧でしっかりしていればよかったのですが、メインに関して言えば前作が90点なら今作は20点です。キズナクエストなどをプレイすればキャラクターの掘り下げはあるのですが、それをなぜメインシナリオに乗せなかったのか?本当にどっちつかずでどんなRPGを作りたいのかはっきりしていなかったのじゃないかと思います。
そしてED後にある伏線投げっぱなしで何も解決しない、続編を匂わせるエピローグ。。。せめて謎の多くが解明されていくつか残っているというならワクワクして見られますが、何も解決しない、何も進んでいない状態でさも続編に続く、みたいな終わり方で納得しろというのは無理な話です!
とにかく前作ゼノブレイドの続編とは思えないほど、すべてが真逆に作られたRPGです。
今作は今作でサブシナリオが面白く楽しめるのですが、満足には程遠い出来でした。
前作が高評価、なのにそのタイトルの続編で前作の良かった部分をことごとく裏切るような作りにした制作陣は何をしたかったのかまったくわかりません。
SFなのは良いのですが設定やシナリオがしっかりしていないので薄っぺらく感じます。
前作ゼノブレイドが好き、という方ほど期待しすぎると痛い目に合います。
ですがメインシナリオを無視してサブシナリオなどをこなしたり、探索したり、やり込み要素をやりつくるのが大好きな方にはとても楽しめると思います。というか実際楽しいです。
良い部分もあるのですが、悪い部分が強烈すぎてそれを相殺してそっちが目立ってしまっているのは本当にもったいないです。
次回作が「ゼノブレイドクロス:EP2」なのか「ゼノブレイド2」なのかわかりませんが、どちらだとしてもJRPGの良さである「安心感」「丁寧さ」「王道」という点はできれば重視していただきたいと願ってやみません。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
74pt
GOOD!
■「冒険してる」感
広大なフィールドを、ストーリー進行に関わらず、シームレスで好き放題走り回れる。
原生生物(所謂モンスター)のレベル帯は、序盤だからといって低いとは限らず、場所によってまちまちに設定されている為、目的地到達には、高LVの原生生物の横をすり抜けていかなくてはならない場面もあり、この緊張感と爽快感が、止め時を判らなくさせる程、熱中させてくれました。
■BGM
好き嫌いは個々人あると思いますが(個人的には◎)、フィールド曲、イベント時の曲も、使いどころを間違っていないように感じました。
因みに、コンポーザーは澤野弘之氏(ドラマ医龍や、ガンダムUC、キルラキル等)です。
■戦闘
類似例を挙げるなら、FF14のシステムが近いかと。
技(アーツ)の習得がレベル依存、同アーツ再使用までの充填時間(リキャスト)の存在等の都合で、アーツの揃わない序盤は、「ぼっ立ち」状態が多く感じるが、アーツが揃ってくると、うって変わります。中盤でロボット(ドール)が手に入ると、当分はその強さに、生身(インナー)で戦うことを忘れてしまいますが、真骨頂はインナー戦。敵からのドロップ装備に付属する効果(アフィックス)の厳選、スキル・アーツの組み合わせ等、手を入れた分だけ強くなる、まさに「打てば響く、鐘のような」戦闘システムでした。
BAD/REQUEST
■ストーリー
ジャンルとしてはSF(サイエンス・フィクション)の筈が、Sの部分がフワフワしてる、そんな印象を受けました。メインのシナリオは、最低限のコアの部分だけ。その他の肉、世界観の部分は、任意で、キズナクエスト(仲間プレイアブルキャラの掘り下げクエスト)等で補完してネ、というスタンスだとは思うんですが、これも少し薄いかなと。
■UI(ユーザー・インターフェイス)の悪さ(一部)
散々書かれていますが、ソート機能が死んでおります。
装備集めが醍醐味の一つであるゲームにおいて、致命的な錬度の低さたるや。
■ロボット(ドール)の入手時期
この、劇中でドールと呼ばれるロボットですが、中盤で入手でき、そこから探索のあり方がガラッと変わります。悪し様に言うと、大雑把になってしまいます。MOBやオブジェクトの描写を置いて行くレベルの機動力のおかげで、目的地到達の達成感等が減少し、探索が作業になってしまいがちでした。更にはこのドール、終盤になると飛べちゃうんです。飛行が可能になる正確なタイミングは失念しましたが、少なくとも、4つある大陸の内、最後の大陸へ上陸する前に飛べるようになるため、私の場合、最後の大陸の印象が全く有りません。だって、3分あれば、大陸の端から端まで行けちゃうんですから。ドール使用を控えれば?とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。私もそうでしたが、無理です(断言)。人は一度手に入れた快適さを手放すことは難しいものなのです…
■クエスト関係
主にクエストは、指定物の収集クエストと指定原生生物の討伐クエストとが存在しています。
討伐任務の場合は、ミニマップ上に進行方向を示す矢印と、ワールドマップ上にアイコンが出る為、達成は比較的容易いのですが(もちろん討伐可能なレベルである前提で)、収集任務の場合、基本的に、その指定物が存在する「大陸名」しかヒントが有りません。原生生物のドロップ品が指定物の場合、ドロップする生物名と、それが生息する「大陸名」のみがヒントとして与えられます。「○○の大陸・近海」等の表記もありますが、海って広いよ!?
この収集物(コレクション・アイテム)は、各地に菱形のオブジェクトとして遍在しているのですが、地域毎に数種類あり、中には入手確立の低いレアアイテムもあるため、情報無しに探すのは、とんでもなく時間が掛かります。因みに、モンスター図鑑、アイテム図鑑はあるにはあるのですが、ここでも載っているのは、存在する「大陸名」のみです。更には、上記の「ストーリー」の欄に書きました「キズナクエスト」ですが、一度受けるとキャンセル不可で、受注中は、他ストーリークエストが受けられなくなるのですが、中にはこの収集クエストが含まれるものも有り、リアルでの情報収集に限定がある場合(ネットが使えない等)、「詰み」が発生する危険性もあります。といいますか、「ルー」というキャラクターのキズナクエストで実際、多くのプレイヤーが被害にあったとのことです。そして何より、救出依頼を受けて現地に行くと、アイテムを要求されるというパターンがとにかく多いのです。詐欺か!
COMMENT
総評としては、100点中、80点はあげられると思います。
BADの欄では色々と書きましたが、それを踏まえても熱中度の高い良作と言えると思います。
ただ、まとまった時間をなかなか持てない社会人の方には、厳しいと言わざるを得ないかもしれません。1時間以上、アイテムを探し回ったりしなくてはならなかったりなので。
ただ、そろそろ攻略サイトなどが充実してきていますので、そこらへんに抵抗の無い方なら是非!しかし、ストーリーは現状ではイマイチですかね。続きの配信があり、謎の補完がされるのであれば、評価はまた変わってくるとは思います。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 2pt | 1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
49pt
GOOD!
広大で立体的なフィールド
行けそうもない高地を無理矢理ジャンプで駆け上る感覚は他のゲームにはないこの作品の素晴らしいポイント。徒歩では苦労した場所をロボットを手に入れてから再探索するのもまた楽しい。
膨大な量のサブイベント
本気で終りが見えない数のサブイベントが有ります。個々の話もそこそこ凝っていて笑える話や後味の悪い話などバリエーションに富んでいます。
便利なファストトラベル
広大なフィールドはそこかしこにファストトラベルの目的地となるスポットが設定されており、膨大なお使いイベントもノンストレスで進行できます。
BAD/REQUEST
オープンワールドなのに展開はリニア
メインシナリオ受注の探索率制限、レベル制限、必須クエスト制限。サブシナリオはメインシナリオの進行に合わせて開放。広大なフィールドを探索してもフィールドスキルレベル制限で宝箱を見つけても開けることが出来ません。何をやるにも制限、制限。周りは倒し様のない高レベルの強敵ばかり。序盤はとにかく息がつまります。その開放の過程を楽しむゲームでもあるのですが。
低レベルなグラフィック
人間サイズからロボットサイズまで全てひとつながりに遠景まで表示するために色々と犠牲になっています。読み込み遅れが頻発する低品質なテクスチャ、動く物体は超大型モンスター以外車も人間も全て接触判定なし、もともと酷いキャラクターモデリングに照り返しのない適当な光源設定がさらに不気味さを演出しています。読み込み遅れでイベントの目的キャラが表示されず戸惑うことが多々有ります。
不親切なシステム
とにかくシステムの量が膨大なのに対し、そのほとんどは序盤に開放され、かつチュートリアルが足りないため、なにかわからないことがあるたび電子説明書を開くことになります
不十分なコンフィグ
視点操作関連のコンフィグ設定だけやたら多いのにキーコンフィグや音量調整は出来ません
R、Lボタンとの同時押し操作が多いのですがWiiUゲームパッドの形状はZLZRの方が押しやすい位置にあるため両者の入れ替えをさせて欲しかった。なおクラシックコントローラは使えません
未完結なシナリオ
シナリオは謎を残したまま、根本的な問題が未解決なまま終わります。メインシナリオは受注制限のせいでプレイに時間はかかりますが、尺自体はかなり短いです。かつ出来もよくありません。内容もそうですが、イベントが基本棒立ちキャラの冗長な会話でフリーカメラだったり、演出面の適当さも目立ちます。
場面にあってない音楽
前作ではいかにもクラシックJRPGと言った感じの壮大なBGMが素晴らしい出来だったのですが、今回は作曲者が変わり、SFの世界観に合わせてか曲調も大きく変わり、ボーカル付きのBGMが増えています。のですがその出来がイマイチで、特に一番聞くことになる拠点のBGMが酷い。使われ方にしても日常シーンで感情を煽るようなバラードが流れたり、いまいちシーンに合ってない曲の選択が多いです。
大雑把なゲームバランス
サブイベントの進行にある程度の自由度があるため仕方のない部分はあるのですが、それを置いてもロボットが強すぎ、生身との性能に差がありすぎて、ロボットを手に入れてからは生身でちまちま戦うのが苦痛になります。
戦闘システム
基本は前作ベースなのですが、回復技が乏しくなり、回復は基本的にソウルボイスという仲間に指定された技を選択する、或いはこちらが技を指定するとランダムに発生するQTEでの回復がメインとなりました。自由意志での回復がほぼ不可なため、戦力差がある敵に粘り勝ちするというのは難しく、レベルや装備差で戦闘の結果は殆ど決まります。正直面白いシステムだとは思えません。
ノーヒントの収集アイテム
サブイベントでしばしばマップに落ちている収集アイテムを求められるのですが、その場所のヒントがないことが多く、広大なマップを駆け回られることになります。いまでこそwikiがありますが、初期に攻略したひとには頭の下がる思いです。
COMMENT
悪いところばかりが目立ちますが、ゲームシステムに慣れ、敵とのレベル差に苦しむことのない程度に強くなってくると、ストレスだらけだった序盤に比べると面白くなっては来ます。
が、そこまで来るとあとはワープしながらお使いをこなしていくだけの作業。飽きとの戦いになります。自分はプレイ時間75時間、全体の探索率60%程度まできたところでなんでこんな作業をしているんだろうと急激に熱が冷めてコントローラを置きました。
前作と違うオープンワールドに挑戦するというコンセプトはいいと思うのですが、レベル制だったりクエストを受ける場所が殆ど最初の拠点だったりとそれ以外のシステムがいまいち噛み合ってない感じでした。この規模のマップを作ったのであれば、マップ以外のシステムも大幅に変えるべきであったと思います。とにかく素晴らしい出来のマップに対し、他が全て低品質なもったいない作品でした。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 2pt | 4pt |
75pt
GOOD!
○フィールドMAP
オープンワールドゲームとしてはかなり広いのではないかと思います。
大陸一つ一つに特徴があって、冒険している、という感覚はあるかと。
天候や時間によって出現するMOBが変わったり、ドールを手に入れてからでないと見つけられない様な秘境、名所なんかもあってウロウロするには非常に面白いかと。
多様な原生生物も配置されていて、うっかり近づいて倒されるなんて事もあり緊張感があって楽しいですね。
またフィールドには収集アイテムも落ちているので、何処の地域にどんな物があるのか、レアな収集品は何処で出るのか・・・と駆けずり回って遊べるのも魅力的です。
プロープの設置などの要素もあるので、序盤はLv50とかのアクティブモンスターに殴り倒されながらどうにか上手く設置を~・・・・と試行錯誤するのが楽しい!
○ストーリー
賛否両論ありますが、私はこの終わらせ方は好きですね。
第5章あたりから格段に面白くなっていき、最後の最後で大きな謎を残す方法は映画的ではありますがポピュラーで引き込み易い手法です。
この先どうするのか、という疑問はありますが批判するにはまだ早いと思います。
確かに「完結」を望む人の目線だと気に入らないのはわかりますが。
○戦闘
職によるバランスの悪さなどはあるものの、装備、スキル、アーツ、ソウルボイスを考えて戦闘を行うスタイルはとても奥深いかと。
やることが多すぎる、と最初は感じましたが、慣れてくると中々面白いと感じるようになりました。
インナーバトルだけでなく、ドールに乗っての戦闘もありますのでロボットが好きな人にも楽しんでもらえると思います。
○クエスト
基本的におつかい系統ですが、ファストトラベルのおかげでサクサク進みます。
キャラクターに個性があるので、意外と面白くて、ストーリー後のおまけとして見るならかなりいいと思いました。
○プレイアブルキャラクター
え、このキャラも仲間に?という意外なプレイアブルキャラが多いです。
最初の方でクエスト依頼してきたキャラをかなり気に入ってましたが、クエストクリア後にいなくなってしまったので諦めてましたが関連クエをクリアしたら普通にプレイアブル化して興奮しました。
DLCなしでも意外と多いので、結構満足できました。
○作りこみ
細かい所を見れば「微妙」と感じるところもありますが、WiiUのゲームとしてみるとかなり作りこんでいると思います。
正直、よくWiiUで作れたなぁ・・・・と感心しました。
システムもゲームパッドを上手く活かしながらプレイできますし、キャラクターも個性豊かで豊富です。
○沢山のNPCの増加
最初は人間だけですが、物語が進むと沢山の異性人が街へやってきます。
彼らは人間以上に個性豊かで、彼らから請け負うクエストではクスっとさせられる事も多いですね。
正直クエストは似たような物が大いながら、彼らの存在が少しだけ気持ちを楽にさせてくれます。
○音楽
私は気軽に聴けるなぁと思います。
神BGM!という意味がいまいちわからないのですが、これでダメだったらじゃあ何が良いの?っていうくらいですね。
作品にもよくあっていると思いましたし、ずば抜けてガッカリなんて部分はなにひとつないです。
○デバイス作成、武器防具の収集、厳選など。
MAPの踏破率を上げることもやりこみ要素、だと思いますが、個人的には武器や防具の厳選、デバイス作成、そのための素材収集などかなりやり込める要素が多いかと思います。
特に素材はレアリティの高い物が複数個、かなりの数必要になるものもあります。
しかも装備品によっては、レアな追加効果がついているものもありますから、獲得するために周回するなんていう楽しみはかなり原始的ですがハマるものがあります。
しかもひとつの装備品には3つのスロットをあけることが出来ます(最初から空いてる物もある)から、追加効果が優秀な武器防具を集める事は、インナー戦闘の難しいこのゲームではかなり重要です。
ハクスラ要素としては平凡ですが、奥深い戦闘システムを味わうためにも装備品の厳選は必須ですね。
BAD/REQUEST
●UIなど細かいシステム部分
一番残念だ、と思ったのがUI周りですね。
まずこのゲームは広大なMAPが売りですが、そのどこかに落ちているであろう収集品、これをノーヒントで持って来て~というクエストがあります。
しかも大抵がレア収集品で、少し手間をかけて探し回らないと手に入らないため、実際はそのエリアで収集できるのに出ないからと立ち去ってしまったりして時間がかかります。
コレペディという収集品を記録できる図鑑がありますが、登録するだけで大まかな収集場所などは一切わかりません。
あとはソート機能がかなり使いにくいですね。
武器ソートがまさかの「装備可能タイプ、装備可能。ALL」しかありません。
主人公は全てのクラスを取得できるため、最終的に全てが装備可能になります。
ですから武器の種類ではソートが非常に難しいです。
そして属性ソートもありますが、「ALL、物理、ビーム、エーテル、ヒート、ボルト、重力」となんとも面倒くさいほど覚えにくい。
属性でソートしても全ての装備可能武器が出るので、アサルトライフルから探したくてもガトリングやキャノンが出たりと非常に面倒くさい。
なぜ武器ごとに変更できなかったのか小一時間問い詰めたいです。
(でもキャラクタースカウトでは武器でのソートができる謎)
防具もライト、ミドル、ヘヴィなどの種類があるにも拘らずソート機能では指定できず。
ひどすぎて泣けるレベルです。
ドール装備も同じですね。
しかも英語表記で判りにくい。
追加効果も英語なので覚えるまで一々調べながら選定しないといけないので本気で腹が立ちます。
ちなみに追加効果の詳しい説明は見れません。
同じ名前のデバイスをわざわざ作成画面から探して効果をチェックします。
装備についてる効果くらい手軽にチェックさせろよって本気で思います。
それから装備品の捨てるコマンド、整理コマンドがないので周回して厳選作業するのに一々ショップへ行って売りながら作業しないといけませんが、ソート機能がないのでここでも苦労します。
せめて種類ごとに別けさせてよ!
●キャラクターの造形
究極の能面ですね。
多少の表情の変化はありますが、8割がた同じ顔です。
特にリンはひどくて見てられないので常にヘルメットを被ってました。
●ゆるくつながるオンラインシステム
これ中途半端すぎて必要だったのだろうか?と思います。
スコードクエストに参加したくても誰もいないしDLCクエストがあれば全て補えますし。
スカウトキャラクターもチケットを得るためだけの引換券でしかない。
MAPでスカウトできるキャラクターもいますが、Lv36のモンスターがウロウロしてるところでLv12くらいのキャラが「スカウトしてください!」みたいな感じで突っ立ってます。
どうしろと?という感じですね。
ゆるく、は中途半端という意味ではないと思いますけどねぇ。
それからレポート。
これ何の意味が?
情報だけならツイッターや掲示板、コミュニティで事足ります。
いっつも同じレポートばっかり流れて意味がない。
●街がスカスカ
どうしても性能の限界を感じます。
街を見下ろせる高台から住宅区、商業区を眺めるとスッカスカでひどいです。
人口的には十分かもしれませんが、建物内部には入れませんし、形が全て同じなのですっごくつまらないです。
もう少しだけ街も広大なら・・・・と残念に思います。
COMMENT
このためだけにWiiU同梱版を購入。
正直不安はありましたが、買ってよかったと思える作品です。
私は最初から前作の「ゼノブレイド」とはまったく違うと考えて購入しましたから、落胆などは何一つありませんでした。
このゲーム単体としての不満はあるものの、全体的にはよく作ったなぁという尊敬の気持ちが強いです。
任天堂ファンには申し訳ないですが、出すハードを完全に間違えたかと思います。
この内容、ボリュームならPS4などの次世代マシンのほうが圧倒的に有利ですし。
ただそうなると色々と難しい要素もありますから(タブコン使用のプロープ設置、ファストトラベルなど)結果的にどうなっていたか、という疑問はありますね。
これからDLCで物語を補完するのか、このまま次回作を出すのかはわかりませんが、期待して待つことにします。
色々と調整箇所もありますから、できることなら有料DLCに力を入れすぎな某会社のようにならず、しっかりと調整、追加をして行って欲しいですね。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt |
35pt
GOOD!
良い所
バグがない、これは普通に凄い
豊富なサブイベント
よ~く考えてもこれくらいしくか浮かびません
BAD/REQUEST
悪いところ
ストーリー
キャラクターの魅力の無さ
キャラクターのモデリング
本編中のチュートリアルの薄さ
読みづらく簡素な電子説明書
文字の小ささ、普通に考えてタブコンでも読めるくらいの大きさにするべきだとは思わないのだろうか?
冗長でスキップしたくなるイベントシーン
音量調節が出来ないにも関わらずイベントシーンでセリフが霞んで聞こえるほどうるさいBGM
自由な探索を阻害するマップ上の多数の高レベルモンスターの配置
どんなにレベル差があっても絡んで追跡してくる擬態モンスターとその泣き声
街が世界にNLA一つだけ
そのNLAも入れる施設は殆ど無く大半の施設がハリボテで買い物も路上の無人販売機で行われる
どこに有るのかわから無いコレクションアイテムの収集クエスト
役に立た無いにもほどがある図鑑
インナー(生身)に比べて圧倒的過ぎる強さを持つドールによる戦闘バランスの崩壊
そのドールでの戦闘の信じられ無いつまらなさ、大して面白くも無いインナーでの戦闘が素晴らしく思える程つまらない
マップ上に配置されたただのしょうもない洞窟でしか無いダンジョン
一つとしてこのゲームを面白くすることに貢献していないオンライン要素
そしてタツの存在そのもの
COMMENT
wiiuごと期待して購入した身なので非常にガッカリさせられました今はただただ悲しいです。
これはアマゾンで私が書いたレビューに加筆をして転載したものです
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt |
59pt
GOOD!
・オープンワールドでマップが広大かつ景観も素晴らしい。未開の地を探索するという楽しさは十分に堪能できた。
ハードの世代が違うので当然だが前作よりもグラフィックは格段に良くなっている
・戦闘は前作と基本的な部分は同じだが、今作からダブルリキャストやオーバークロックギア等の要素が追加され更に戦闘での駆け引きが楽しめるようになった。
・サブクエストが豊富で街の住民や異星人たちとの関わりや掛け合いが面白い。
また選択肢の分岐や事前の行動によって特定のサブクエストの結末が変化するところも細かい。
・前作より武器・防具の種類やアーツも増え、主人公は職業も変えられるので自分の好みのプレイができるようになった。
・ファッション装備システムの導入で能力は別の装備だが、自分の好きな見た目の装備に着せ替えできるようになった。
ただこれはクリア後の要素なのが残念。これぐらいは物語途中で利用できても良かったと思う。
・ドール(人型戦闘兵器)での戦闘や飛行・探索・カスタマイズが楽しい。ただ同時に戦闘が大味になりがちなのでもう少し調整が必要だったのではないかとも感じる。
・当たり前ではあるが致命的なバグやフリーズがほぼ無い。一応フリーズ報告は少数ながらあるみたいだが少なくとも自分はプレイ中起きたことが無かった。
・BGMは雰囲気が合っていて個人的には悪くないと思う。
しかし前作と比べると印象が薄くなった感が否めなく、前作での「名を冠する者たち」「機の律動」「ガウル平原」といった耳に残るようなこれは名曲だ、というBGMは少なくなった。
そしてボーカル曲もかなり増えたので特に街のBGMはラップ調な部分もあり評価は分かれると思う。
BAD/REQUEST
・メインストーリーを進める上でほぼパーティメンバーは固定でストーリーもそのメンバーがほぼ根幹になってしまっている。
また一部で特定のキャラと好感度を上げなければ進めないメインミッションもあり、使いたくないキャラを使わされるようで自由さに少し乏しい印象を抱いた。
他のキャラももう少し活躍したり、同盟組んだ異星人が応援に来るとかそういう展開が欲しかった
主人公もメインストーリーにおいて他の兵士より優れているという描写があるだけで特別何か演出や描写があったり、何か他とは違う存在であるだとかは一切ない。
あくまで一兵士の存在の枠を出ないモブキャラみたいで感情移入しにくいし、いまいち盛り上がりに欠ける。
伏線や謎が今作だけでは回収、解明されていないものが多く、終わり方も続きを匂わせる終わり方ですっきり終わった気がしない。
前作とのつながりも詳細は不明なまま。
・アーツや武器に付与されているスキル・効果やその他のアイコンの意味などの説明が説明書にしか記載されていなかったり、そもそも説明書にすら記載していなかったりなどシステムの仕組みを理解しにくく不親切。また文字が小さい。
・UI(ユーザーインターフェース)が使いにくい。
アイテムを一括・選択して売却できない、装備品をスロット強化するときやドールの武器を開発時にアーツ性能を見れない、ソートの種類が2種類しかなく並び替えが使いにくいなどなど時代遅れで不親切な作り。
・クエストでアイテム収集の依頼をされることがあるが、大まかな出土エリア以外のヒントがなく広大なマップから自分で探し、拾い集めていくしかない。
多くのサブクエストはもちろん、重要なクエストでも依頼されることがあるため避けることはできない。
・新装備開発・武器にスキルが付与できるデバイス作成で要求素材の数が多かったり、素材が出にくいものも多くまともに作成しようとするとほとんどが廃人向けエンドコンテンツとなってしまっている。
報酬チケットというものを使えば全ての素材から好きなものと交換できる要素もあるが、正規にモンスターを討伐するよりこちらを集める方が楽なため稼ぎを助長する要因となってしまっている。
・隠れている敵が多くて、そばを通ると探索中にからまれてウザい
またドールでの移動中、サイズが小さい敵にぶつかると敵を吹き飛ばしこちらが攻撃した扱いになり絡んできてこれもうっとうしかった。
街中で移動中の車は当たり判定が無くすり抜ける仕様なんだからこれも判定を無くしてほしかった。
・これはWiiU本体の仕様の悪い点でもあるがファストトラベルを使用する際やマップを確認するだけでもゲームパッドを操作しないといけないためテンポが少し悪くなってしまっている。
ファストトラベルにしろマップを確認するにしろテレビ画面だけで完結できるようにしてほしかった。
・セーブデータを複数作成できない、2週目が無い、所定の場所でしか時間の変更が出来ないなど前作ではできていたはずのシステム改悪変更。
・その他にも細々気になる点は多々あるが、長くなるので割愛。
COMMENT
とにかく前作ゼノブレイドと比べ、ストーリーでの演出やキャラの描写がかなり薄くなっており、主人公が「主人公」のような活躍をしていなかったのが大変不満です。
前作ゼノブレイドでは演出が熱く、メインストーリーだけでもかなりのボリュームでしたが今作はメインだけならそこまでボリュームはあるわけでもないし、盛り上がりもいま一つな印象が強いです。
前作とどう繋がるのか、主人公の記憶喪失はどういった理由があるのかといった謎が解明される期待も空しく、特に説明も無くエンディングを迎え、続編に繋げる気満々な終わり方で消化不良に思いました。
DLCや続編タイトルが出るにしてもまた長い時間待たされるでしょうし、なにより不信感を感じてしまいます。
オンライン要素を導入したいがためにストーリーを変更したとのことですが、このようなことになるのならばオンラインなんて要りません。
それにそのオンライン要素も上手く噛み合っていないように感じますし、そもそもゼノブレイドにオンライン要素を求める人は少数なのではないでしょうか。
ゲームプレイに関してもいろいろと説明・ヒント不足だったり、アイテム整理などUIも使いにくかったりと全体的にユーザーに不親切な作りだと感じました。
ここまで悪い点ばかりですが、クリアまでは寝る間も惜しんで熱中してプレイはできました。
探索の楽しさは前作と同じかそれ以上に景観が良く、新しいエリアに初めて訪れたときは時間も忘れて探索に明け暮れました。
またドールが使えるようになると徒歩では行けなかった場所にも行けるようになり探索の楽しさが尽きにくい点も良かったです。
キズナクエストやサブクエストで仲間や住民、異星人たちとの関係を築いたり意外な一面が垣間見えるのが楽しくて、毎回街にサブクエストを捜しまわったりしていました。
長くなりましたが総評は前作のようなものを期待するとがっかりゲー。現状では平凡なゲームの域を出ず、良く見たとしても精々凡ゲーよりの良ゲー止まりでしょうか。
次の作品は前作ゼノブレイドがなぜ評価が高かったかをよく考え、それを踏まえてから制作に取り組んで頂きたいものです。
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
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ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
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幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
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バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
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マリオカート8 (1件)
GOOD!
○ストーリー
地球は異星人同士の戦争に巻き込まれ消滅。
残されたわずかな人類は未開の惑星に不時着し
ここを安住の地にするため一丸となり生きていく。
自分達は原生生物にとっては脅威であり侵略者。
それでも人の種を絶やさないためには戦っていくしかない・・・と。
のめり込まずにはいられないストーリーでした。
この背景を頭の片隅においてゲームを進めていると
没入感がすさまじいです。
○オリジナリティ
未開の惑星は歩いているだけで楽しく、
そこかしこに見所が用意されています。
美しい大自然、絶景、マイペースに生きている様々な生物達、絶望的に巨大な生物。
放棄された機体、謎の遺跡、奥深い洞窟、天高い構造物
オープンワールドのゲームは多くあり
海外製はそれこそ広大な物が多いですが、
ここまでネタを仕込み、密度を高く保ったフィールドを体験したのは初めてです。
前作のフィールドも素晴らしかったですが、操作性が上がり、リアリティを得た事で
これを凌駕したと私は思っています。
○グラフィック
他の次世代機に比べるとwiiUの表現には限界があると思いますが
そんな事が気にならなくなるくらい世界が美しいです。
細かな配慮が産みだした結果でしょうね。
単なる造形の綺麗さだけでなく、アイデアの詰め込まれたグラフィックには
見た目以上の魅力が備わっていると思います。
○音楽
前作も夢中になる音楽が多かったですが
今作でもシーンやフィールドにあった魅力的な音楽が多いです。
ボーカル入りの曲が多いですが、邪魔になるどころか
こちらの気持ちを引き立ててくれる物ばかりでした。
使いどころのメリハリも良く、ゲームへの没入感を高めてくれます。
○熱中度
長く遊んでいますがまだまだゲームのエンディングまで遠いようです。
それでいて飽きる事がなく、わくわくする気持ちが続いています。
じっくりと惑星の探索をしながら引き続き楽しんでいこうと思います。
○満足度
新しい体験を期待して今作を購入しましたが
期待に応えるどころか飛び越えてしまうくらいの満足感を得られました。
それがずっと続いているのですから今作の凄まじさを改めて実感します。
○快適さ
今作の操作で一番よかったのは「ジャンプ」ですね。
どれだけ高い場所から落ちてもダメージがないですし
結構高く飛べるので大きな岩石が目の前にきても迂回せずに済みます。
フィールドを楽しく駆け回ることが出来ました。
ゲームパッドでタップした場所へワープもできるので
これも余計なストレスを省いた良い調整だと思います。
BAD/REQUEST
○ストーリー
冒頭部でシステム周りや仕事の説明がつめつめだった事が気になります。
ひたすらおじさんに口頭のみで説明されるというのは
ゲームへの没入感を著しく下げてしまうと思いました。
このあたりの調整は欲しかったですね。
○パーティ編成
仲間を呼ぶ場合、いちいち所在地まで赴いてスカウトする必要があります。
おそらくオンラインのユーザーを仲間にしてもらうため
あえて面倒にしたのでしょうが
折角魅力的な仲間が多いのですから、このあたりの配慮は欲しかったです。
COMMENT
色んなところで今作の批判レビューを見ますが
「前作を神格化しすぎ」なように感じています。
前作は確かに素晴らしいゲームでしたし、
私もオススメのゲームにゼノブレイドは上げてしまいますが
あまりに美化しすぎたゼノブレイドと今作を比較して
さらに酷評するというのは、両作とも好きな私としては辛いところです。
タイトルは同じでシステムも近いですが、全く違った楽しさを提供してくれる二本です。
私は両作とも最高に大好きです。