THE LAST STORY [ラストストーリー]
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/01/27 |
価格 | 6,800円(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
スクリーンショット (クリックで拡大) |
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【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
スコアボード
- 総合ポイント
- 59
- 難易度
- 1.74
- レビュー数
- 78
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
28pt
GOOD!
■イラスト■
藤坂公彦氏の存在感有る魅力的なイラストで、発売前から色々と想像し世界観を広げる楽しみが感じられた。
個人的に、初回特典の資料集が欲しかったが為に発売日購入を決断した、と言っても過言では無い。
■声優■
キャラのイメージに合った、ちゃんとした演技が出来る声優さんがチョイスされていたと感じる。
■グラフィック■
HD機と比べ見劣りしてしまうのは致し方無いとして、それでもWiiの中では最高峰のグラフィックだと思う。
BAD/REQUEST
■ストーリー■
「コテコテの王道だから」とか「先が読めるから」以前に、ただただ「つまらない」。
脚本・物語・キャラの言動全てに芯が通っておらず、全体的に説得力が感じられない。思い付きで継ぎ接ぎしただけなんじゃないかと疑ってしまう程の、安易な設定や展開の数々。
理解に苦しむキャラの言動(無銭飲食しでかしたキャラがすぐ後に「無銭飲食するな」と他人を説教する/すぐにでも敵の後を追わないとならない様な予断を許さない状況下で主人公&ヒロインが呑気に何時迄も抱き合っている/序盤で瀕死になった仲間を『異邦のもの』の力で助けておきながら、それ以降瀕死を負った人物にはその力を使う素振りも見せず見殺しにしている等々)や、ご都合主義以外の何者でも無い全体の流れ(先の戦闘で唯一の脱出ルートである橋を自ら壊しておきながら次のシーンでは何事も無かった様にその橋の向こう側にキャラが移動している/主人公らがピンチになると都合良く『異邦のもの』の力が働き助けてくれる/終盤、とあるキャラが何時の間にか離脱しているのに誰もその事を指摘せず存在が完全に無視されてしまっている等々)には唯々唖然。
又、全世界の存亡を賭ける程の壮大な話(大地の荒廃云々)……のはずなのに、ほぼルリ島のみが舞台、しかもその極狭い人間関係の中だけで話が始まり完結してしまう為、非常に世界が、スケールが小さく感じられた。
簡単に言ってしまえば『小さな島国で内輪もめしてる間に気付けばオマケで世界を救っていました』ぐらいの印象。事の重大さが全く伝わって来ない。
他にも、頻繁にイベントムービーを差し込んでおきながら、そのムービーを見れば分かる状況迄もいちいちテキスト&ナレーションで再びくどくど語ったり、知らないと世界観を把握出来ず物語を楽しめない可能性のある情報さえも、本編の演出で読ませる事無く、図書室の天球儀(=テキスト閲覧)や仲間或いはサブクエの会話に丸投げだったりと、ゲームをplayした限りでは一番開発側が見せたかったであろうと思われる部分でありながら、余りにお粗末な扱い過ぎて呆れてしまった。
■キャラ■
個々の心情の掘り下げや生い立ち描写がほぼ皆無な為キャラが皆薄っぺらく、最初の頃は好感を持てていた傭兵団の面々すらも、終盤では芝居がかった白々しい台詞の数々に苛々。
主人公に至っては、ほぼこちらの予想・希望を真逆に行く選択肢ばかり選び取り行動してしまう為、全く感情移入も出来ず好感も持て無かった。
それに伴い、ほぼ全編に渡ってメインで繰り広げられる主人公とヒロインの恋愛模様にもうんざり。
もう少し傭兵団の面々にも丁寧にスポットを当てて欲しかったと思う。
ネタバレになるので詳細は綴れませんが、とあるキャラに至っては終盤何故あの様な行動を取ったのか、その動機が最後の唐突な自白だけで明かされる……と言うのは余りに適当過ぎだったのでは。
■バトル■
カメラワークの酷さ、頻繁に起こる処理落ち、操作性の悪さとそこから来る誤動作に終始苛々させられた(障害物の陰に隠れようとしたら回避行動を取ってしまい敵の眼前に躍り出る形になってしまったり)。
オート/マニュアル操作だと攻撃時以外の操作も異なる為、マニュアルを選ぶ場合はオートに慣れる前に切り替えた方が賢明か。
それ以前に『マニュアル操作だとオート操作時より攻撃力が下がる』と言う仕様が既に意味不明。
又『ギャザリング』が本作のバトルシステムの肝、と言う風に発売前に取り沙汰されていた様に思うが、実際のところ(例えば【ゼノブレイド】の『ヘイト』の様に、既に似たシステムのバトルを体感していた為か)差ほど目新しさは感じなかった。
何より、折角ギャザリングで主人公を囮にしても、仲間のAIが余りにお粗末(「氷属性攻撃を吸収する敵だ」と言いながら自らその属性魔法で攻撃し続ける/「水の中だと回復する敵だから陸におびき寄せて叩け」と言ってるのに進んで水中に飛び込み敵を足止めする/誰かが瀕死状態になっても指示しない限り回復魔法を使用しない/或いは瀕死状態になっても回復サークルに移動せず倒れる迄特攻し続ける/違う指示を与えない限り如何なる状況下でも同じ行動を延々と繰り返す/敵に囲まれてるのに応戦も逃げもせず呑気に魔法詠唱を開始しボコられる、の繰り返しで何時の間にか倒れている等々)な為、このシステムが余り活かせていない印象。
結局のところplayerは主人公を動かしつつも仲間の全ての行動を逐一、課せられた制限の中で制御しなければならない。
そのくせ、主人公のスキルゲージがMAX状態でないと仲間に指示が出来ない等、地味にストレスが溜まるし、今時点で仲間が一体何をやってるのか把握し辛い(Aボタン長押しで画面制止&ウインドサークルを動かさないと敵味方の位置関係が把握し難い)のも如何な物か。
先述のギャザリングや制約の多いシステム等で、駆け引きが重要視される戦略性の高いバトルなのか……と思いきや、実のところ開発側による誘導も多く(ボス戦前に必ずと言って良い程お手軽Lv上げスポットがある/相手の弱点や倒し方を仲間がすぐに喋ってしまう/そしてその解通りに戦わないと相当な苦戦を強いられたり時には討伐不能な敵・ボス迄存在する/反して雑魚はゴリ押しで勝ててしまう等)終始『開発側の思惑通りにやらされている』感が強く、自分で戦略を探る楽しみはほぼ皆無、単に戦闘が作業でしか無かった。
■演出■
少し歩いただけでムービー、ボス登場ムービー、戦闘に入ったと思ったら少ししてムービー、戦闘終了後に又ムービー……と、兎に角『ゲームの合間にムービー』ではなく『ムービーの合間にゲーム』と言った印象。
しかもムービーは早送りのみでスキップ出来ない仕様だったり、特定の場所では仲間同士の会話が終了する迄先に進めないと言う始末。
明らかに開発側の押し付け感を感じ、うんざりしてしまった。
様々なユーザーのニーズに応える為にも、せめてムービースキップぐらいは付けるべきだったのでは。
又、本編で二度程有る一騎打ち、その最中に差し込まれるムービー演出もがっかり。
速さによるスピード感ばかりが重視されていて、人間の動きとしてリアリティを感じない、武器の重みや空気感も感じない画作りで緊迫感溢れるはずの殺陣が滑稽にしか見えなかった。
■街■
徹底的に作り込まれたと言う割に面白味の薄いルリの街。
袋小路や小道でアイテムを探す楽しみは最初の頃こそあったが、そのアイテムも別段魅力的な物では無い為、探索する意欲も早々に削がれてしまった。
加えて、細く曲がりくねった道をくねくねと探索するのは3D酔いし易い人間には苦痛。
大勢居る街人の大半には話掛けられず、しかも少しぶつかっただけで盛大に吹き飛ばされ挙げ句文句を言ってくる仕様はリアルを追求したにしても余りに不快。
又、ステータスのMAPから特定の場所にジャンプ出来る仕様だが、屋内からはジャンプ出来ないらしかったり、街から畑にはジャンプ出来るのに畑から街へはジャンプ出来なかったり、街→城・城→街の各ポイントにもダイレクトでジャンプ出来ない(街に移動する際には必ず大広間を通り街へ出て、城に行く場合は必ず城門広場から城に入らないとならない)等制約が多く、ジャンプしたい時こそジャンプ出来無い事の多さに度々苛々が募った。何の為の仕様だったのか。
何気なく街人に話掛けたら突然クエストに巻き込まれた、と言う事も度々あるが、クエストログが無い為、自らメモするか逐一記憶するかしか無いと言うのも煩わしい。
最初のクエストを請けた後になって『クエストログを確認する』と言う概念が本作に無い事を知り、呆気に取られてしまった(一応、依頼人に再度会う事が出来ればクエストの内容を確認する事は出来る模様)。
■衣装カスタマイズ■
圧倒的に防具の種類が少なく、変えられる色も同系色の明暗違い(暗めの赤・やや暗めの赤・赤・やや薄めの赤・薄めの赤、と言った具合)が多い印象。
しかも、その色のバリエーションを増やす為には特定のアイテムを染料に交換して貰わないとならない等、手間の割に恩恵が薄く全ての染料を集めようと言う意欲は湧かなかった。
他にもパーツの取り外しは細かく出来るものの、元々の種類が少な過ぎる上にその数少ない防具も余り代わり映えしないデザイン(ドレスやワンピ・騎士の鎧と言ったネタ?防具は極僅か)だったりと、総じてカスタマイズ意欲をかき立てられる程の内容では無かった。
■音楽■
メインテーマ以外、殆ど印象に残らない。
『世界観を邪魔しない』と言う点で環境音楽に徹しているのかと思ったが、ラスボス戦BGMはそれ迄の曲調とは大きく印象を違える自己主張の強い曲となっており、そのギャップに違和感を非常に強く感じ、今迄の静かな音とは異なる鋭利な音の数々は時折耳障りにすら感じられた。
■セーブポイント■
そんなに必要無いだろう、と言う場所に頻繁に設置されている(リフトに乗る前にセーブポイント→リフトに乗って辿り着いた場所にすぐセーブポイント等)割に、セーブポイントが欲しい場所に無かったり(ある場所でのイベントが一通り終わったと思ったら、延々と海を泳がされた挙げ句セーブポイントも無いままボスとの一騎打ちに巻き込まれてしまったり等)と、どうも配置のバランスが余り良く無い様に感じられた。
COMMENT
・26型デジタルハイビジョン液晶TV
・D端子使用
・リモコン+ヌンチャク操作
・総play時間:25時間37分
・オンライン未play
事前情報や宣伝、何より坂口氏の「これで最後の作品となっても後悔しない」と言う決意に期待していた事もあってか、いざplayしてみると、何処を取っても殆ど褒められる点が見当たらない出来に、唯々「残念」としか言い様が有りませんでした。
playしていても全然ワクワクしないし本当に面白くない。
それでも何とかクリア出来たのは【総play時間の短さ】【個人的にマナミアとユーリスがお気に入りだったから】と言うだけ。
個々の素材自体は決して悪く無いと思うのに、その調理の仕方を悉く間違ってしまっている印象。
色々と詰め込まれた要素もその殆どが既出作品の二番煎じの様に感じられ、しかもその取り入れ方も又とても中途半端な印象(ギャザリングで敵の注意を引き付けても仲間のAIが残念だから上手く立ち回ってくれない→とても仲間と共闘していると言う感じがしない/クエストは有るけどログで確認出来ない/着せ替えは出来るけど種類が少ない/街人を突き飛ばす事は簡単に出来るけど【アサシンクリード】の様に歩きながら人を自動で避けてくれる動作等が無い/ハイドによるステルスアクションは有るが敵の目前で隠れても簡単に見失ってくれる等々)。
自分も先に【ゼノブレイド】をplay、1周目から150時間以上遊び込んだ程思い入れが強い為、どうしても同じ様な立ち位置で宣伝されていた本作と比較してしまうのですが……しかし、じゃあ【ゼノブレイド】より本作を先にplayしていたら本作の評価が変わっていたのか? と問われると、自分はそうでは無いと思います。
【ゼノブレイド】でよりハードルが上がったのは確かだとは思いますが、開発側の自己満足で終わってしまっている作り込みの甘さは、どうにもフォローのしようが無い。
そろそろ『見せ付ける作品』から『魅せる作品』にシフトして欲しいところですが……あれだけの決意があって尚、本作でもこの流れから脱却出来ないとなると、最早【揺らぎ様の無い坂口節】と言う事なのでしょうか。
3年半も掛けてこの出来では、とても次回作に期待しようとは思えません。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 3pt |
59pt
GOOD!
グラフィックがキレイ。
ほとんどアクションRPGといっていいアクション性の高い戦闘が、テンポ良くて良い。
オンライン対応で、対戦や協力(?)できるのが良い。
様々なコスチュームが楽しめる。
ボイス量がすごい多い。
そして一番素晴らしいのが、RPGというと次の町行くとイベントがあり、イベントクリアしたら次の町行ってイベントが起こってみたいな、スゴロクみたいに進むとこがよくありがちだが、
スタート地点の最初の城と城下町と島で、ほとんどのイベントがおこり、スゴロクでいう
次のマスがない。そこでほとんど完結するのが、素晴らしい。すごく素晴らしい!!
わりと短時間でクリアできる。
みなさんボリュームが少ないとバッドにしがちですが、自分はボリュームが沢山あるの嫌いなので、このくらいがちょうど良い。難易度なんてもっと優しくてあってほしかった。
BAD/REQUEST
ストーリーがつまんない。
システムは斬新だが、ストーリーは王道。ストーリーも変化球で合わせないとダメでしょ。
これ意外とみなさん挙げないですね?俺だけ?
文字が小さい!俺そんな視力悪くないけど、あまりの字の小ささに何度もいったん止めて、
TVに近づいたか。ふざけんなって、あの文字の小ささは。
何気にこういうのって、大事。
いかにドラクエの文字の大きさが、ユーザーフレンドリーか!ドラクエの素晴らしさを思い知ったね。
COMMENT
普通に楽しかった。
でも、中々クリアしてからやり直す気にならない(笑)。
なんでだろ?
良かった点も多いけど、シナリオがクソつまんないのと、文字の小ささが耐えられないのですよね。
みんなが言わないなら、俺が声を大にして言おう。
文字の小ささ、いい加減にしろ!!
あんなゲームできるか!!
て、やりましたけど(笑)
オンラインゲームに多いよね、文字が小さいの。なんで?
おれ、嫌い。
ドラクエの偉大さを思いしりましたね。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 1pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 1pt |
22pt
GOOD!
・バトルシステムが意欲的だったところ:ギャザリングやアクションが多いこと、ボウガンアクションやサークルなど素材自体は良かった。
・声優が豪華:ジャッカル役の藤原啓冶さんやエルザ役の宮野真守さんなど気に入った声優が多い。
BAD/REQUEST
・シナリオが詰まらない。眠くなるし、展開は意味不明。
・バトルシステムの完成度が低すぎ。
-カメラの操作性が酷すぎ。自分の向いてる方向にしかカメラを動かせないとかおかしい。
-明らかに敵に見える位置で隠れても気ずかれないというおかしな現象。AIのバグ。
-ミニマップがなく戦況が把握しづらい。カメラが動かせないのでなおさら
-マニュアルとオートの使い分けがメンドイ。オートだけにすると攻撃したくない敵にも攻撃しちゃうし、マニュアルだと回避できないし、カメラが酷いから斬りにくい。噂によるとマニュアルだと攻撃力が下がりやすいらしい。
・ボリュームが薄い
-20時間程度で終わる。
-ルリ島を中心に展開するって聞いたからタクティクスオウガのヴァレリア諸島のようなものかと思っていたら、もっと少なくダンジョンも指で数える程度しかない。
-フィールドが一本道で、進んで戦闘やってムービーを見るの繰り返しで飽きる。
-街が一つしかない。
-その街も完成度が低く、ただ広いだけで何もない。FF12のラバナスタの足元にも及ばない。
・エリアの移動も酷い。ムービーとムービーをつなぐFF13方式。一度行ったエリアはワープでしか行けない。
・ムービースキップが面倒。基本的に早送りでダルイ。全部スキップできるムービースキップ機能を付けてほしい。
・バグの数々。シナリオ進行中に主人公が動けなくなるバグが存在します。
・主人公1人しか操れない。別にそうならそれでもかまわないが、ワンパターンにならないようにジョブみたいなのつけてほしかった。
・オンライン付けるくらいならオフラインで4人プレイできるみたいなのをつけてほしかった。
・グラフィックが汚い:FF12やゼノブレイドの方が綺麗に見える。
・上記が原因で世界観の魅力が伝わらない。
COMMENT
まさかこんな酷いものだとは思いませんでした。
新しいことに挑戦して失敗した「聖剣伝説4」や「ロックマンX7」に似てる。
素材が良くてもそれが活かせれなければまったく意味なし。
一本道と呼ばれていたFF13も魅力的な世界観という素材を活かせずに終わったが、バトルシステムの完成度は高く、シナリオや世界観もまだ魅力があった。
それに比べラストストーリーはシナリオ陳腐、システム完成度低し、ボリューム薄っぺらい、世界観の魅力ゼロといったRPGとしてはもはや最低ランクの作品。
FF13の一本道ショックから、1年後にまた一本道ショックを体験するとは思わなかった。
使用コントローラ:リモコン
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 1pt |
77pt
GOOD!
グラフィックに感動。
Wiiのゲームで遊ぶのはこれが初めてなのですが、PS2と同程度のグラフィックだろう思っていた自分の期待をいい意味で裏切ってくれました。
確かに画質は他のHD画質のゲーム機には劣っているのですが、このゲームは光やぼかしをうまく使うことによって景色を美しく表現しています。PS2で発売されたICOのグラフィックに近い、と言えば伝わるでしょうか。
グラフィックの勝負がどうしても画質の競い合いになってしまうHDゲーム機のソフトでは見られないユニークな表現方法だと思いました。
音楽もさすがの植松氏作曲とあって良曲ぞろいで、場の雰囲気をうまく盛り上げてくれます。
ただし今回はちょっと作風が独特です。詳しくはBADで後ほど。
そしてこのゲームの一番の醍醐味は戦闘。
アクションではなくあくまでRPGなので操作はそこまで複雑ではありませんが、戦略が求められる戦闘が楽しめます。
ここまで地形を自在に利用できるRPGはなかなか無いと思います。
難易度は易しめです。
作業を要求されるようなこともないのでサクサクゲームを進めることができ、ストレスを極力排除しようとした開発者の気遣いを感じます。
BAD/REQUEST
上で述べたとおり曲自体に不満はないのですが、これが植松氏作曲となると話は異なります。
今回は植松氏自身おっしゃっておられた通りいつもの作風とは違う、どちらかというと映画音楽に近いあまり自己主張のない曲が多いです。
なのでコッテコテの植松サウンドを期待していた人はがっかりするかもしれません。実際に私自身若干の物足りなさを感じました.
ストーリーは良くも悪くも無難。プレイヤーをおいてけぼりにすることが無い半面、盛り上がりに欠けています。結局何が伝えたかったのか全然わかりませんでした。
難易度が易しくライトユーザーに親切な設計なのはいいんですが、ボリューム面も考えるとコアユーザーがやりこみ目的で購入するのにはあまりお勧めできません。
開発は違えどやはり任天堂のゲームはこんなもんか、って感じです。
あと気になったのが、中世ヨーロッパ風の世界観を見事に構築できているにもかかわらず、ゲーム中のキャラクターがJRPGにありがちなアニメ的なものだったので違和感を感じました。
リアルな中世風の建物を背景にするのなら、多少洋ゲーっぽくなってもいいからもう少し映画的なキャラクターをつくらないと不自然です。
またオンラインは本当におまけです。ボリューム自体少ないうえにゲームバランスも練りこみ不足だったりするので、これに期待して購入するのは絶対にやめたほうがいいです。
COMMENT
このゲームを一言で表すと「一本道のムービーゲー」。ですがそれは決して悪い意味ではありません。
ストーリー中でできる限りプレイヤーが介入できるようなシステム、たとえばムービー中に視点を移動させて敵を探したりするようなイベントがあったりするので、今までにあったような単なるムービーの垂れ流しゲーとは異なります。
そういう意味ではJRPGのマンネリ打開の突破口となりえたゲームかもしれません。
全体的にきれいにまとまった感じの良作だと思います。
ただゲーム外の影響が大きすぎた。
ネットでの広告、任天堂の社長を引っ張り出してまでやったプレゼン、ゼノブレイドの発売後、など数々の要素がハードルを上げていった結果、今の評価に至るのだと思います。
もしこのゲームがひっそりと発売されて口コミで話題となり、じわじわと売れていくような形であったらここでの評価はもっと上がっていたでしょう。
実際あそこまで宣伝できるほどの出来でもないと思います。
ゲーム自体は決して悪いものではないので、ぜひとも多くの人に先入観を捨ててやってもらいたい作品です。
◆こんな人にオススメ
・ストーリー主導型のJRPGが割と好きな人
・短い期間でサクサク進んで終われる軽めのRPGをやりたい人
・アクションは苦手だけど今更コマンド式RPGをやるのもちょっと・・・っていう人
◆こんな人には合わないかも
・箱庭式のオープンワールドなRPGじゃないとダメ!っていう人
・やりこみ要素に期待している人
・RPGは戦闘よりも自由度・冒険が大事だと思う人
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt | 4pt | 1pt |
45pt
GOOD!
ぼや〜とした感はありますが、グラフィックはきれいです。
キャラクターは一部のマニアが喜びそうなモエキャラはなく、感情移入がしやすいと思います。
サクサクとストーリーが進みます。なのでストレスがありません。レベルもサクサク上がります。
ストーリーは王道です。私には問題なく入り込めました。
BGMは違和感なく、個人的にはとても良いと思います。
ムービーはとても綺麗です。正直、驚きました。
BAD/REQUEST
レベルがサクサク上がる。異常です。1回の戦闘だけで上がります。
なので、ステータスを見て、ほほぅ強くなってきたな、なんて思う暇もありません。
プレイ2時間でステータスメニューを開かなくなりました。
同様に強い武器や防具を買って…など必要ありません。レベルを上げればいいのですから。
戦略やギャザリング…必要ありません。レベル上げて下さい。そもそも敵の注意を引きつけるってなんでしょう? ワイワイ騒げばいいじゃないですか。それが凄いのかと。
仲間へ命令し、自分は敵を引きつけるのみ。面白いですか?
ムービーが多いです。短いのが頻繁に。
wiiなので仕方がないのか、CDの音がずっと回ってうるさい。
良い点でグラフィックを上げましたが、無理しすぎ。なぜ任天堂やゼノブレイド調の色彩にしなかったのか? wll以外の機種を持ってる人が多いのだから比較するのは間違ってると言っても、比較してしまうのは当たり前。 だったら無理せず2Dや任天堂のような別次元の色彩や映像で戦ってほしかった。
COMMENT
私はFFやDQなどで、どんなに評価が低い大作でも必ず全クリしてきました。もったいない病ですが、その私が途中で投げ出しました。
あまりに悔しいので初投稿しました。
RPGの面白さがまったくないです。
ただストーリーを進めてるだけです。頭なんか使いません。
本当に悔しいです。
ゼノブレイドをおすすめします。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
・戦闘システム
主人公がギャザリングという敵を自分に引き付ける技を使え
俗に言うタンクや壁といった立ち回りができたり、状態異常を付与できるなど
今までのアクションRPGに比べ戦略性が高いです。
持続性はあるが効果範囲の狭い魔法を、一時的効果になるものの全体に拡散する
といったアクションが任意のタイミングで行えるのも新鮮なシステムと感じました。
遠距離武器での攻撃はFPSゲームの様に攻撃目標を精密に狙え
ヘッドショット(頭への攻撃)ができるのもなかなか楽しいです。
・キャラクター
それぞれ個性豊かな性格のキャラクターが揃っています。
よい意味でありがち且つ見た目通りの性格ですので台詞が入ってきやすいです。
物語最後まで戦闘メンバーにいるキャラクターは攻撃属性やスタイルが
様々で戦闘における役割がそれぞれにあるのも良い点だと思います。
・グラフィック
wii専用ゲームのなかでは間違えなく最高峰の綺麗さです。
特に街はまさに生きている印象を受けるほど
人が生き生きと生活していますし中世風の建造物が美しいです。
・カスタマイズ
武器は勿論、防具も装備を変更や強化することでグラフィックに反映されます。
防具はパーツごとに色を変更できますし、不要な防具パーツの非表示設定も可能です。
BAD/REQUEST
・ストーリー
まさに王道RPGといったストーリー展開で必要以上に先が読めてしまうのが
「やっぱりね」とニヤリとできると共に若干しらけてしまい残念でした。
ゲームのテンポや快適性を重視するあまり寄り道要素が殆どない上
各キャラクターの掘り下げが甘くサブクエスト等での個別エピソードも皆無です。
故にラスボスの行動や動機などが浅い考えや勘違いによる物のような印象を
受けてしまうのだと感じます。
テンポを気にする必要の無い周回プレイ時に追加エピソード等で補完されれば
このゲームの評価は大きく高まっていたのではないかと非常に残念です。
・読み込み時間、音など
エリア移動時のデータ読み込み時間が若干長く
音はガッガと相当大きい音がしますので
気になり始めるとストーリーに集中できない、ストレスが溜まる
という人も少なからずいるのでは?とは思いますが
wiiであれほど綺麗なグラフィック描写ですので仕方ないかもしれません。
COMMENT
リモコン+ヌンチャクでのプレイですが
敵に近づくとオートで攻撃をする設定がデフォですので
快適にプレイできました。
「古き良きRPGを最新技術で作りました」に尽きる良RPGでした。
ボリューム不足、消化不良感は残るもののライトユーザーがメインのゲーム機
の専用ゲームですのでバランス的に落とし所としては間違ってないかと・・。
続編や追加エピソードディスクの製作を楽しみにしたいです。
オンライン要素ですがストーリー上で戦う大型ボスを協力して倒す「討伐」と
プレイヤー同士で個人戦、チーム戦を行う「乱闘」があります。
「討伐」はストーリーで強化した武具が持ち込み可能ですので
周りのプレイヤーは殆ど周回プレイで最大強化した武器でごり押し瞬殺です。
フレンド登録した友人等と過剰強化武器を封印してプレイすれば楽しめるかと思います。
「乱闘」は魔法使いキャラが有利な傾向にありますが
ラグも少なく完成度が非常に高いと思います。
オンライン人口もまだまだ多いですのでほぼ6人満室でプレイできます。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 1pt |
71pt
GOOD!
批判が多かったが、買ってみた。
オリジナリティ:自分的にはギャザリングという「敵の目を自分一人に引きつける」という主人公の能力が斬新だったように感じた。あえて敵の目を引き付け、その間に仲間が魔法を詠唱し、大ダメージを与え、さらに主人公の能力で「魔法サークル」を拡散し、味方を強化、敵に追加ダメージを与える。単純に言えばそれだけですが、なかなか深いです。
グラフィックス:いい方では無いですね。それはBATポイントで。
音楽:シーンにピッタリだと思いました。作風にもあっててとてもGOOD!!
熱中度:いきなりムービーに入ったりして気持ちが途切れることがほぼないので、熱中できます。従来のRPGと一味違うものがあります。
満足感:若干ボリューム不足だと感じましたが、まあこの程度だろうという感じもあります。
BAD/REQUEST
フリーズが無く、ロードが少ないのですが、バグがありました。自分の場合は仲間の動きが止まり、調べなければならないものが調べられずに進行できず、止めざるをえませんでした。
グラフィックは悪いですね。かくかくの指、表情のない顔、そのせいで感動できそうな部分も気持ちが冷めてしまいます。そこは改善してほしかった。
ハッキリ言ってRPGでは無い。言うならば「アクション」RPGと言うべきでしょうか。キャッチコピーに『新しい形のRPG』と言っていますが、RPG好きでそれ目当てで買うという方には、お勧めできません。
深く触れられるキャラが主人公、ユーリス、若干触れられるのがマナミア、クォークで、全く触れられないキャラがいます。これが非常に残念。ジャッカルも「俺も昔は・・・・」的なことを言っておいて彼の過去にはノータッチなんてザラです。仲間にももっとスポットライトを当てるべきだと感じました。
COMMENT
次回作に期待できる作品ですね。一応ハッピーエンドなのですが、色々あったのにこれでいいのかと思いました。あとグラフィックの向上と仲間の過去、その後の話を描いた続編が出れば、是非買いたいと思います。
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
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ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
-
バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
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ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
成功しているかどうかは別として、既存のものを打ち壊そうとした姿勢は良い。既に多くの方が投稿しているので、オレは重複していないところのみ書きますのでヨロシク。
【ストーリー】意外と気付かない人が多いが、コレ、要するに『ザコ戦すらストーリーに組み込もう』としているところが志が高すぎる。ランダムエンカウントを完全に排し全ての戦闘にストーリー的意味を持たせようとしている。だからこそ戦闘時の掛け合いが意味を成すし、地形を活かした戦術がストーリー的に映える。つまり全てがイベント戦。・・・成功しているかどうかはまあ個人の主観によるが、下水道の蟹戦のギャグはツボった。あのセンスはこのゲームでしか出し得ないだろう。シナリオ自体も、前半はまあ良かったと思う。確かにお粗末な展開も多いが、個々のダイアログには光るものも多い。
【グラフィック】あくまでwii の基準でなら、最高峰だと思う。少なくとも『ゼノブレイド』よりは人物は綺麗だと思うのだが、あちらに高評価つけてこちらに(以下略)。
【手軽さ】これも人によるのだが。オレは『ゼノブレイド』も大好きだが、巷にこれだけ『重厚長大』なRPGが溢れている中、短時間でエッセンスを凝縮させて提供しようとした志自体は、オレは高く評価する。畑は違うが『ゴッドオブウォー』のように、時間のない社会人が短時間で楽しめる娯楽をRPGで提供しようとしたワケで、だからこそボス戦前のレベル上げが簡単だし、スピーディー(ととるか中身スカスカと取るかは主観による)なシナリオ展開が活きて来る。
【その他】は大体他の方と同じ
BAD/REQUEST
【ストーリー】まあ確かに後半はツッコミ所満載だ。一部終盤の展開は『ソードマスターヤマト』を彷彿とさせるところも多い。ラスト近く、アイツとアイツがくっつくところはマジで引いた。あの辺はアマチュア同人誌だわ。人物造形のバランスの悪さも、他の方と同意見。ユーリスやマナミアのエピソードも、もう少し深く描いてくれればもっと映えただろうし、階級差別のテーマももっとセイレンやクォークに絡めて深く描けば、メインストーリーにも深みが出ただろう。(それをやるとスピーディ−な展開が殺されるので却下したのかも知れないが)磨けば光ったところが多いだけに惜しいが、三年かけてこのレベルでは残念ながらプロ失格です。ニ年ならまだしも。
ただ、終盤のご都合主義は『ゼノブレイド』や『ファイアーエムブレム』でも見られた(それまで対立していた種族が、主人公達の『愛と正義のがんばり』によって解決しちゃうってヤツ)ので、これは多分任天堂の横ヤリだろう。『任天堂補正』ってヤツだ。私的にはこれは甘ったるくて好きじゃないので辞めて欲しいんだが。『Mother3』や『聖戦の系譜』の頃の様な、冷徹な現実の中にも崇高な希望が宿るような、そんなかつての任天堂シナリオが見てみたい。
【その他】は大体他の方と同じ。
COMMENT
志はとても高いし磨けばダイヤモンドの如く輝いたのだろうが、どこでどう舵取りを間違えたのか最終的には大人しいデキになってしまった作品。発売前の注目が高過ぎたために、その落差で不評も多いのかも知れない。
ただ、確かに個人がどう感じるのは自由だが、『これを面白いと思ってるヤツは許さない』みたいな威圧的なトーンでレビューを書くのは良くないとは思う。確かに客観的に見て傑作といえるかどうかは疑問だが、同時に客観的に見てこれより酷いゲームなど腐る程ある。これに低評価をつけるのなら、コレ以下のゲームはどう付けるんだろうか。マイナス評価?
あまり時間の取れない社会人だったためか、個人的には購入したことに後悔はしていない。粗を探せばキリがないが、大人のスタンスで楽しむには丁度良いゲームだった。このゲームのようにRPGを短時間で楽しませよう、という姿勢自体は素晴らしいと思うので、そこはもっと評価されて欲しいし、これからもそういうゲームが増えて欲しいとは思う。