FRAGILE(フラジール) 〜さよなら月の廃墟〜
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/01/22 |
価格 | 7,140円(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | 廃墟探索RPG / 1人用 ヌンチャク 対応 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 50
- 難易度
- 1.36
- レビュー数
- 28
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
57pt
GOOD!
廃墟のラクガキや崩れ方、寂れ方はかなりこっていた。
時間がずいぶん経過してしまったであろうことがわかる。
職業柄、廃墟の取り壊しや古い建築物に携わる仕事をしているがその手の人間から見ても納得できる廃墟だったと思う。
ただあまりゲームの路線は廃墟に重きを置いてないのが心残り。
ゲームの難易度はそれほど難しくなく敵もそれほど手ごわくない。弓系を使いこなすと極端にボス戦が楽になるようだが接近武器でも少しがんばれば倒せる難易度。
謎解きもすぐにわかる程度だ。そもそも謎解きらしい謎解きは無かったような気さえする。
ストーリーを追っていきたいのに難易度でつまずいて忘れてしまうといったことはないだろう。
またこの世界がなぜこうなったのかという疑問が拾得物にこめられた思いを読み取ることで少しずつわかっていくというのはすばらしい。ファンタスティック。
BAD/REQUEST
ジャンルがRPGだがサイレントヒルや零シリーズをプレイしているのと似た感覚だ。
それでもRPGにしまったばかりだからか、RPG要素としてもホラー的要素としてもADV要素としても不満が残ることになってしまった。
廃墟は作りこまれているがそれも風景のひとつに過ぎない気がした。
なぜかと言うと主人公は生まれた時から世界が廃墟だったので彼にとっては廃墟は日常の風景だからだ。
だからあまり彼は廃墟に対して興味を持ったり調査したりしない。
だが、プレイヤーは廃墟に興味をもってこのゲームに挑むので主人公とプレイヤーはいまいちシンクロできない。
COMMENT
主人公は廃墟よりもむしろ廃墟の中から見出す希望に大変興味を持っている。
このゲームを深く味わうには主人公の気持ちになってプレイすることが大事だと思う。
ただ廃墟を求めてプレイする人には少々合わないだろう。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
40pt
GOOD!
製作していたプロデューサーのほかの作品(7〜モールモースの騎兵隊、ヴィーナス&ブレイブス)がとても好きだったので、購入いたしました。
オリジナリティ
・雰囲気、世界観つくりがとてもひかれます。あなたを待っている女の子、などキャラクター説明もいい。
・廃墟を探索するというコンセプトが、今までになく心惹かれます。
・懐中電灯というアイディアもwiiならではで、新鮮さがあった。
・猫が可愛い。ねこじゃらしでなつくのが可愛すぎる。セトが重なってよく見えないのが残念!
グラフィックス
・オープニング。葵さんの歌とアニメーション会社とのコラボでとても素敵な出来上がりです。
・小道具。とっても凝っています。
・朝焼けが、今も印象に残るくらい美しかった。こういった背景を見て回るだけでも楽しい。寄り道ばっかりしてました。
・途中に流れるムービーは紙芝居のような幻想的な雰囲気でとてもよかった。もっと見返したかったです。
他
・PF関連のイベントが、良かった。
BAD/REQUEST
音楽
・まるで耳に残っていません。
・葵さんの曲だけが良かったです。
熱中度
・発売日に購入したのですが、あまりの操作性の悪さに放置していました。
・ストーリーの伏線のなさ加減に先が全く気にならないのし、セトがレンに固執する理由が不明瞭なので、レンを追いかけようという気持ちに共感が出来ない。そうなると進める気がおきない。
満足感
・期待していただけに満足できません。一つ一つのパーツをみればよかったと思いますが、まとまりきれていないしボリューム不足です。
・勿体無いからこそ残念でなりません。
快適さ
・最後のほうは探索する楽しみもないので、そもそもの懐中電灯が面倒になってきました。結局懐中電灯のほうは床においてプレイしていました。
・セトに重なり、見えない敵がたまにいます。敵がいきなり足元にいたときは驚きました。アングルが悪いです。
・基本的に快適に操作させようという気が全く伺えなかったです。他にもいらいらする点は沢山ありました。
他
・リモコンを縦にしたらヒントを言ってくれるというシステムが役に立たない。検討違いのことばかり言われました。
・残留思念でもう少しキャラたちの補足をして欲しかった。
COMMENT
色々書きましたが一番は、エンディングのセトの一言が、つらかったです。キャッチコピーで「どうして一人ぼっちなのだろう」と、セトは投げかけています。
違うよ、人は一人じゃないよと、孤独だと感じても君は一人ぼっちではないと「孤独」を否定するRPGだと思っていました。
しかし、そのセトの一言は「孤独」に突き落とす言葉です。
切ないというより、やるせなさ、どうしようもない悲しみがエンディングにあります。これを言われてしまっては、もう「孤独」からは逃れようがないと感じました。
この一言は聞かないほうが良かったと思っています。
本当に、もっとどうにかできた作品だったと思います。
いいところも多いのにそれに負けないくらい悪いところも多い。
新規タイトルなので、これくらいでもしかたのないような気もします。
次回作は、wiiよりPS3くらいの容量で出してくれたらいいのになとか次には期待できる作品だと思っています。
そのときは、探索しすぎて終わらないくらいのマップがいいです。
最後に、
あの朝焼けはゲームで背景をみて、一番に感動しました。これだけでも買って良かったと思っています。
28型、ブラウン管TV
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
50pt
GOOD!
・人間がほとんどいなくなった廃墟の中で、少年が少女を捜してさまよう、という基本コンセプトはよかったです。
・ゲームとして特に優れた箇所はないものの、一応最後まで遊ぶことはできました。操作性等であまりストレスを感じずに済んだためだと思われます。あと、ストーリーの結末がどうなるのかが気になったからでもありますね。
BAD/REQUEST
・最後まで遊んだ結果として、ストーリーは残念な出来でした。作中のいくつかのエピソードが、伏線もなく唐突に展開されています。そういったエピソードの中には、いかにも「ここは泣くところですよ」と言わんばかりのものもありましたが、こちらとしては見せ方が下手だなとしらけるだけでした。
・ほとんどの雑魚敵とは、別に戦わなくてもゲームを進めることができます。なのでアクションゲームとしての緊張感はあまりありませんでした。もっとも、おかげでストレスなくストーリーだけを見ることができたので、見方によっては長所と言えるかもしれません。
COMMENT
僕は買う前から特別な期待は抱いていなかったため、実際に遊んでみても、ことさらガッカリすることはありませんでした。
とはいえ、出来があまりよくないことには違いありません。アクションRPGとしては凡庸。ストーリーはダメ。キャラクターや作品世界への雰囲気でもっていたという印象です。せめてストーリーさえもっとちゃんとしていれば、満足はできたと思うのですが。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 1pt |
66pt
GOOD!
序盤から中盤まではとても丁寧に作られており、出来が非常に良いです。
特に雰囲気や各キャラクターのセリフがよい味をだしていてゲームの世界にぐいぐいと引き込まれてしまいました。
また、拾ったアイテムの記憶を読むことが出来る「物の記憶」が面白く、小説家の方が書かれている記憶などは全部集めると短編小説のようになるので、とにかく次はどんなお話なのか楽しみで仕方ありませんでした。
それだけではなく、このゲームのオリジナリティとして素晴らしいのが、アイテムにもストーリーにも関係なく、ただ何気なく廃墟に捨てられている人形などの小道具や落書きなどのいたずらに、以前そこにいた人たちの息吹が感じられ、思わずツッコミをいれてみたくなってしまったり、ふふっと微笑ましく思う場面を見つけることがありました。
ゲームのコンプリート要素としてのやりこみやセーブデータには全く関係ない所であるのに、風景をじっくりみてみたくなったり、小道具やいたずらをみつけては少し「楽しい気持ち」になるゲームは初めてでした。
こういうものを探すことを「やりこみ」というのかわかりませんがゲームに関わる内容とは別の事をつい探してみたくなるゲームもいいな、と思いました。
BAD/REQUEST
やっぱり後半の部分ですね。
序盤から中盤までの丁寧さはどこへいったのか、また、開発陣が変わってしまったのか、主人公が同じである別の酷いゲームになってしまっています。
探し回るにはちょうどいい大きさマップがものすごく大きい部屋がひとつあるだけのものやただひたすら長い通路に変わり、所々に置いてあった以前居た人たちの痕跡が開発者がいやいやながら追加した落書きにまで変わっています。
後、ゲームのメインストーリーが中盤までまったくすすまず、後半から思い出したように付け加えて進んで行くのはいかがなものかと・・・。
最後、敵が強くなってきてからはストーリー以外気になるものがなくなってしまうのは寂しいです。
COMMENT
このゲームは普通のゲームならゲームを盛り上げるための戦闘などに代表されるのシステムは全くプレイヤーのゲームの上手さに左右されないため、面白さも含めすべてはプレイヤーがその場面をどう思うかというゲームからの問いかけにどう答えるかだと思いました。
ゲームに詰まったり、難しい操作を要求されることもなく、RPGのようにものすごい時間を要するものでもなくい点は良かったし、今までのゲームには感じられない面白さをもあって良いと思います。
しかし、後半が見事にすべてを無に返してくれるので、次回作があるのであれば大幅な変更はいらないので、最後に余韻が残るものにして欲しいです。
他のレビュアーさんがおっしゃっていましたが、このゲーム、酷評はしたくありませんが・・・満足したかと言われると疑問が残ってしまうのが悲しいです。
mk2全体の評価はヘビーにゲームされる方や暇つぶしの選択肢としてゲームがあげられる方には当然の結果になるのものだと思います。
しかし、ウィースポーツやウィーフィットからゲームに入られた方や、3〜4ヶ月に一度、ゲームを購入するぐらいの方で日常の生活のちょっとした事や誰かの仕草が幸せだったり楽しいと思える方にはお勧めしたいです。
最後に、どなたかの参考になりますように。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 2pt |
36pt
GOOD!
主人公が懐中電灯片手に廃墟を探索するという個性的なゲームです。
リモコンを懐中電灯に見立て、暗い世界を照らしながら様々な出会いを体験します。
・オリジナリティ
ゲーム世界の舞台やモデルは国内であり、マップのいたるところに日本語の看板や落書きが存在します。これを見てまわるだけでもなかなか楽しいです。
加えて、言い方は悪いですが「遺品」がアイテムとして多数落ちていて、それに宿った持ち主の記憶を読み取り、世界の終わりに人々が何をしていたかを間接的に知ることが出来ます。
機械に記録されたものでも文字で残されたものでもなく、主観的な記憶という形で見られるのはとても面白いですね。(全部が全部そうというわけではありませんが)
内容も希望を抱いていたり絶望的だったり、そもそもヒトじゃなかったりと多彩です。
MAP画面は行ったことのある範囲がどんどん追加されていくタイプですが、主人公の手描き風であり、目印となる物や思い出をイラストで添えていたりとかわいらしいです。
・グラフィック
廃れた雰囲気が全体でしっかりと出ています。
特にホテルは、光のさしこむボロボロの窓際に揺れるカーテンや、
外の明るさと光の届かない奥のコントラストなどとても綺麗でした。
キャラクターも皆特徴がでていて、ボイスもバッチリです。
・サウンド
基本環境音のみで静けさを表現していてBGMはあまり印象に残りませんでした。
戦闘BGMの不気味さはすごいですが、頻繁にかかるためもう少し抑えて欲しかった。
BAD/REQUEST
あらゆる点でお粗末です。
開発チームの中に待ったの声を出せる人は居なかったのかとすら思ってしまう程です。
・ストーリーについて
何故そうなのか、何故そうなるのかといった疑問に対して、納得のいく説明や描写が足りておらず、モヤモヤを抱えながらのプレイとなります。
さらにそれは解決されることなく、蓄積され、最後の展開を見て爆発してしまいます。
・操作について
懐中電灯を向ける方向=主人公の向く方向が急に変わったり、
スティックの傾きを加減するという疲れる操作を強要される場面が多数あったり。
戦闘も攻撃ボタンは1つで単調、飽きがくるとかいう次元の問題ではありません。
・アイテム、セーブについて
持ち歩けるアイテムの量が異様に少ないです。かばんの容量が少ない、アイテムが大きいの二重苦です。倉庫のようなものがありますがセーブ地点でしか移動が出来ません。
また移動させる際にも、飛ばせないアニメーションが挟まれ手を止められます。
アイテムの売買はセーブ地点に現れるアイテム屋でしか行えず、しかも登場はランダムなので、欲しい時に来ない、用がない時に連続で現れるのはしょっちゅう。
しかも登場の度にスキップできない演出が入るのでただただストレスが溜まります。
・戦闘について
主人公の攻撃パターンは恐ろしく単調ですが敵の仕様も負けてはいません。
種類は少ないのに多くが群れで出現し、エリアチェンジなどで何度でも復活します。
強さは大したことはありませんが後半になると強いものが現れだし、配置の嫌らしさやステージの雰囲気、さらに不気味なBGMもあってのんびりした空気は消えホラーに。
武器には「壊れる」という概念があり、しかも完全なランダムで発生します。
壊れた武器、予備の武器もただでさえ少ないかばんの容量をさらに圧迫します。
武器、持ち物の取替えの際にもいちいちメッセージが表示されテンポが悪いです。
・キャラクターについて
「ストーリーについて」と同様説明不足だったり使い方そのものがまずかったりで、
せっかくの魅力的なキャラクターが生かせていません。また前述の他の問題点の巻き添えで印象を悪くしてしまう場合も。アイテム屋なんかはその最たる例ですね。
・ステージについて
OPなどでは明るい時間帯に廃墟を巡っている主人公が見られますが、実際のゲームではほとんどが夜だったり、日の光の入らない屋内だったりします。
中でも周り全てコンクリートという通路の比率が高く、しかも無駄に長いです。
もはやダンジョンであり、難あり戦闘システムと合わさってストレスになります。
・クリア後について
なんとクリア特典や2周目への引継ぎ要素などがありません。
探索ゲームとはいえ一本道なのでプレイ時間もそこまで長くない事、
それでも「遺品」という収集要素はある事などを考えると、大きなマイナスです。
COMMENT
急いだわけでもなく、むしろ積極的に遠回りを行いましたがそれでも20時間もかからず
にクリアしてしまいました。特典も何もないのでまた遊ぼうという気が起きません。
光る素材をたくさん使いながら、使い方をことごとく誤り素材の良さすら殺してしまっているという印象です。ハードの性能のせいではなく、純粋にデザインのミスです。
これといったバグはありませんが問題が多すぎるので、熱中度、満足感、快適さとどれも低い評価になりました。良い点も悪い所が足を引っ張り値を下げました。
登場するキャラクターや廃墟などによほど強く惹かれるでもなければお勧めしません。
例えそうであっても、定価での購入は見合わせたほうがいいでしょう。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt |
72pt
GOOD!
・廃墟を探検というシチュエーションが良いです!
・昭和な感じのレトロ感がある世界観
・短編小説みたいなモノを、「物の記憶」で読める。それがすっごい泣けます。
・音楽も良い。唄とかね。
BAD/REQUEST
特に無いんですが・・・・強いて言うなら、もうちょっとボリュームが欲しかったです。
もっともっとあの世界に居たかった。
COMMENT
懐中電灯を頼りに、廃墟を探検するというゲームですが、多少ホラー要素も。敵の姿とかw
でもそんなに怖くないです。
それより、独りでいるという孤独感がすごい。
世界観が私はたまらなく好きです。
音楽も良い!
これは初めて思いました。
サントラ買うか検討中ですw
難易度は低いほうかも知れないケド、あんまりアクション慣れしてない私にはちょうど良かったです。
プレイ時間も長くはかからなかったケド、私は泣きすぎて疲れるコトがしばしばw
ゲームはやりこみ要素があって当然!!という人には向かないとは思いますが、「廃墟」とか「孤独」とかいう言葉に惹かれてしまう人には是非是非プレイしていただきたいです。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
64pt
GOOD!
最大の特徴である廃墟の探索という題材が新鮮でおもしろい。
RPGの舞台としてよくあるものかもしれないが、古代遺跡などではなく現実の生活環境に近い廃墟(といっても何十年か昔の雰囲気)をメインに考えられていて壁や床の崩れ具合だとか小物の壊れ具合が物悲しさを醸し出していると思う。
登場キャラクターの見た目がかわいい。
あちこちに猫がいて猫好きなひとにとっては少しうれしい。
音楽は自己主張しすぎず廃墟の雰囲気をぶち壊しにしたりっていうことはなく、自然に耳に入ってくる印象。
序盤〜中盤の雰囲気がけっこう好き、人のいないと思われた環境で初めての何かに出会い戸惑い感動する主人公の姿が初々しい。
戦闘が簡単で、よく観察すれば死にそうになることもなく倒せるくらいでちょうどいい。
ショートストーリーの中にはいくつか「おっ」とついつい聞き入ってしまういい話もあり、メインストーリーよりよっぽどいいじゃないかと思ってしまった。
すべてを語りつくさない部分は想像の余地があってよかった、おじいさんはアレにどう関わっていたのかとか、知りたいような説明されなくても想像つくと言うか。
説明書の最後のクロスワードもちょっと面白かった。
BAD/REQUEST
武器の壊れ具合がランダムと聞いてまあ廃墟が舞台なんだし仕方ないかとも思ったが、ちょっと使ったくらいで壊れられたときや焚き火が遠くて敵が多い所ではストレスが溜まる。
「かばん」と「にもつ」の整理をしたい時いちいち「かばん」や「ごみばこ」などのアイコンが揺れるのが面倒なので設定で無しにできればよかった。
終盤の雰囲気がよくない、中盤から「そんな話だったの?」と驚き徐々にがっかりした。もはや廃墟とか探索じゃなくて○○の野望を打ち砕いてヒロインを救え!的な展開になっていたのに絶望。話を終わらせるのも必要だが、他にやりようはないものか。
エンディングでの主人公の語りであの一言も蛇足なんじゃないかと思った。
廃墟は終盤が閉塞的な環境ばかりが続き息苦しかったし、オープニングムービーにでてた昭和風の街並とかもっと昼間〜夕方の屋外も歩けると良かった。
終盤で戻れなくなるところがあるのでホテルとか気に入った廃墟に戻れなくなるのはつらい。
せっかく猫じゃらしまであるのに猫と遊んで得られるものがなかったような・・いや猫好きなんだけどもそこまでやるならもっとゲーム的にごほうびがあってもよかったんじゃないかと思う。
壊れる床、弓で押すスイッチとかせっかく説明書・チュートリアルで説明されるような仕掛けが少なかった気がする。やりすぎればゼ○ダになってしまうかもしれないが、戦闘減らしてそっち増やした方が探索気分増すんじゃないか。
COMMENT
悪いところばかり気になったが、気に入った部類の作品だった。もっと廃墟の探索部分に力が入っていたらよかったのに。
クロウの目的とか人間へ向ける意識、セトのロケットへの反応とかもうちょっと描写してもよかったんじゃないかと思う。想像はできるが物足りない感じがするのは個人差か?
クリアした後のおはなしがコミックでやってるらしいがそこまで手を伸ばす気にはならないし、入ってたチラシの絵柄なんか違う気が・・・。
コミック版がどうなのか知らないが、ゲーム本編でもっとヒロインとイチャイチャとはいかなくとも、もっと交流するシチュエーションがあっても良かったのではいかと思う。結局主人公と出会って少し話してこれからって時にエンディングに突入。まあギャルゲーじゃないからそれでいいんだろう、けれども「孤独の中でぬくもりを探すRPG」ってCMで言ってたのに少なくとも自分は「ぬくもり」をあんまり感じられなかった。
ヒロインと行動するイベントが少なかったのが残念、と言っても戦闘には参加しないだろうしIC○の二番煎じになる可能性もあるか。なんて邪推しすぎか。
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
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GOOD!
■グラフィック…レトロ感あふれる廃墟の描写が秀逸です。建築物から小物に至るまで緻密に描かれていて、静寂に包まれた懐かしくも哀しい世界が見事に表現されています。
ムービーも郷愁感が有り、切ない雰囲気は何となく藤城清治氏の影絵を思い出しました。
■キャラクターも主人公を始め、脇役に至るまで魅力的でした。フルボイスで声優陣がマッチしていたことも加点要素です。欲を言えば各キャラクターのストーリーをもう少し掘り下げてもらいたかったですね。
■その他…Wiiリモコンを懐中電灯や受信機に見立ててプレイする趣向はハード特性を活かした仕様でした。
BAD/REQUEST
■システム…レベル上げの意義が希薄です。無理にRPGにせず、アドベンチャーでも良かったのでは。
武器がすぐ壊れてしまうのも面倒でした。ランダムなのもなおさらです。Wiiリモコンの操作性の悪さに悩まされました。
■ストーリー…正直微妙です。淡々と進行し、意外性の乏しい結末で盛り上がりに欠けました。おまけ要素が無いのも残念です。
ただし、サブシナリオは玉石混淆ですが、切なさやアイロニーに満ちた秀作が多く印象に残りました。
■話が短い事への不満は有りませんが、その後の世界がコミックで描かれているのは納得できません。ゲームだけで完結するのが最低限のマナーではないでしょうか。
COMMENT
■とても惜しい作品です。どことなく「ICO」や「キノの旅」、「エコーナイト」を想起させる雰囲気があり、世界観、音楽、グラフィック、キャラクターとも私の好みでしたが、どこか物足りず満足感がありません。素材は良いのに調理方法を誤ったような気がします。
※32型液晶ハイビジョンテレビでプレイ。