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ゼルダの伝説 スカイウォードソード

ゼルダの伝説 スカイウォードソード
発売元 任天堂オフィシャルサイト
発売日 2011/11/23
価格 6,800円(税込)
レーティング A / 全年齢対象 (CERO について)
タギングトップ3    
タイトル概要 アクションアドベンチャー / 1人用
スクリーンショット
(クリックで拡大)

スコアボード

ゼルダの伝説 スカイウォードソード評価ランク
総合ポイント
74
難易度
2.23
レビュー数
52

スコアチャート ゼルダの伝説 スカイウォードソードレビューチャート

0%
0-9
0%
10-19
3.8%
20-29
3.8%
30-39
9.6%
40-49
11.5%
50-59
15.4%
60-69
26.9%
70-79
17.3%
80-89
11.5%
90-100
【60点以上】
71.2%
【標準偏差】
18.04

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 2pt 4pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
47pt

GOOD!

・wiiコンを使った新しい操作の数々。剣操作。爆弾ころがし。
・ダッシュアクションの追加、坂道でのダッシュはかなり爽快だった。
・ダンジョンの程よい難易度のパズルギミック。
・遠景を印象派の絵画のように見せる処理。
・表情豊かで独特なキャラクターデザイン。

BAD/REQUEST

・剣操作の難しさ。12方位からの攻撃が可能だが、斜め切りがあるためにイライラする場面が多々あった。
・地上フィールドのつまらなさ。ダンジョンのようにパズル的な構成になっているが、ダンジョンほどのクオリティには達していない。しかも長い。というかフィールドを通過してからまたダンジョンでパズルを解くので、非常に煩わしい。
・探す・集めるミニゲームの多様。ありえない。
・フィールドのローポリ感。wiiとはいえいくらなんでもローポリ過ぎる。ゼルダのアートチームはもっとがんばってほしい。
・街、空フィールド、地上フィールド、全般的にとにかく長い。それだけの尺を取る必要性を感じない。
・ファイのアドバイス。アドバイス中ゲームが止まってしまう。
・多過ぎる道具類、雑多で操作が面倒。
・なんで空を舞台に選んだのか、意図がわからない。ゼルダチームの自己満足に感じられる。

COMMENT

各ゲームサイトでのレビューが非常に高かったので期待していたのですが、がっかりな出来でした。
正直何が評価されているのかわかりません。
メカニックは「時のオカリナ」からまったく進歩していないと感じます。wiiによって操作が変わっただけで、中身は昔のまま。
3Dゼルダは限界かな、と思いました。

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
aniさん [2011/12/06 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 2pt 2pt 2pt 2pt
総合点
50pt

GOOD!

・剣、虫取り網のリモコン操作は実際に動かしているかのような感覚で反応してくれる。
手首の捻りまで反映してくれるのでついつい振ってしまう。

・あるボス戦が大変楽しく、音楽も良かったのでゲーム中で最も盛り上がった。
専用のセーブデータもつくった。(荒修行だとボスが弱いため)

・独特のグラフィック。水彩画調でゼルダの世界観に合っていると思った。

・いきいきとしたキャラクター。ボイスが豊富で良い。

・前半のワクワク感。

・中ボス、ボスとの戦闘が歯ごたえがあり燃える。

BAD/REQUEST

・鳥やハープ、水中でのリンクの操作がスティックではなくリモコン強制で非常にやりにくい。
リモコンだけでの操作はあってもいいが、従来の操作方法で慣れたプレイヤーのことは全く考えられてお ず、スティック操作も出来るようにすべきだった。発売前からの不安点がまさに出てしまった。

・今回はいままでのような広い平原は存在せず、3つの狭いエリアと小さな町が1つあるだけ。
それそれのエリアに何回も行くことになるので後半になると飽きる。そして窮屈。
しかも3つのエリアは繋がっておらず、いちいち移動するのにも鳥を操作していかねばならず面倒。

・あるボスの使いまわし。これにはビックリした。「またか」「えっ、また!?」と思わず言ってしまった。
しかもこのボス戦が面白くもないのでイライラ。

・お使い要素が多すぎる。とりわけ「探せ」「集めろ」といったものが多すぎて、ストーリー後半はミニゲームをやっているのと変わらない感覚だった。「お使い」は確かに濃密だった。こんな水増しは要らない。

・ダンジョンの数が少なく、これといって難しいものもなし。
部屋や階層をまたいだ謎解きがほとんどなく大体はその部屋のその場で解けるようなものだった。
小さなカギは1、2個しかない。

・ファイが勝手にヒントを出す。今作には一体何のためにヒント要素が付いたのか。
任意でヒントを得られるのに勝手に教えてくるとは。

・グラフィックはGOODにも書いたが、D端子・アナログテレビ環境でも目立つシャギがどうしても気になる。
Wiiとはいえもう少しどうにかならなかったのか。

COMMENT

久しぶりのゼルダということもあり自分の中でかなり期待していた分を差し引いてもいい出来だとは思いませんでした。
発売前の公式の「濃密だからネタバレにならない」はそんなこともなく、ほぼ最初から最後までネタバレされているのでこれから購入予定の方は公式は見ない方がいいでしょう。

全体的に「濃密」というよりは「窮屈」で、クリアしてもう1度遊ぶ気が全くおきませんでした。
それどころか途中2度ほどプレイするのを辞めようかと思い、こんなことは今までのゼルダにはありませんでした。

この剣の操作で「時のオカリナ」「ムジュラ」をやってみたいです。

5年も掛けてこれかというのが正直なところで、今後のゼルダが不安になりました。

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
やさかさん [2011/12/12 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 3pt 3pt 2pt 3pt 2pt 2pt
総合点
52pt

GOOD!

本作には流石はゼルダの伝説、と思わせるような安定感があります
その安定感を出した上で色々新期の試みを開拓しようとしているのが非常に好印象でした

具体的には

○まずモーション+を用いた剣劇アクション
切りつけた効果音も相まって非常に素晴らしい一体感を味会うことが出来ました
その他アイテムもリモコンを用いた直観的な操作で中々こうした一体感を味わえるゲームは少ないのではないか、と思います

○続いて演出面
シリーズにおいて剣を刺す、抜く動作は重要な動作となっていますが
そうした今までだとムービーにしていたところが自身のリモコンで抜くような動作をすると抜けたりするのが非常に興奮しました
子供の頃だれしも真似したことがあるような動作が出来るのですから、ファン必見といったところでしょうか

○難易度について
ボスとの戦闘ではボスの強さとBGMも相まって中々緊迫感が持てました
雑魚敵に対してのアクションの中にも駆け引きが存在して始終緊張感を保てましたし
なるほど流石によく調整されているなぁ、と思われました
謎解きについては、難しすぎず簡単すぎずで低年齢層がメインのユーザーだと考えると中々ちょうどいい難易度だと思います
へヴィユーザーには少し物足りない気もしますが……

○ストーリーについて
王道的ストーリーで今までのシリーズより物語性が強かったです
賛否両論だとは思いますが、私は、明快かつ感情移入しやすいストーリーで良かったと思います

○フィールドについて
フィールド上に様々な仕掛けがあり色々楽しめます
結構フィールドの面積は広いのですが、仕掛けの多さによって移動が単調に感じることは全くなかったです
走り回るだけでも中々楽しめました

BAD/REQUEST

○謎解きの難易度においてGOODにおいて触れましたが、やはり自分を基準に考えると物足りなかったように思います
随所に任意でヒント映像を見せてくれるポイントが設置されているので少し難易度を高めでもよかったのではないか、と感じました
具体的には、アイテムの汎用性が低く、この見た目の仕掛けにはこの道具、という決まりきった使い方ばかりで、仕掛けを動かす、進む、仕掛けを動かす、進む……
といった単純な繰り返しに陥りやすく謎解きというより作業をしているような感覚に陥る場面がややありました
後は気になったのはお助けキャラが言わなくても良いヒントをポロポロ出してしまう点でしょうか

○続いて世界の狭さについて
初めに断っておきますが、シリーズと比較してフィールドの面積もギミックの量も決して見劣りするものではありません
寧ろ凌駕すると言っても過言ではないでしょう
しかし
フィールド同士がつながっていない
集落などのキャラクターが集まる場所が存在しない
アクションをするためのギミックばかりで、(例えば急な坂道が滑り台のようにしか感じられない等)、風景の一部のように感じられない
などの点からどうしても狭苦しく感じてしまいます
昨今広大なフィールドが出るゲームが多い中ではやはりどうしてもアスレチックのようなイメージをぬぐいきれませんでした
背景に遠景をぼかすよう処理されているのも原因の一つだと思われます

○同じフィールドが複数回出てくる
行くたびに新しい発見があると言っても限度があります
本ゲームでは砂漠、森、火山に複数回行かなければなりません
その度に行けないところにいけたりするようになるのですが
間にロードが挟まるのであまり広いように感じられません
なのでどうしても似たような印象のフィールドが何個も出てくるといった印象になってしまいます

○戦闘について
私はこれが本作においての最大のストレスだと思ってるのですが、
剣の切りつける方向で構えの隙を突くタイプの敵が多すぎるという点です
確かに剣を振る一体感やいろんな方向に切り分けするのはたのしかったのですが、
いかんせん敵に一定の方向からしかダメージを受け付けない敵が多すぎて剣を振る爽快感を著しく損なわれています
自由に剣を振ることが出来るのではなく、剣を振らされている、といった印象を受けることがままありました
これはアイテムの汎用性が低い謎解きにも言えることで、アイテムを使わさされているというという印象がぬぐえませんでした
必要以上の丁寧さがあだになっているように感じられました

○空について
ダイビングする時や鳥に乗って飛ぶのは中々雰囲気があって楽しかったのですが、いかんせん空には島が数個しかないので地上との移動の際億劫に感じてしまう人もいるかもしれません
街についても唯一の街にしてはボリュームが薄いように感じられました

○頻繁にずれるリモコンの位置
ポインタの位置を自由に設定できるのはいいのですが、ずれが酷いので直すのが少々面倒です

COMMENT

少し不満もありましたが、誰がやっても楽しめるゲームだと思います
この敷居の低さこそこのゲームの魅力だと思っています

体感的な操作やギミックの詰まったフィールドなど人の楽しいと思う壺を上手くついてきます
ゼルダの伝説シリーズ、製作期間五年、任天堂史上最高の製作費、濃密といったワードに目をつぶれば最高傑作といえるのではないでしょうか

逆に言えばそうした言葉に期待した人達には少し物足りないかもしれません
ゼルダの伝説シリーズという期待のハードルは余りに高く、そう簡単に超えることが出来ないのでしかたのないことだとは思いますが

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
burajiruさん [2011/12/25 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 4pt 5pt 2pt 2pt 0pt 3pt
総合点
53pt

GOOD!

ディスクシステムの初代ゼルダから全作プレイ済み

今作は全シリーズの出発点となる話で個人的にものすごく期待していました。
ストーリーは王道中の王道、捻りすぎて失敗する作品も多々あるので
その点は安心して話に集中出来ました・・・が一部補足としてBADに記載します。

・オリジナリティ
wiiモーションを使った数々の試み、新規開拓に臆することの無い姿勢
この作品でそういった思想をもって開発する事のリスクや葛藤を思うと
開発者さんには頭が下がります。   (5点)

・グラフィックス
淡い色彩の世界観は絵本や童話の様にゼルダの伝説の出発点に相応しい
どこか幻想的な浮世離れした心理にさせて、第三者視点としては良いと思います。
しかし・・・一部補足としてBADに記載します。   (4点)

・音楽
相変わらず素晴らしいとしか言えません。
音楽に関しては常にクオリティーの高いゼルダ(任天堂)作品ですが今回も同様。
メインテーマの逆再生による遊び心や
歴代の名曲も所々聞けるのが嬉しいです。
剣を最高まで鍛え上げた末に
イベントで流れるワンフレーズ、これにはグッときました。(5点)

・熱中度
これに関してはプレイヤーの心理状態がかなり影響を及ぼします。
wiiモーションを使ったアクションがキャラクターの挙動に直結する為に
その時の心理状態により熱中出来る時と、そうで無い時の波があります。
補足としてBADに記載します。   (2点)

・満足感・快適さ・難易度
BAD項目に記載します。

BAD/REQUEST

・グラフィックス
GOOD項目にて、第三者視点としては良いと思います
と記載しましたがゲーム進行上、一人称で探索する事も必要となり
色々な所を注視するため、この淡い色彩が逆に見辛くさせている所も多々あります。
しかし攻略に苦にならないレベルなのでご安心を。
淡い色彩は一つの絵画として観賞するならアリですが。


・熱中度(2点)・満足感(2点)・快適さ(0点)・難易度(3点)
これら4項目は残念ながらBAD項目記載を主とさせていただきます。
それぞれの項目に於いて相互性が強い為一括りにさせていただきます。

また以下の記載は一部ネタバレを含みます


wiiモーションプラス・・・元凶です。
快適性は微塵もありません。

ゼルダの伝説25周年の記念すべき作品に於いて
開発者のやりたい事とやらなければならない事が、
モーションプラスを中心核として見事にミスマッチしてます。

他の方々が書かれてる様に誤作動、誤認識の嵐。
え!?今、突き出したよね??
斬り上げたつもりが水平斬りに!?
リモコンを下に向けているにも関わらず、水平飛行するバードとビートル
パチンコ、弓、クローショット、装備を切り替えた瞬間にグルグルと回りだす画面・・・
戦闘中のアイテム選択で間違った物を選択
その他諸々

何度も首を傾げてしまう・・・
ここまで無理してこの機能使わなくても良いのでは?
この誤作動のため熱中出来ない事や一部難易度を高くしている様に感じました。


・ボス達
ボス戦に於いてはギラヒム戦のみ楽しく戦えた様に思えます。
他のボスはいつの間にか勝っていた感じです。
ギラヒムと封印されしものとは複数回戦う事となり
もっと他のボスは居なかったのかと困惑しました。

・封印されしもの
こいつとの戦いには辟易しました
またお前か・・・と
ひたすらに面倒なだけで、倒しても全く嬉しくなく
やっと終わったか・・・程度の感想です。

・ザコ敵
数が少ないです。
しかし倒し方がほぼ決まっている為作業感を感じてしまいます。

・サイレン
精神世界に侵入し敵に見つからずアイテムを全て回収するイベント
無理に本編にしなくても、これはミニゲームで良いのでは?
あと何か救済処置は無かったんでしょうか?
回数制限ありの敵を気絶させる様な。

COMMENT

BAD項目でかなり辛辣な意見を記載しましたが
クリアして振り返れば良い作品だった様に思えます。

トワプリや時オカ仕様のシステムだったら、
間違いなくシリーズ1,2を争う作品となっていた事でしょう。
などと妄想をめぐらせつつも
個人的にはストーリーにも大満足しています。
主要キャラクターの心の成長や、別れ、
様々なイベントが後に訪れる壮大な物語の根幹にあると思うと感慨深く思えます。

他のシリーズでマスターソードを振るたびにファイの声を思い出すでしょう。

これからも素晴らしいゼルダ作品に出会える事を祈りつつ
レビューの締めとさせていただきます。

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
りんくさん [2013/11/10 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
2pt 3pt 3pt 4pt 2pt 2pt 2pt
総合点
54pt

GOOD!

フィールドやダンジョン等、各種地形構造が非常によく練られている、
今回のゼルダは中心拠点周辺に3エリアしか無く、そこを頻繁に使うため余計によく考えられて作られていると感じた。

本作のメインテーマ「女神の詩」、始めはそれほど気にならなかったがプレイを重ねていくうちに自然とメロディを口ずさむほど心に残った。
最近のゲームはあまりメロディラインが印象に残ることが少なかったので良かった。

ゲームボリュームに関してはメインストーリーの他に街でのクエストや昆虫集め・お宝集めなどやれる事は沢山あるのでゲームボリュームを重視する人には良いと思う。

リンク・ゼルダ・バド・ギラヒム・ファイ等メインキャラ以外にもショップモールの面々など
誰も彼もクセのある人物ばかりでRPGにありがちなNPC-A,Bといった陰の薄い存在に留まっていない。
これは過去ゼルダシリーズもそうだが本当に一体一体丁寧に作り上げられていると思う。

Wiiリモコンプラス専用となり、チャンバラが一層戦略的に熱くなり、単純に振り回すだけでは済まなくなった。
結果、戦闘に関する没入度が非常に上がった。ボス戦でリモコンを持つ手には力が入っているはず。

BAD/REQUEST

最も不満に感じたのは【Wiiリモコンプラスありきになった操作の弊害】
チャンバラに関しては縦斬り・横切り・斜め斬り・すくい上げ等多様な切り方が出来て楽しめるが
フックビートルの操作・爆弾の下投げ・水中での泳ぎ・ロフトバードの操作等
リモコンでの向き/傾き操作が重要となるため非常にストレスとなる事が多かった。
仮に手元にリモコンを握った状態を想像して欲しいのだが、内側手前への捻りはスムースに行くが
外側手前への捻りは人間の手首の構造的にスムースにいかない。
このため特に水中での泳ぎで右側方向への旋回が気持ちよく出来ず、思ったように泳げなくて非常にイライラした。

各エリアへの移動はロフトバードを利用した空中飛行が他のRPGで言うフィールド移動にあたるのだが
飛行操作が先に挙げたWiiリモコンプラスでの操作となるため折角飛んでいるのに全く気持ちよく無い。
スピードを上げるには滑空することが基本となりこれは高度が下がる、なので上昇させるためにリモコンを上下に振って上昇する。
遠くの地点に行くためにはこれの繰り返しなのでめんどいことこの上ない。
なぜこんなシステムにしてしまったのか、風のタクトで不評だった航海移動の再来かと感じた。

盾の耐久度システムがいらない。私自身が元々武器防具の耐久度システムが嫌いというのもあるが
今作のゼルダは戦闘での戦略性が増しており、敵の動きをよく見ることが特に重要になっている。
なので盾に耐久度など設けず、盾でじっくり防ぎながら敵の動きを観察出来た方が良かったのにと感じた。
特に冒険序盤ほど盾の耐久度は低いのでストレスが溜まりやすい。
パリィすれば耐久度は減らないがそれこそ序盤でその操作を求めるのは酷である。

ダンジョン・ボス数が少ない。
ダンジョンは覚え違いが無ければ○つくらいしか無かったと思う。
一つ一つは丁寧に作られていて、新アイテムの性能とリンクさせた作りにしないといけないから造るのは大変だと思うが5年もかけてこれは正直ガッカリだった。
さらにボスに関してはラスボス含めて○○体いるがこの内ギラヒムは○体、封印されしものは○体も使いまわしされている。
特に○○○○はスパンが短いので「またやるのか・・・」とゲンナリした。
ダ・イルオーマ戦は戦闘BGMもカッコ良く、新アイテムを利用した戦闘となるのでオリジナリティがあり楽しめたが、他は過去作で見たことあるような戦い方であまり楽しめなかった。
時のオカリナで炎バアさんのビームをミラーシールドで跳ね返し氷バアさんに当てるといった倒し方が分かった時の喜びが欲しかった。

COMMENT

ゼルダシリーズは据置機・携帯機全てプレイ済みです。

今作はマスターソード誕生のストーリー、ゼルダ始まりの物語ということで
期待値のハードルが高かったせいか据置機の及第点には達しているが期待を越える事は無かった印象。

ゼルダの自己犠牲・ファイの献身・インパの正体含めた忠誠などホロっとする場面も多く
心に残るゲームではあると思う。

ただBADでも記載した操作性の不満点が枷になり繰り返しプレイする気にはなれなかった。
この点が不満にならない人は辛口モードという2周目プレイも出来るので長時間楽しめると思う。

今年は13年ぶりに時オカが3DSに移植されたが、
今作スカイウォードソードはこれだけWiiリモコンプラスに依存した内容だと遠い将来の移植も楽じゃないだろうなと邪推してしまう。

5年かけてこれだと初めて時のオカリナで感じたような斬新さや衝撃は
もうゼルダでは味わうことは無理なのかなと痛感させられた作品であった。

プレイ時間:30時間以上40時間未満(クリア済)
tmさん [2011/12/01 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 3pt 2pt 2pt 4pt 2pt
総合点
55pt

GOOD!

絵作りが上手い。
前作トワプリのプレイ時はSDブラウン管テレビだったので
リアル調のグラフィックでもなかなか綺麗だなと思えたのだが、
HD液晶に買い換えたらぼやけまくりで見れたものではなかった。
HDテレビが普及した今、どう作ってくるかと思っていたら、
水彩風に仕立てることで、SD画質の弱点=ぼやけを「味」に転化してきた。
一本取られた。こういう発想は大好きだ。

モーションプラスの調整具合は期待以上だった。
「斬撃のREGINLEIV」のように好き放題バッサバッサ斬り付ける爽快感は無いが、
ゼルダらしいテクニカルな攻略要素は慣れると面白さが分かってくる。
ボス戦はなかなか手応えがあって白熱する(コタツに誤爆する!)。
そのダンジョンで取ったアイテムを使ったギミックに気付けば勝ち確定、
みたいなパズルじみたボス戦が無くなったのは良い傾向だ。

アイテム周りの操作性も格段に良くなった。
というか、ボタン操作とポインタ操作が混同するトワプリが酷過ぎた。

そして虫取りが最高。
網をピタッと構え、ソロリソロリと近寄り、
予備動作を抑えてコンパクトに網をバサッと振る!
幼少時の自分の姿と完全にシンクロ。恐ろしいゲームだと思った。
惜しむらくはおまけ要素でしかなく底が浅いこと。
虫の種類は少ないし薬の強化くらいしか使い道が無い。
固定ポイント湧きなのでエリアを切り替えればレアな虫でも採取は苦労しない。
虫取りは別個のモープラゲーとして独立させて欲しい。
広大なフィールドで膨大な数の虫を採取して網を強化しながら図鑑の完成を目指す
「昆虫ハンター」的ゲーム(コンハン)が出たら絶対買う。

BAD/REQUEST

フィールドとダンジョンのメリハリが無い。
どちらも細かく区分けされた謎解き要素の集積でしかない。
謎解きダンジョンに入る為に謎解きフィールドを進まされる無限謎解き地獄。
合間の虫取りだけが心のオアシス…。
機能性を追求し徹底して無駄を排した結果、居心地の悪い空間だけが残された。
「自然公園に遊びに行ったら滑り台やジャングルジムが鮨詰めに置かれてた」状態。
濃密な遊びをギュウギュウに詰め込んだら、逆に「遊び」が無くなったという。
これを皮肉と言わずに何と言おうか。

「フィールドに散らばった○○集めてこい」連発にうんざり。
これよりさらにダルいのが残りの2エリアで待ってるんだろうな…
と思うとオエッとくる。操作性の悪い水中だったりするともう堪えられない。

空パート→エリア選択制は嫌な予感がしていたが案の定な出来。
鳥は過去作の馬と比べてスピード感や爽快感があまり感じられないし、
宝箱が置かれた無人島くらいしかないマップ構成も地味。
おまけのミニゲームならまだしも、あちこちたらい回しにされる今作で、
「リモコン振り=上昇→傾け=急降下」を何度もやらされるのは疲れる。
エリア選択制によって世界が小さく感じられる弊害もある。
森ステージ、火山ステージ、砂漠ステージ、とはっきり色分けされると、
なんだかゲームゲームし過ぎて味気無いというか、
フィールドの端に壁が見えてしまうというか。
マリオだったらこれでいいのだろうけど…。

据置ゼルダでこういう窮屈なゲーム作りはして欲しくなかった。
完全に「ゼルダ式謎解き問題集」状態だった「4つの剣」ほど露骨ではないが、
物語と冒険があるゲームで世界が感じられないのは大減点。

COMMENT

任天堂が謳う「濃密」の方向性が私には合わなかった。
チャーシューが美味しいと評判の老舗ラーメン屋が
麺からスープまでチャーシューまみれの新作ラーメンを出してきて、
隣の常連客は肉うめえ脂身うめえ言ってるけど、
昔の醤油ラーメンのが美味かったなあ…みたいなモヤモヤ感あり。

初代ゼルダの謎解きなんて、
敵を殲滅し終えたら休憩がてらにブロックでも押すか、程度だった。
ゼルダといえば謎解き、それがアイデンティティのように言われるけれど、
私はタートナックとウィズローブの猛攻を掻い潜ってる時の方が熱くなれた。
3Dゼルダでも楽しかったのは流鏑馬や釣りやコロコロゲームだったり。

時のオカリナ以降のゼルダが国民的大作ではなくなっているのはなぜか。
「酔う」「ダレる」「疲れる」という3Dゼルダが抱える構造的欠陥は、
マイナーチェンジの繰り返しでは決して解消されないからだ。
肉うめえ脂身うめえしか言わないアメリカ人の顔色ばかり窺って、
進むべき道筋を見失っているのが今のゼルダだと思う。

最近数年の京都情開製ソフトは、売上はともかく内容が物足りない。
90点ゲーをコンスタントに連発している東京制作部とは対照的だ。
一度くらい東京の小泉さんにゼルダを任せてみたらどうか。

プレイ時間:わからない(クリア済)
NACKYさん [2011/12/12 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 2pt 4pt 2pt 2pt 2pt
総合点
58pt

GOOD!

3Dゼルダ(リアル)は全作やってきました。

Wiiリモコンを最大限に活用することによりアクションが豊富になりました。これにより戦闘において今まで以上に戦略性が必要となりした。ただこれが欠点にも、、、
また、ゼルダと言えば謎解きですが、これに関しては今までよりかは難度は低かったと思います。ただそのおかげでサクサクと進めてそれはそれで良く出来ているなぁと思いました。上手い具合に誘導してくれているので初心者でも結構いけるのではないのでしょうか。

それとアイテムは結構斬新なものがあってワクワクさせて頂きました。

BAD/REQUEST

不満点に関しては、かなり個人的になってしまうかもしれませんがご了承下さい。

まず一番不満に思ったのがそのメルヘンチックな世界観、かなり個人的かもしれませんが自分は今回の世界観が非常に合いませんでした。
一応猫目ゼルダもやったことあるのですがその世界観で断念しました、、今作はリアルということでかなり期待していたのですが、蓋を開ければ世界観はメルヘンそのものでした。
だったら最初から猫目ゼルダで出せばいいのにって正直思いました。
キャラクターも可愛い感じのしかいないし、全く感情移入がないです。
ファイも無機質な感じだし、感情はほとんど感じられません。
64時代のようかもっと強烈なキャラクター性がほしかったです。
個人的感想ですが、ムジュラの仮面は最高に良い世界観を醸し出していました。

次に操作性、
なぜ盾に耐久性をつけたのか、、
それと剣を縦・横・斜めと色々な角度から攻撃出来るようになりましたが、終盤は鬱陶しくなり、只々面倒です。特にあのビリビリ棒をもったゴブリンなんかにはかなりストレスが溜まりました。
確かに最初は感動しましたが、最終的には面倒になりました。
それとなぜ十時キーを活用しなかったんだろう、、トワプリはちゃんとやってたのに、、

最後に大地と空を分けたこと。
正直、空いりません。申し訳ありませんが空に関しては本当に必要性を感じませんでした。
またそのお陰で大地も狭過ぎで、途切れ途切れとなっているためその狭い感じが一層極まりました。
今までは大地が全て繋がっていたので広大なフィールドを感じることが出来ましたが、今作のような空から大地の場所を限定して降り立つというようなシステムとなると、その広大さはまるでなくなりました。

COMMENT

正直、自分的には非常に残念な出来でした。
しかし、やはり丁寧に作り込まれていて、製作者側の熱意を感じることができました。やはりゼルダシリーズはどんどん新しいものが導入されていき、毎回感動をうけます。
実際自分もサクサク進めるので時間を忘れてプレイしてしまいました。その辺に関してはなんやかんや熱中できたのかな。
多分子供向きに作られてるので、親子でやったりしたら楽しめるのではないのでしょうか。

次回作はリアルで少しダークな感じで製作して頂けると嬉しいです。

プレイ時間:20時間以上30時間未満(未クリア)
ラームジュさん [2011/12/12 掲載]

このレビューはオススメ?はい いいえ


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 2pt
総合点
62pt

GOOD!

・モーションプラスの性能を生かしてより直感的な操作が出来るようになった。チャンバラ戦闘はとても楽しい。戦闘の面白さならシリーズでも屈指だと思う。

・今作はフィールドが森、砂漠、火山の3つしかないがその分どのフィールドもよく作りこまれている。女神キューブや虫、アイテムの収集要素もあいまって探索が楽しい。

・シーカーストーンというヒントをくれるシステムがあるおかげで攻略に詰まっても無駄に時間を浪費しなくて済むのが良かった。

・トゥーンのグラフィックは見やすくて良い。世界の住人はどれも魅力的だと思う。キャラクターの表情も前作より豊かになっている。

BAD/REQUEST

・剣の操作は文句なく楽しいのだが飛行操作や弓などのアイテム操作などは不便を感じた。思ったように操作出来ないことがよく起こる。ユーザーの快適な操作よりもモーションプラスの活用を優先させるのはいかがなものか。

・物語の後半は同じ場所を行ったり来たりの上、○○を集めるという作業的な遊びが多くなる。冗長で工夫を感じない。

・相棒であるファイが先に進めるためのヒントを勝手にしゃべってしまうことが多い。非常に興ざめする。

・フィールド間の移動がとても面倒。空を経由しなければいけないのだが空は非常に殺風景で面白みが無い。鳥の移動速度はもうちょっと早くても良かったと思う。

・アイテムや虫の取得デモが鬱陶しい。最初にそのアイテムを入手した時に表示するだけでいいと思う。

・スカイロフトの住民にもうちょっとイベントや台詞を用意して欲しかった。サブイベントはそれなりにあるのだが今作は濃密さを謳っていたので肩すかしだった。

COMMENT

 前半は新しい仕掛けや従来シリーズとは一味違ったフィールドの構造のおかげでとても熱中出来たが後半はお使いをさせられているようで退屈に感じることが多かった。
 ゲームとしてはなかなかの良作ではあるが、前作トワイライトプリンセスの不満点がそのまま今作にも残っていて5年もかけたのならもうちょっと進歩があっていいのにとシリーズファンとしては落胆する出来。戦闘は面白いが他にもっと光る部分が欲しかった。

 斬撃のレギンレイブと同時に購入していたモーションプラスを使ってプレイしていたが本作のプレイ中に調子が悪くなってしまった。なので個人的にはリモコンプラスの方を用意することをお勧めします。

プレイ時間:40時間以上60時間未満(クリア済)
hinokinoboさん [2011/12/12 掲載]

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ゼルダの伝説 スカイウォードソード
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  • ストーリーがよく練られている
  • 続編物で前作のプレイを推奨
  • 対戦が燃える!
  • 協力プレイで盛り上がれる
  • 音楽・サウンド効果が優れている
  • 原作物で原作ファンにオススメ
  • 少しの時間で楽しめる(息抜き)
  • 長い時間楽しめる(やり込み)
  • 残酷な内容…
  • わかりやすい内容・操作性
  • めちゃくちゃ難しい難易度
  • とにかく退屈な内容…
  • このソフトこそ「傑作」にふさわしい!
  • 是非続編を出して欲しい!
  • ゲームのシステムが優れている
  • 爽快感抜群でストレス発散できる
  • Wi-Fiとの相性がバッチリ!
  • プレイヤーで好みが分かれるソフト
  • とにかく簡単な内容
  • 選択しない

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