パンドラの塔 君のもとへ帰るまで
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/05/26 |
価格 | 6,800円(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションRPG / 1人用 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 80
- 難易度
- 2.26
- レビュー数
- 23
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
鎖アクションの独特な面白さ
ゼルダの様なダンジョンの丁度良い難易度を誇る謎解き
敵を倒し経験を積みつつ素材を集め装備を強化するRPG的要素
シンプル且つ直感的に操作できる武器アクション
全てがバランス良くテンポ良く面白い
BAD/REQUEST
・場所によっては「そこ行けるのかよ!」の様な所があり時々詰む
もう少し明確なカメラアングルと印みたいなのがあれば迷わずに済んだかも
・A押しながらB押すとかB押しながらA押すなど、少し操作が複雑
ボタンが少ないから仕方ないが未だに慣れない(汗
・カメラアングルによっては足場へのジャンプが上手くいかない場合が…
・グロ注意(個人的には全く気にならなかったが)
・鎖の発射をもうちょっとテキパキと…
COMMENT
総評して面白い
あっという間にハマって1周クリアしてしまった
ヒロインは好きになれなかったがゲーム自体が面白かったので気にしなかった
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
85pt
GOOD!
ヒロインの歌う歌が非常にきれいで、ストーリーを進めてゆくとさらにこの曲に対する印象が良くなるはず
ストーリーは単純だが、ゲーム内でのヒロインの扱い方が斬新である
ヒロインのために一定時間内にダンジョン探索をやめて拠点に戻らなければならないが、これが逆にダンジョンをクリアするだけのゲームでなくしているのでとても面白い
BAD/REQUEST
欠点らしい欠点はないが、強いてあげるとすればクリア後の要素の少なさ
そして、全てのエンディングを見るためには同じダンジョンを何度もクリアしなければならなくなるというところ
自力ですべてみようと思わなければ欠点にはならないかもしれない
COMMENT
拠点とダンジョンを往復するだけのゲームであり、行動範囲はかなり狭いのだがなぜか飽きを感じさせないゲーム
ヒロインの存在が大きく、ヒロインを助けるために頻繁に拠点に戻らなければならないが、それが逆にダンジョン捜索にあきさせないためのスパイスとなる
主題歌(?)がすばらしく、ストーリー終盤ではユニークな使われ方をしていてとてもよい
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 2pt |
88pt
GOOD!
【オリジナリティ】……4点
ポスト・ゼルダというほど極端に目新しいシステムがあるわけではないが、一口に言ってしまえば「妻を養うアクションゲーム」。激しいアクションとファンタジー的な冒険との間に挟まる生活感がユニーク。ただひたすら探索に没頭することに歯止めをかけるヒロインの存在が、このゲームをその辺の凡庸なアクションゲームから救いだしている。
【グラフィック】……4点
ソニック・カラーズやドンキーコング・リターンズのような無茶苦茶なものを除けば、wiiハードでは最高レベル。近いところではゼノブレイドだが、ダンジョンを含めた全体的なデザインのレベルは(ちょっとした中学生っぽさはありつつも)ゼノブレイドより遥かに上。ステージは探索し甲斐があり、ボスは強大で、ヒロインは可愛らしく、老婆と老人はユーモラス。主人公とその武器は、恥ずかしい部分と思うこともあるかもしれないが、格好の良さも否定できない。ただし主人公の見た目はパッケージ詐欺、馬面です。
【音楽】……4点
少なくとも悪いと思わせる部分はない。最終局面のヒロインのオペラソングの使い方は秀逸。
【熱中度】……5点
このゲームの素晴らしいところはテンポ。レベルバランスも謎解きの難易度調整もほぼ完璧。アクションも爽快。一つのダンジョンも普通に解けば一時間前後でサクサク進める。なにより「ヒロインを救う」という動機付けが、かつてないほどに強いゲームであるため、プレイヤーのモチベーションが失われることがない。
【快適さ】……5点
他のレビュアーが第二武器の必殺技に無敵時間がないことを稚拙と評していたが、それは誤解だと擁護しておきたい。本作の必殺技は溜め時間(ただし、さほど時間は必要なく、溜めている最中も移動や緊急回避が行える)以外にコストを必要としない強攻撃であるため、無敵時間があると明らかにバランスが崩れる(無敵時間があるなら、逃げ回りながら溜め、必殺技をぶっぱなすだけで全ての敵が倒せてしまう)。また、全ての必殺技はボタンの追加入力で真価を発揮するが「敵の攻撃が当たらないことを期待して、最も威力の高い最後の追加入力まで出し切る or 追加入力あるいは発生中の必殺技をキャンセルして緊急回避する」という選択肢をプレイヤーに提示することで戦闘をスリリングにしている。多くの必殺技の出始めは敵を仰け反らせることが出来ないというのも、注目すべき戦闘バランスの優れているところ。最も強力な溜めレベル4の追加入力を、敵の猛攻を避けながら全て出し切った時の爽快感は、中々のアクションゲーマーでもうなるほどのものだと思う。
また、こちらでは回避行動後のもたつきを確認できなかった。鎖との相性は悪いが、無敵時間も含めて全く問題のない回避だったように思うが……。
戦闘面を除いても、中々のカメラワークや、ショートカットの配置、レスポンス、どれも良い。特に快適だと感じたのは、二周目の開始地点をある程度選択でき、エンディングを見直せる機能があること。必須とは言わないが、全てのマルチエンディングを搭載しているゲームは多少なりとも見習うべき。
【満足度】……4点
最良のエンディングだけを目指すことを考えれば十数時間。全てのエンディングをコンプリートしても二十時間掛からない。クリア後の追加要素もあるが、リプレイ性は高くない。が、アクションゲームとしては全然問題のないレベル。難易度もハードコアからライトユーザーまで幅広く対応出来ていると思う。
BAD/REQUEST
ストーリーがとにかく微妙。このゲームは「ヒロインを救う」ということ、それから「受肉」を中心に据えているので、それを考えれば大成功はしている。ヒロインは魅力的で、肉を長時間与えなかった時の残酷な展開は、「しょせんゲームだ」と思っていても罪悪感を覚えてしまうし、逆に肉をたくさん与えることで生じるヒロインのグロテスクな変化は恐怖を感じる。しかし一つの物語と見た場合のクオリティはとても低い。何かが矛盾しているというわけではないが、たぶん全てのエンディングを見ても、腑に落ちない部分がたくさん出てくるし、とにかく陳腐だと感じるだろう。世界観は決して魅力がないわけではないが、オリジナルの宗教観が存在しているにも関わらず、パンドラの箱というギリシア神話を持ち出した挙句、主人公が唐突に「ヴァルハラ」と呟いたときは本当にウンザリした(しかもオリジナルにせよギリシアにせよ北欧神話にせよ、物語への絡みは結構弱い)。アーカイヴスで世界観を補強できるが、ネタ的なものを除けば幻滅するようなものばかり。ただし、キャラクターの魅力も含め、エンディングまで引っ張る力がないわけではない。全てが終わった後、「なんだかなあ」と思う程度。
ウリの一つと思われる鎖アクションの出来はとてもいい。肉の引き抜きやダメージ性能、謎解きへの利用だけではなく、敵同志を結び付けてダメージを伝えたり、特定の部位に巻きつけて動きを制限したりと利用方法が幅広い。しかし、他のレビュアーも書いているがぶら下がり時の操作性が非常に悪い。結局、最後まで完璧に使いこなすことはできなかった。また二種類の巻き取り(その場で鎖を巻きとれるがゲージの溜まりが弱いcと、崖や壁付近ではスカ扱いになるがゲージが溜まりやすい方向スティック逆入力)の違いを明記してほしかった。僕が見逃しただけかもしれないが……。
二周目では、一週目では特定の(それもシークレット的な)条件でしか手に入らない、ヒロインへのプレゼントアイテムが大量に販売されるようになるが、それは一週目で販売してもよかったのではないかと思うようなものが多いのも不満点。ヒロインとの交流が楽しいゲームなので、通常プレイで手に入るプレゼントアイテムの量と質は大事だと思うのだが(もちろん悪いわけではないが)。
COMMENT
次世代を感じさせるようなゲームがやりたいというのなら他をあたるべきだが、ちょっとばかり、さくっと楽しいゲームがやりたいというなら「パンドラの塔」は手堅いかもしれない。ストーリーは陳腐なネットスラングを使えば「中二病」的でツメが甘いが目的が明確で、一風変わっているにも関わらず堅実なアクションゲームという不思議な体験が出来る。僕の記憶と知識が正しければ、製作元のガンバリオンは漫画やアニメを原作としたゲームを手掛けていた会社で、たぶんこの作品が初のオリジナルだったと思うが、今後、あるいは次作が楽しみになる出来であることは間違いない。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
73pt
GOOD!
・オリジナリティ
鎖(ポインター)と武器(ボタン)を使った戦闘。手ごわい敵と時間制限のある謎解きダンジョン。
素材を集めて武器や防具・アイテムを作る楽しさ。細かく作られたヒロインとの共同生活のやりとりと、そこからのマルチエンド。
ビックリするくらいこの4つの要素が綺麗にまとまり一つのゲームとして完成しています。
ダンジョンが楽しく、素材も集めたいし先にも進みたい。でも家で待つヒロインを放っておけばゲームオーバー、、、というありそうで無かった絶妙なゲームです。
戦闘バランスや回復アイテムとお金のバランスも絶妙で常にふところ事情を考えながらプレイするのは楽しいです。
ダンジョンに一回行って帰ってくるまでが数十分なので良い区切りにもなり、マイペースにゲームを楽しめるのも見事なゲーム設計だと思いました。
とにかく、この「ゲーム設計とバランスと完成度」これがすばらしかったです!
・グラフィック
かなり綺麗で作りこまれていて、世界観などもしっかり表現されています。
ですがやっぱりHDゲームなどに比べると画像の荒さは目立ちます。
・音楽
全体的に世界観を表現するBGMとしての仕事を十二分にしてくれています。
ゲームの邪魔をせず、盛り上げるときに盛り上げる、そんな音楽です。
・快適性
ダンジョン内ではロードもなく快適です。(ゲーム開始や塔への移動はあります)
鎖や武器での攻撃などもリモコンからのフィードバッグがあるおかげか気持ちいいです。
・熱中度、満足度
素材集めが楽しくてけっこうハマってやり続けてしまいますv
ストーリーも断片的に語られていき、アーカイブスを集めることで見えてくるのでゲームプレイを邪魔せず、でも謎が知りたくてなるべく全部集めたいと思ってしまいます。
ガーっと熱中してやるというよりも、一日一回塔へ出かける、今日はこの素材を集めにいくみたいなテンポで遊ぶと楽しいです。
BAD/REQUEST
・快適さ
カメラアングルが悪いです。
全部が悪いのじゃなく、カメラ切り替え地点で敵がいるとこっちからはコロコロカメラが切り替わって戦いづらいのに敵は容赦なく攻撃してくるという状態になり、わざわざカメラが良い位置まで敵を引っ張っていくなどしなければならないのが不満でした。
・時間
時間によって塔で出るアイテムが変わったりするのですが、この時間がわかりづらく行ってみたらもう時間を過ぎていて拾えない、逆に早く到着しすぎてやっぱり無い、などちょっと不便でした。
ただでさえ時間制限があるので時間を無駄にしたくないのにこの仕様はちょっとと思います。
COMMENT
Wii後期任天堂コアゲー路線のゲームの傑作のひとつになれるのは間違いない作品です。
アクションRPGx謎解きx素材集めxヒロインゲームと
斬新な掛け合わせを見事に完璧にやり遂げたゲームです。
この完成度こそこのゲームで一番評価されるべきところじゃないかと思います。
あと恋愛がストーリー本編の中心に来るのですが
不思議とうざったい雰囲気はなく、子供向けでとてもベタですがそのぶん安心して楽しめました。
悲惨な境遇でも健気なヒロイン、無口だけど誠実な主人公の命がけの恋愛ストーリーは共感できました。
最近出たWiiのラストストーリーとは真逆の恋愛模様だったと思いますw;
謎解きアクションと素材集めゲーが好きな方にはとてもオススメです!
(フルハイビジョン46インチTV D端子 リモコン+ヌンチャク使用)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt |
85pt
GOOD!
美麗なグラフィックばかりが先行して、実際のゲーム内容はさっぱり・・・という昨今の作品に辟易としていたなか、久しぶりに歯ごたえのある面白い作品でした。ゲーム内容というと「ゼルダの伝説」に代表される探索型アクションRPGで、RPG要素といえばレベルアップがあるというくらいですが、そのレベルも自然に上がっていく感じでRPGにありがちな作業感はありません。
このゲームの大きな特徴として探索時の時間制限がありますが、余計なシステムになるどころか後述したこの作品の魅力に繋がっています。
主な登場人物は三人ないし四人というところですが、その分一人一人が丁寧に描かれていてキャラクターが立っています。
このような作品は概してキャラクターに魅力がないとモチベーションが沸かずに続けること自体が億劫になりがちですが、その点、この作品は主人公、ヒロイン共にアクがなく、先に書いた時間制限も相まってプレイヤーに「この二人を幸せな結末に導こう」と思わせるモチベーション作りに成功しています。
チェーンを使ったアクションもとても爽快で、奥深いアクションを楽しめました。
BAD/REQUEST
ゲームの仕様上、グロテスクに耐性のない方にはオススメできません。
それと、アクションの苦手な方にはストレスを感じる部分があるかもしれません。例を上げると、固定カメラの為、敵が見えにくかったり、チェーンを引っ掛ける場所がわかりにくかったりする場合があります。
COMMENT
操作性の面で、リモコン+ヌンチャクの使用をオススメします。
BADにも記載しましたが、過激な表現もある為、人を選ぶ作品には間違いありませんが、最後までプレーした全てのプレイヤーが満足できる作品だと一押しできます。
第一印象で「難しそう」や「何だか怖そう・・・」とは思わずに、ぜひ多くの方に手に取ってもらいたい良作です。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
◆リモコンを使った操作が楽しい。
リモコンを上手くアクションに結び付けているところが、新鮮なアクション、操作感を生んでいる。
モンスターを拘束したり、引きちぎったり、投げたりするところに爽快感がある。
そこに通常の武器(剣や鎌など)を組み合わせるところも○。
また、仕掛けの解除やいろいろなギミックにも鎖を使わせるところも良い感じで仕上がっている。
いわゆるゼルダ的な謎解き&アクションに近い。
◆世界観やストーリーが良かった。
世界を救うといった大仰な理由で主人公が行動するのではなく、ただひとりの少女の為に危険を顧みず塔へ赴くという個人的な行動原理が、プレイヤーとの一体感や没入感を深めていて良い。
その為に重要になってくる少女のキャラクターも、やや典型的ではあるが、誰でも守りたくなるような好感を持たせることに成功しており、モチベーションを持ってプレイを続けたくなる。
そのヒロインとの二人だけ(商人はいるが)の生活も上手くゲームに落とし込んでおり、まさしく新婚生活を疑似体験できる。仕事へ行き、期限までに家に戻ってくるという行動をシステムとして取り入れているのが新鮮だ。ヒロインへのプレゼントも、それがゲーム性にも直結していることもあり、地道にお金をためてプレゼントする行為が素直に楽しめる点は秀逸。
ICOやワンダと通じる部分があり、ああいう物語が好きな人には、楽しめる世界観となっているのではないか。
BAD/REQUEST
◆一部の操作性が悪い。
全体的に、新しい操作で新鮮に楽しませることには成功しているが、一部のアクションの作りが稚拙で、結果的にその部分の操作性を著しく損なわせる結果になっている。
具体的には、天井から吊るされたギミックに鎖をフックさせ、身体を揺らして遠心力で離れた所へジャンプするアクションに関して、方向転換をするときに、思い通りの方へ向けない。
これが全く向けない。というか、スティックを倒してもそちらへ向かないので、相当イライラする。なぜこんなことになっているのか分からないが、作りがおかしいとしか言えない。ゼルダや他のアクションアドベンチャー系でよくあるこのアクションなら、普通にスティックを倒した方へ向きを変えたり、揺らし方を変えたりできて、なんらそこで戸惑ったりつまづいたりするところではないが、このゲームに関しては、そう素直にはいかせてくれない。クセがあり過ぎて、向きを上手く変えられない。当然、向きを変えないと進めない場所があるにも関わらずだ。
もう一つは、これはある種コアゲーマー的な視点だが、プレイヤーの技の無敵時間やキャンセルについて。
技を出す(攻撃を出す)ときに、無敵時間がないので、敵の攻撃が当たると、いつでもやられてしまう。
これは一見、当たり前のように思うが、厳密にいえば爽快感を阻害する結果となっている。
技には溜めて出すものもあるが、溜めて出す瞬間、あるいは出した後、本当なら連続攻撃が続いて開放による爽快感が生まれる筈だが、ザコのちょっとした攻撃にも、常につぶされてしまうので、何体ものモンスターに囲まれた時は、ハメに近いことに陥る。フルボッコされるわけだ。
これは、通常なら無敵時間を設けておくのがモダンなアクションのはずで、そういう発想がないのか、あるいはバランスの為にあえて無敵時間を入れなかったのか分からないが、いずれにしてもこれは稚拙としか言いようがない。
同様に、キャンセルもあまり効いていないようで、次の行動へ行くときにもたつく時があり、ボス戦など忙しい対戦の時には、理不尽な展開にあることもしばしば。とうていこれで自分のミスとは思えず、アクションゲームのクオリティとして、洗練されているとは言い難い。
COMMENT
◆プレイ環境
フルHDモニター、リモコン操作。
◆総評
一部の操作感に難はあるが、Wiiにおいて、リモコン操作を上手く消化しており、既存にない新鮮なゲームに仕上がっている。
その他、ストーリーとゲーム性の融合も見事であり、全体的にスマート(小さいではない)な作りになっているのは、ゲームに造詣の深いプレイヤーほど舌を巻く点と言えるだろう。
アクションに於いて辛辣な点も上げたが、昨今のゲームの中では輝くべき原石であり、ぜひとも、更に磨かれた続編や姉妹編などをプレイしてみたいと感じさせる作品となっている。
最近のよくあるゲームに食傷気味のユーザーには、新鮮な味わいを感じられ、隠れた名店を発見した時のような喜びを得られるではないだろうか。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
[オリジナリティ]
鎖を使って敵を倒したり、塔の様々な仕掛けを解いていくシステムは斬新とまではいかなくとも面白いです。大人向けゼルダといった感じでしょう。そしてヒロインを放置していると段々と獣へなっていくのですが、その獣があまりにも醜く、放置しててゴメンなさいとなります。その作り込みが素晴しい。
[グラフィック]
間違いなくWiiとしては最高峰の出来。ラストストーリーやゼノブレイド並かそれ以上です。その為、一部リアルで若干グロいと感じてしまうところもあります。それがまた作品の面白味の一つでもありますが、グロが苦手な人は要注意ですw
スキップも出来るので見たくない人はスキップするといいかも。
[音楽]
個人的にあまり音楽は気にしてませんが、プレー中に支障ありませんw
音楽に興味がない自分でもヒロインの歌が耳に残るので4点。
[熱中度]
武器の強化やアイテムの合成、ヒロインとの関係、アーカイブの収集、どこかで見たことあるようなシステムですが、やれる事が多く時間を忘れてプレー出来ます。
基本、塔と寝床との行き来しかないので寝床の生活空間がインテリアで変化していくのが地味に嬉しいです。
BAD/REQUEST
[快適さ]
他の方も述べていますがカメラが固定の為、少し見づらい場所があります。そのため、鎖を使った空中ブランコで飛ぶタイミングが分りづらい部分があります。また、塔の奥行きを魅せたいのでしょうが、カメラが引いている所で敵と戦うと主人公がドコを向いてるか分からず、敵の居ない方に攻撃することもしばしば。。。ただ、元々鎖を使って戦うこと前提で作られているので上手く鎖を使えば空振りも減るでしょう。
[難易度]
まだクリアしていないので評価しづらいところもあるのですが、行き詰まるところはなく謎解きはチュートリアルを見れば直ぐに判るのでスイスイ進めてしまします。もう少し頭を捻るところがあっても良い様に思います。お金がなかなか貯まらないので極端に強い装備なって急に戦闘が楽になるという事はないので、それは上手く出来てると思います。
[その他]
主人公が不細工。リアリティを追求したのか、あまり好きになれません。ヒロインはOK!
全体的に
悪い所があまり目立たないくらい上手く作り込まれていると思います。
COMMENT
[満足感]
今のところ買って良かったと思ってます。
複数のゲームの良い所を詰め合わせた様なゲームです。よく研究されていると思いました。
ストーリー展開が上手く出来ていて引き込まれるので、もし私に時間があればやり込んでいる事でしょう。Wiiの中では傑作だと思います。
ただ、先も述べましたがグロが苦手な方にはお勧め出来ません。
それ以外の方は買って損はしないと思います。
Wiiリモコン使用
発売スケジュール
サイト情報
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GOOD!
ストーリー・謎解き・アクション・恋愛シミュレーション(笑)など、様々な要素が絶妙なバランス組み合わされた良作である。
塔の中での主人公・敵キャラクターのグラフィックは正直微妙だが(特に拡大時)、背景の精密さ・壮大さは素晴らしい。また、セレスがみる「夢」のグラフィック・演出も良い。
BGMは是非サントラ化を希望する。ラスボス戦でのセレスが歌うメインテーマのアレンジ版は特に素晴らしい。
セレスとの親密度によるマルチエンディング形式だが、
どのエンディングも、一見BAD ENDだったとしても、それはひとつの物語として受け止められる。
メニュー画面からのアイテム管理・チュートリアル・マップ・その他の快適さは、他のゲームも見習うべきである(特にゼノブレイド(笑))。
BAD/REQUEST
1週するのに掛かる時間の割に、敵の落とすアイテムのバラエティーが少ないのと、レアアイテムの入手は時間限定 & 特定のスポット限定であるため、アイテム合成・武器強化はかなりの時間と根気を要する。せめて武器だけはMaxまで強化したかった。
リモコンを振り鎖を引きちぎる操作は感度がイマイチなのか、たまに思うように操作できない場面があった。
ポインター操作だけで充分Wiiの特性が活かされているので、無理して振る操作にしなくても良かったと思う。
COMMENT
1週クリア後は、チャプター選択により一度クリアした塔に再挑戦できるシステムは興味深い。但し、エンデのレベル・武器は持ち越しのため、序盤の塔はヌルゲーになってしまうのは残念。2週目は敵が強化される、またはレベル・武器はキャンセルでもよかったのではないか。
カメラアングルが固定な事については良い面・悪い面があると思うが、仮にカメラアングルがゼルダのように操作できた場合の、戦闘の快適さ向上(プラス面)と謎解きの複雑化(マイナス面)を天秤にかけると、このゲームの間口を広める意味では、今回のカメラシステムは成功だったと思う。
罪と罰2・レギンレイヴ・ゼノブレイドと、任天堂と外部デベロッパーが組んだ作品はいずれも100時間以上楽しめたが、本作も期待を裏切らない出来であった(大作RPGを謳った某ゲームを除く)。
上記のゲームに何か感じる経験があったのならば、是非お勧めしたい作品である。