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THE LAST STORY [ラストストーリー]

THE LAST STORY [ラストストーリー]
発売元 任天堂オフィシャルサイト
発売日 2011/01/27
価格 6,800円(税込)
レーティング B / 12才以上対象 (CERO について)
タギングトップ3    
タイトル概要 RPG / 1人用
スクリーンショット
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スコアボード

THE LAST STORY [ラストストーリー]評価ランク
総合ポイント
59
難易度
1.74
レビュー数
78

スコアチャート THE LAST STORY [ラストストーリー]レビューチャート

0%
0-9
1.3%
10-19
5.1%
20-29
7.7%
30-39
16.7%
40-49
25.6%
50-59
15.4%
60-69
16.7%
70-79
10.3%
80-89
1.3%
90-100
【60点以上】
43.6%
【標準偏差】
16.7

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 2pt 4pt 2pt 3pt 3pt 1pt
総合点
58pt

GOOD!

【戦闘システムが良い】
ギャザリングを初めとした数ある戦闘システムは中々良かったです。
序盤はやれることも少ないですが、終盤は技もそれなりに多く爽快感があります。
ただハイド時の敵の反応だけは不満、目の前で隠れても見失ってくれます。

【音楽、特にメインテーマが良い】
個人的にメインテーマの曲がかなり好きです。
他のBGMもどれも良いものが多かったです。

【移動中などの会話が面白い】
これは聞いていて素直に面白かったです。
この会話で愛着が沸いたりする場面もありました。

BAD/REQUEST

【グラフィックが粗い】
うーん、正直お粗末な出来。
ハードのスペック的に限界はあるのでしょうが粗さが目立ちます。

【シナリオが陳腐】
シナリオは全く感情移入出来ませんでした。
何て言うか、キャラの掘り下げといったものが少ない。
個人的な意見ですが、まず主人公とヒロインがなぜ相思相愛なのかにも疑問を持ちました。
出会う→優しい→好き!・・・と、受けた印象はこんな感じ。
もう少し丁寧に人間関係の深みを出して欲しかったです。

【ボリューム不足】
シナリオは20時間〜、遅くても30時間あればクリア出来るでしょう。
やり込み要素と言えるものも武器強化くらいで、これといってありません。
周回プレイもアイテムが少し変わったりするだけで大きな変化は無く作業感が強いです。

【広大な?ルリの街】
プレイ当初はそれなりに広いと思いましたが、マップを把握するとただ入り組んでいるだけ。
住民や看板にぶつかったりするのも楽しいのは最初だけ、段々と歩くのが億劫になりました。

【細かい諸動作等が惜しい】
扉を開ける時に一々立ち直ったり、川を泳ぐのが非常に遅かったり、と。
細かい不満が重なってゲームの印象をかなり下げています。
個人的にはシナリオやグラフィックよりもこういう諸動作の方が気になりました。

COMMENT

総評としては非常に惜しいです。
バトルは普通に面白かったので細部をもう少し丁寧に仕上げて欲しかったです。
かなり辛口な評価になってしまいましたが、それなりに楽しめていることも事実です。
私は予約して買いましたが、買って損したとは思っていません。
微妙な評価が多いため面白くないと思っている人が多いかも知れませんが、
決して面白くないわけではないので一度ご自身でプレイするのをオススメします。
もしラストストーリー2なんていうものが出るのならまた買いたいと思います。

プレイ時間:20時間以上30時間未満(クリア済)
SSSさん [2011/02/10 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 2pt 3pt 3pt 3pt 3pt 2pt
総合点
58pt

GOOD!

・味方キャラクターがみんな個性的かつ魅力的。敵キャラクターも分かりやすい性格で、腹立つ行動をしてくれるので悪役っぽくて良い。声も全体的に好感が持てる。

・レベル上げや御金稼ぎが基本的に必要なかった。ダンジョンのボス戦前にレベルを上げることができる場所が用意されていて、適正レベルまで上げることができる(上げすぎることもできないが)。

・一見勝てなそうなボスでも、色々試すと倒せたりして攻略してる感がある。

・装備のカラーリングは楽しかった。

・バナナの皮は楽しかった。

BAD/REQUEST

・ストーリーのボリュームが少ない。オンラインも自分には合わなかった。

・物語の舞台がせまい。帝国の領土のうちの一つの島だけでストーリーが完結してしまって拍子抜けした。敵対勢力のボスがいる軍と戦争してるんだから、本国から増援来てもいいんでは?とか普通に思ってしまった。

・グラフィックがはっきり言ってショボい。なんだかぼやーっとした背景に薄っぺらい人物絵が描いてある感じ。最初D端子が壊れてるのかと思った。クリアする時まで自分は違和感感じたままだった。wiiなら普通なのかもしれないが、PS3でGT5を同時にやってたので落差が激しすぎた。

・戦闘システム全般。良い点の裏返しだが、結局何らかの攻略法を見出す必要があり、雑魚敵にいちいちコマンド使って戦うのは正直めんどくさい。自分には難解で、最後まで使いこなしている感じがなかった。

・主人公が過酷な過去のわりに善人すぎる。

COMMENT

プレイ時間30時間、クラシックコントローラ使用、32型HDテレビ、D端子接続。
安心できる王道の物語でそこそこ楽しかった。
戦闘システムも自分には合わなかったが、理解が早い人なら楽しいと思う。
できればPS3かXBOXで出てほしかった。グラフィックが美麗とまではいかなくても、
もう少し背景と人物に違和感無い程度ならもっとずっと楽しめたと思う。

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
wiiは苦手さん [2011/03/07 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 3pt 2pt 3pt 3pt 1pt
総合点
57pt

GOOD!

Wiiにしてはという注釈が付きますが、グラフィックは物凄く綺麗だった。
恐らく、wiiでは限界ギリギリレベルなんじゃないかと思う。
他にはRPGで良くありがちな、無駄な戦闘が少なく、最小限で済み、レベルもサクサクあがる為戦闘を苦に感じる事は一切ない所や、武器防具の強化が楽しかったので、そういうシステム面は凄く良かったように思う。

BAD/REQUEST

一番目についた点はストーリー。
wiiの任天堂RPGでは、ゼノブレイドのストーリーが大変良かったので、この作品も期待してましたが、ガッカリしました。
どこにでもある、ベタなストーリーに加え、無駄に恋愛要素を取り入れ、台詞の選択も王道ジャンプ漫画の主人公のような、綺麗事ばかり並べ、そしてそれが全て思い通りに進んでいくという安易な発想の内容でした。
ラスボスも簡単に想定出来たし、もっと捻りが欲しかったです。

良い点に戦闘を挙げましたが、戦闘頻度が少なくサクサク進んだのは良かったんですが、明らかに難易度が低すぎるように感じました。
BOSSモンスターと戦ってもハラハラする事はなく、ラスボスさえも片手間で倒せる難易度で、全くハリがなかった。

COMMENT

悪くはないけど、良くもないといった感じでした。
改良を加えれば良ゲーになれる素材ではあるので、少し惜しく感じました。

プレイ時間:20時間以上30時間未満(未クリア)
クロフネさん [2011/02/16 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 3pt 3pt 2pt 3pt 3pt
総合点
57pt

GOOD!

■Wiiの中では、かなり質の高いグラフィック

どうせなら、序盤辺りにあった
高品質ムービーがもっと見たかったが
良くも悪くも衣装変更システムが邪魔したか

EDくらいは、衣装を無理矢理変えてでも良いから
高品質なので見たかった気もする

■画面の演出効果

主観で物を見るシーンだったり
ちょっとした映画のようなワンシーンがあり
臨場感溢れる迫力があった

■そこに住まう人々の生活感や空気感

町や船上で
賑わったり作業を行う人達の
独特の生活風景が、それっぽくて良かった

もう少し住民のグラフィックパターン欲しかったけど

■個性的な仲間達

主人公&ヒロインは別として
共に戦う傭兵衆が、非常に愉快で楽しい
(特にマナミア・セイレン・ジャッカル辺り)

ただ、それだけに惜しいのは・・・(以下悪い所で

■地形や仕掛けを利用したりといった、戦略性のあるバトル

物陰に潜んだり、物を壊して瓦礫で攻撃したり
仲間への指示を臨機応変に使ったり
戦術を楽しむ事が出来た

BAD/REQUEST

■ストーリーのボリューム

何を置いても、シナリオの薄さに泣いた(泣
この作品は大体40ちょいパート程に
章が区切られたシナリオなんですが

パートによっては、会話を見ただけで終わるものもあったりで
かなりのスピードで終盤に向かってしまう

■自由度の少ない、ほぼ1本道のイベント進行

上記のことと関連することですが
一度拠点の町を出発してイベントを進めると
当分の間は行動を制限され、強制的にイベントを進める羽目になる

それによって、どんどんシナリオが進み
一層短く感じてしまうことに

■仲間達などの色々な設定の掘り下げ不足

良い所で個性的な仲間と書きましたが
しかし、各々が傭兵として組むに至った経緯や過去

マナミア(出生)・ユーリス(片目)・神獣とは何か
といった謎の要素が、ほとんど解消されておらず
掘り下げが甘いと感じた

どうせなら、もっと昔の地点から始まり
だんだんと(傭兵)仲間が増えていくノリでも良かったかも

■会話のぶつ切り

戦闘中や、その前後の会話などは
「次のイベント地点への到達」「注視ポイントの確認」「戦闘終了」
などで、無理矢理切られてしまう

特に戦闘は
仲間がいつの間にか、終わらせてることもあるので
おーい!まだ会話途中だったのに!!とかって
パターンが何度かあった


■透明薬

女性陣の下着!!何故男性と同じ
ボクサーパンツにしたし!!
ロマンもクソもねぇぞ!

COMMENT

発売前の宣伝による期待度の高まり
&「ゼノブレイド」との比較によるハードル上げで
若干泣きを見た作品・・・かな?

そんなに悪い作品じゃないのだけど
どうしても劣った部分を見せられるというか
勿体無い感じがしたなぁ

実に惜しい作品である

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
武士のハートさん [2011/04/03 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
2pt 4pt 4pt 2pt 3pt 3pt 2pt
総合点
56pt

GOOD!

藤坂公彦さんデザインのキャラクターは魅力的。
無難過ぎず、かといって媚びた感じも無し。
どこか垢抜けないものが多い任天堂のコア向けソフトの中では珍しく良い塩梅だ。
キャラクターの性格付けや台詞回しも自然な形で良かった(主人公ヒロイン除く)。
会話テキストに目眩を起こすことも少なくない昨今の和製RPGにおいて、
アレルギー物質の少なさは貴重。

グラフィックは全体的に彩度が低く暗めの色使い。
ボヤケを犠牲にジャギ軽減を取るスタイルはゼルダトワプリやモンハン3の系統か。
このタイプのグラフィックはブラウン管テレビならかなり綺麗に映る。
ルリの街はイメージイラストに忠実に、細部まで丁寧に作られている。
一方でダンジョンの絵作りはやや単調に思えた。

「映画音楽に近い要素とか、肌触りみたいなものを取り入れました」と
植松さんが語るBGMは、確かにゲームの雰囲気を壊さないもの。
しかしどこか印象に残らないのは、本作が映画ではなくゲームだからだろう。
ベタベタに臭いゲームミュージックでもゲームに溶け込むことは可能だと思う。
現に後半の一部の戦闘曲は近年の植松氏らしい弾けたテイストなのだが、
BGMが浮いている印象は特に受けなかった。

BAD/REQUEST

「ステージクリア型RPG」とでも表現すれば良いのか、
全ての戦闘がSLGばりにカチッと配置されているのはどうも味気無い。
シームレスな戦闘だからこそ、ある程度のランダム性が欲しかった。

ストーリーが急展開してあちこちにたらい回しにされるのは、
悪い意味でFFの名残りを思わせる。
もちろんリニア型RPGでも面白いものもあるが(それこそFFとか)、
ルリの街という明確な拠点を持つ本作は街を中心に活動したかった。
サブクエストも酒場に依頼を集約させる形にした方が分かり易かったと思う。

レベルの調整が大雑把。
ボスで詰まらないように直前に敵召喚サークルが用意されており、
数十秒で殲滅できる雑魚を倒すとレベルがグングン上がっていく。
「成長の楽しみ」はRPGにおける重要な魅力の一つ。
ストーリー上のボスで苦戦したから他のクエストで強化しようとか、
そういった攻略の自由度を放棄しているのはいかがなものか。
ドラクエで魔王の隣にメタルスライム部屋があったら白けるだろうに。

途切れ途切れに挿入されるイベントシーンのせいで没入感が殺がれる。
ちょっと進んでイベント→戦闘→ちょっと進んでまたイベント…の繰り返し。
もっと戦闘させてくれ、遊ばさせてくれ、とプレイ中何度思ったか。
強制イベントの発生で移動中の会話が切られることも多い。
仕方ないから会話が終わるまで棒立ちして移動を待つようになったり。
本来はゲームプレイの連続性を保持する為の演出なのにこれでは逆効果だ。

寄り気味のカメラワークで多人数が入り乱れるゴチャゴチャした戦闘は
全体の戦局が把握しづらく、目玉要素であるギャザリングの使い心地がイマイチ。
要らないとまでは言わないが、ゲームを通じて引っ張るほどの魅力は無い。
仮にギャザリング抜きのアクションRPGだったとしても、
戦闘の評価は大して変わらなかったと思う。
※ヘイト管理という点では、ゼノブレイドは未来視システムと併用することで
「システムを有効活用した高揚感」をプレイヤーに与えることに成功していた。

物陰に隠れるシステムにしても同様で練り込み不足。
他の行動とボタンが共通しており、誤操作でイラつくことも。

レアアイテム収集やオンライン要素も特別奥が深いものではない。
Wizardryやハクスラ系のような中毒性も期待していたのだが…。
全体を通じて「ここが面白い!」と言える強烈な魅力に欠けている。
優れたRPGに出会うと寝食を忘れて没頭してしまうものだが、
本作は「とりあえずクリアまで頑張るか」程度のモチベーションしか保てず…。

COMMENT

濃厚な坂口イズムに胸焼けを起こしそうになった。
唐突なお涙頂戴イベントにFF2を、
メンバー選定の都合で起こる自己犠牲にFF4を、
つまらないミニゲーム強制にFF7を思い出した。
テキスト(ナレーション)で雰囲気を盛り上げるTRPGテイストはFF1、
ベタなローマの休日ごっこはFF9か。このあたりは嫌いではないが…。

昔のFFが評価されていたのはおそらくこういった所ではないだろう。
同時代のゲームの中で突出していたグラフィックの美しさ、
極めて快適性に優れたユーザーインターフェース、
そして進取の気性に富んだ戦闘システム。
これらの諸要素が稚拙な部分に目を瞑らせるだけの魅力に溢れていたのだと思う。
対抗馬がドラクエと劣化ドラクエもどきしか無かった時代背景にも恵まれていた。

その点で本作はどうかというと、
グラフィックは綺麗だがHD機の海外製大作ソフトには当然ながら見劣る。
そこは責められないが、ハードに依存しない部分の絵作りも特段目立たない。
UIもゲームオタクがゲームを作る現代においてその優位性は失われつつある。
戦闘システムはようやく「はないちもんめ」の棒立ちスタイルから卒業したが、
練り込み不足の感は否めなかった。

これがスクエニ製だったらスクエニのくせに結構頑張ったねと褒めていた。
だが、任天堂が全面協力した「あたらしいかたちのRPG」を謳う大作としては落第。
決して駄作ではないにせよ期待に応えられる内容でもなかった。
和製RPGの作法から脱却しようとする意図は感じられたが、
旧態依然とした部分はまだまだ残っている。

やけにリアルな果物の転がり方だとか、殆ど使い道の無い花火だとか、
枝葉の作り込みに妙な熱意を感じるのに、それが全体のゲーム性に寄与していない。
肝心要の幹が頼りないから余計にバランスの悪さを感じる。
これは明らかにディレクター=坂口さんの責任ではないだろうか。

これが坂口さんのラストではあまりに寂しい。
次こそ「さすがFFの生みの親」と思わせる傑作を作って欲しい。

プレイ時間:わからない(クリア済)
NACKYさん [2011/02/08 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 4pt 3pt 2pt 1pt 1pt
総合点
56pt

GOOD!

・オリジナリティ
戦闘には多種多様な戦略性が用意されており、他のRPGにはない頭脳的なRPGとして楽しめた。ギャザリングやコマンドモードを取り入れたのは良いと思う。
変わったRPGをやってみたい人にはお勧めだと思います。

・グラフィックス
wiiの中では綺麗な方なのではないかと思う。
また、隅々まで凝った作りは立派である。

・音楽
植松さんの音楽はゲームの雰囲気にマッチしており、とてもしっくりくるものばかりだった。
ジルのイベントのときに流れる音楽はすごく良かった。
ただ、全体的にインパクトに欠ける感じの音楽が多かったので、あまり耳には残らなかった。

・熱中度
王道な感じのストーリーでわかりやすく、常に先が気になって楽しめた。

BAD/REQUEST

・熱中度
少しイベントのムービーが多く全体的に戦闘とイベントのテンポが悪いため、熱中度が冷めてしまうことが何度かあった。
あと、やり込み要素があまりなく、残念である。

・満足感
部分的には満足できた内容がちらほらあったが、全体的にみると微妙である。
とくにラスボスを倒してからのエンディングまでが長く、よくわからない戦闘イベントが始まったりして非常にイライラした。個人的にもう少しコンパクトに仕上げてほしかった。
また、街がルリ島1つしかないため、中盤少し飽きが来てしまった。RPGならではの様々な街へ行って、違いを楽しむということが出来ず、残念である。
戦闘のパーティメンバーをそれぞれ設定できず、また基本的にエルザしか動かせないので自由度があまりなかった。

・快適さ
一番気になった部分がこの快適さである。戦闘中に処理落ちが頻繁に起こり、せっかく面白い戦闘システムが台無しだと感じた。なぜなら、このゲームの肝のギャザリングを発動するたびに、カクカクとにぶい動きになりストレスがたまった。また、ギャザリングを発動するボタンを押しても反応しないことがあり、その間やられまくったりもした。
あと主人公は常に地面を滑っている感じでスルスル動くので、壁を登って切りつける技がやりにくくてしょうがなかった。
他にはロードやディスクの読み取り音も結構あったので、気になってしまった。

・難易度
全員LIFEが5つあるため、強いボスとかではない限りなかなか死なない。
また、戦闘後は毎回全回復されているのでちょっと緩く感じた。
RPGの必需品である回復アイテムが存在しないのは残念である。
これらの要素を改善すればもう少しハラハラする戦闘になったのではないかと思う。

COMMENT

クラシックコントローラーPRO使用。

坂口さんのRPGが好きで、特にFF9の雰囲気が好きだったため、ラストストーリーを購入。
またwiiをもってなかったので、このために本体とセットのスペシャルパックで購入した。

クリアしてみると、期待が大きかったせいか非常に残念な出来だと感じた。
面白いゲームだとは思うが、ユーザーの期待にこたえきれていない感じがし、とても惜しい作品である。
もう少し色々と改善していれば、最高に面白いゲームになったのではないかと思う。

あと、ちなみにオンラインは未プレイです。

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
りょうさん [2011/02/08 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 3pt 2pt 3pt 3pt 0pt
総合点
55pt

GOOD!

ストーリー
・王道です。誰にもわかりやすく、奇をてらわないまっすぐな感じのストーリーです。粗も少なく無駄に話を広げることもないので、あとぐされなくスッキリと終わります。

システム
・かなりの親切設計で、オプションで3D酔い対策までできます。

・戦闘も易しくレベルをちょっと上げるだけであっさり勝てます。逆にあげすぎてバランスが崩れるくらいです。

・どの防具でもそんなに防御力が変わらないので、デザインで好きに装備を選べます(種類はそんなに多くありませんが...)。外見はオンラインにも反映されるので、自分のオリジナリティを積極的にアピールできます。

・オンラインも特に珍しいシステムがあるわけではありませんが地味にハマりました。テンプレートで会話するようなシステムですが、あいさつから作戦、くだらないやり取りまで意外と幅広くコミュニケーションがとれるのが好印象です。ストーリーよりもよかったかも。

キャラクター
・敵味方含めて魅力のあるキャラクターが多かったと思います。ダンジョンを歩いているときの掛け合いが多く、キャラに愛着がわきました。


・街は一つしかありませんが、かなり広く細かいところまで作りこまれていて歩きまわるのが楽しいです。マップ上からワープもできるので歩くのがだるいということもあまりありませんでした。

BAD/REQUEST

ボリューム
・全体的にかなりコンパクトだったと思います。ストーリーもイベントシーンが多く、「ゲームやってる」よりも「ゲーム見てる」という時間の方が長く感じます。サブイベントが多いというわけでもなく、30時間もしないうちにあっさりエンディングを迎えました。個人的には、もっと世界観やキャラクターを深めるようなイベントがほしかったです。

世界観・設定
・基本的にとある島の中でのおはなしなので、小さな世界の中で全てが完結します。色々な場所に行きたい、とか世界を股にかけて冒険したい、とか思ってプレイするとちょっと後悔するかもしれません。あまり冒険という感じではありません。

難易度
・goodにも書きましたが、簡単です。いいことでもあると思いますが、迂闊にレベルを上げすぎてしまうとなんだか分からないうちに味方がボスを倒してしまいます。せめてボスはもっと強くあってほしかったです。

システムの不満点
・他のレビューにもありますが、カメラワークにちょっと不便を感じます。ヌンチャク+コントローラーだとカメラを自由に動かせないので、慣れるまでイライラします。個人的に少し上から見下ろす視点が好きなので、自由とまではいかなくともカメラの角度など多少は設定できるようにしてほしかったです。気にならない人は気にならないと思うので大した問題でもないかもしれませんが。

・オンラインの討伐に関して、ボスが少ないです。すぐに飽きてしまいます。同じボスと何回も戦うのは作業じみてて苦痛です。だんだんみんな口数減ってくるし。

COMMENT

ヌンチャク+コントローラー使用

CMなどで坂口さんを前に出してくるあたりからかなり期待して買いましたが、まあこんなものかという感じです。普通に遊べますし、そこそこ満足はしてますが、もうちょっと色々と要素を足してほしかったです。わざわざwiiでRPG出す必要があったのかも疑問です。全体的にボリューム不足を感じました。
世界観やキャラクターはとても好きなので、続編を出して(おはなし的に出る余地があるか微妙だが)そのあたりを広げたり深めたりしてほしいです。 

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
巨石人頭像さん [2011/02/16 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 4pt 3pt 2pt 2pt 3pt
総合点
54pt

GOOD!

・オリジナリティ
アクションなのだけどRPG的でありSLG要素もある、ちょっと言葉にしづらいですが
新しい戦闘スタイルを開拓していると思います。
魔法の拡散や追加効果、時間が止まらないスリリングな戦闘、適当に叩くだけじゃ倒せない敵
あきらかにコア向けを狙ったマニアックが戦闘システムだと思います。
システムを完全に理解して、敵をいかに効率よく速やかに倒すかなどを考えるのが
好きな方には好まれるんじゃないかと思います。
ゲーム全体としてもRPG、とはなにか違ったいろんなものがいろいろ入っていて
とても不思議な印象のゲームです。

・グラフィック
Wiiの限界だとは思いますが、普通です。
装備の反映や各部パーツの付け外しや色変えはとても良かったです。
見た目を自分の好きにカスタマイズできました。

・音楽
バックミュージックとしてとても良い仕事をしてくれます。
重厚で繊細な世界観を一番よく表現しているのがこの音楽でした。
ただゲーム内容の方がそれについてこれていないというか・・・

・熱中度、満足度
戦闘がけっこう爽快感がありついついやってしまいます。
装備を強化したくてアイテム探してダンジョンに再訪したり
そういう点はとても面白かったです。

BAD/REQUEST

・ストーリー
このゲームの一番の売りであろうストーリーが 一 番 ひ ど い です。
「説明不足」「演出不足」「おざなり設定」「製作者のためのご都合主義展開」
とプレイヤーをひたすら置いてけぼりにしていきます。
ストーリー展開をセリフ・ナレーションで言っているので内容はわかりますが
その前の積み重ねがまったくないので共感がまったくありません。
主人公とヒロインの恋愛もいいのですが
そうなる経緯や理由がまったく無く、共感できるような内容も無い。
ただただ稚拙な恋愛劇が繰り広げられるのを見せられるのは苦痛でした。
恋愛部分に関してはFF8や10・13に似通った雰囲気を感じました。

・演出
イベントシーンが邪魔と思うほどたくさんあるのですが
演出が下手で見ごたえが無く、なによりゲームのテンポを損なっています。
キャラ造型はけっこう凝っているのですが、表情が不自然で
なんでそこでそんな表情するの?とちょっと気持ち悪く感じるときもありました。
(主に主人公とヒロインに当てはまる)

・操作性
リモコン&ヌンチャクではカメラ視点が操作できません。大変不便です。
クラシックコントローラーPROならばできるのですが、なぜ十字キーを使わせてくれなかったのか?
あとこれはゲームシステムとして意図的にそう作られたのだと思いますが
戦闘中に時間を止めて全体を見渡すことができないので
今がどうなっているのかわからず、苦戦時にはただ混乱して何もできなかったりして不便でした。
壁際などでカメラが勝手に動いてまわりがまったくわからなかったりとイライラする部分も多かったです。

街でも少々のクエストがあるのですが、それがリスト表示されず内容を自分で憶えていないといけません。
そのほかにもかゆいところにまったく手が届いてないようなゲームという印象でした。

・戦闘
再訪でダンジョンに行っても毎回敵の配置は決まっていて新鮮さがありません。
いちいち戦闘前に一度止まって仲間がアドバイスし始めるのも邪魔でした。
そのときごとの状況を様子見しながら自分のペースで進めたいのに
仲間に指示され忙しく戦闘するばかりで自由に遊んでいる気があまりしませんでした。

・街
なんのためにあるのかわからない街でした。
本当にただあるだけの街でした。

COMMENT

期待が大きかったぶん落胆も大きい作品でした。
新しいことをやろうとしているのは評価できますが
それらを詰め込んだだけで、まったくゲームとしてリンクしていない状態という印象でした。

期待をしなければそこそこ楽しめるゲームにはなっていると思いますが
プレイすればするほど不満点が出てきてイライラしてくると思います。
戦闘などゲームの基盤としては良いものがあるのに
無駄な部分にばかり力を注いで、肝心な部分がおざなりにされている、そんなゲームでした。
もったいないです。

定番のRPGを期待している方にはおすすめしません。
細かい部分はどうでもいい、ストーリーもいらない、ちょっと新しいRPGやってみたい
という方は値段が下がったときくらいにプレイしてみるといいのではないでしょうか。

[46インチ液晶 D端子接続  クラシックコントローラーPRO使用]

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
yudayaさん [2011/02/07 掲載]

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  • 続編物で前作のプレイを推奨
  • 対戦が燃える!
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  • 音楽・サウンド効果が優れている
  • 原作物で原作ファンにオススメ
  • 少しの時間で楽しめる(息抜き)
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  • とにかく退屈な内容…
  • このソフトこそ「傑作」にふさわしい!
  • 是非続編を出して欲しい!
  • ゲームのシステムが優れている
  • 爽快感抜群でストレス発散できる
  • Wi-Fiとの相性がバッチリ!
  • プレイヤーで好みが分かれるソフト
  • とにかく簡単な内容
  • 選択しない

−掲載までの日数など−

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