Xenoblade(ゼノブレイド)
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/06/10 |
価格 | 6,800円(税込) |
レーティング | B / 12才以上対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | RPG / 1人用 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 90
- 難易度
- 2.30
- レビュー数
- 114
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
88pt
GOOD!
・オリジナリティ
フィールドと街がシームレスで繋がり、戦闘もシームレス。クエストをこなしたり、探索したりといわゆるMMOをオフラインRPG仕様にした作品です。
ただこのゲームのすごいところはその圧倒的ボリュームと、それを支えるシステムの完成度です!
おそらくオフラインRPGでは屈指の大ボリュームを、様々なシステムがサポートしついつい進めたくなる、ついついやり込みたくなる、ついついクエストをこなしたくなる、そういうRPGです。
決して奇抜な作品ではなく、どこまでも王道な作りでありながら新しいアイデアやシステムで非常に快適に冒険ができるというのは本当に素晴らしいと思いました。
「JRPGというジャンルがJRPGのままで進化した作品」、という印象でした。
・グラフィック
キャラクターのモデリングや背景などはPS3などとは比較にならないレベルです。
ですが素晴らしいのはそこではなくその魅せ方です!
イベントシーンなど大胆な構図や音楽に合わせた迫力の演出
フィールドは圧倒的に広さと雄大さを感じさせる
とにかくその演出の仕方がRPG史上屈指の出来です!
美しい世界を旅して、ストーリーでは燃える展開と演出!見応えバッチリです。
魅せる、とはまさにこういうグラフィックのことを言うのじゃないかと思いました。
・音楽
素晴らしいです。燃えるし、癒されるし、感動します!
音楽自体もすばらしいのですが、やはり評価すべきはその音楽の使いどころです!
ここぞ、というときにピッタリ合わせるように音楽がかかり
見ているプレイヤーをグッと引き寄せる、という音楽の使い方をしています。
なのでとても印象に残る、素晴らしいです。
・快適さ
フィールドが広大なのでクエストをこなすのも大変なのですが
マップにあるポイントまで制約無しでワープができるここと
昼夜の時間帯なども自由にできることはとても便利でした。
クエストをやる人には本当に必須レベルのシステムだと思います。
・熱中度、満足感
本当にフィールドが広大、クエストはやってもやっても終わらない、適当に進むと敵が強くて簡単には進めない、などやりごたえは超がつくほど抜群です!
クリアしたあとは超大作をやり終えた〜、というような気持ちになります。
・その他
キャラクターとストーリーが素晴らしいまでに王道です!
心の熱い、情に熱い良い意味でのバカなキャラクターたちが満載!一昔前の熱血少年漫画のようなノリです。
勇者王ガオガイガーというアニメの脚本家の方が参加しているらしく、あのノリでファンタジーSF超熱血ストーリーだと思っていただければわかる方にはわかりやすいと思います。
BAD/REQUEST
・快適さ
細かいロードがたくさんあります。
マップを開くときやメニュー画面を切り替えるときなど1〜3秒ですが間があります。
これが無ければ快適さ5点でした。
・熱中度
本当にボリュームがあります、ありすぎます。
クエストなど完全にしないとあまり進みたくない人には中盤くらいから苦行にすらなってきます。
私も発売日に購入してからクリアするまで2ヶ月以上かかりました。
それでもクエストや強敵モンスターなどはけっこう放置したままです。
人によっては途中でダレてしまう可能性が高いです。
COMMENT
間違いなく 大 傑 作 というレベルのRPGです。
現状でJRPG(アニメっぽいRPG)の頂点、と言っても過言でない作品です。
ボリューム、質、どちらをとっても化物級のゲームでしょう。
これを作ったスタッフは凄いというか、もう恐ろしいまでのセンスと作業量だったと思います。
JRPG氷河期と言われる今の時代で、これほどの作品がプレイできるとは思っていませんでした。
キャラクターなどのグラフィックが綺麗じゃなきゃ絶対嫌だ!という方でなく
JRPGやシームレスRPGに抵抗が無ければ、買って損無しなのは間違いありません。
グラフィックのせいで手に取ってもらえないというのは残念でなりません。
同じスタッフで続編(続編でなくてもRPG)が出たら買います。
[プレイ環境:46インチ液晶、D端子接続 Wiiリモコン+ヌンチャク使用]
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
90pt
GOOD!
●音楽
特筆すべき点はここだと思います。
昼夜で変わるBGM、ユニークモンスターと出くわしたときに流れる戦闘音楽、川や池や海を泳ぐ時などの効果音。戦闘の時の仲間との会話や、レベルが上がった時の仲間の一言。
どれもその時々の場面を邪魔することなく盛り上げてくれます。
個人的には燐光の地ザトールの夜のBGMが大好きです。
●キャラクター
出てくるキャラクター全てに愛着が沸きます。
一緒に行動する7人の仲間はもちろん、街に住む人々、本来は敵であるはずの機神界のマシーナ、1人1人にストーリーがあり、考えがある。
それをクエストで解決したり本編を進めていくことによってキズナが出来たりより深く関われたり、本来はあまり重要でないはずの住人というものが大事に扱われています。
とても良い。
蛇足ですがコロニー9の居住区の夜にベンチに座っているカップルにも物語があるとは、製作者様には感服致しました。
●サブの豊富さ
ゼノブレイドの特色と言えばクエストやキズナグラムですが、これがメインを忘れてしまうくらいに面白い。
街の人に話しかけてクエストをこなしたり、街の復興を手伝ったり。
クエストでは最初はモンスター討伐やアイテム収集が殆どですが、だんだんと街の人と関係できるようになり、悩みを聞いて、解決し、信用されるようになる。
それが何とも言えないほど楽しいです。
他にもユニークモンスター討伐やコレペディアコンプなどがあり、充実しています。
というわけで熱中度・満足度を満点にさせていただきました。
●フィールド
マップ範囲としては他のゲームとそんなに差異はないと思いますが、なんせ行けるところが多いので広く感じます。
また、普通なら手すりや障害物が邪魔をして行けないようなところからでも移動できたり、もの凄く高い所からのアクロバティックジャンプ、爽快です。
各所にランドマークがあって移動も邪魔くさくないし、経験値も入るので詰んだり疲れてきたりしたら探索して息抜きできます。
ざっとこんなものでしょうか。
もちろん他にも良いところがあるのですが要所を捉えて書きました。
BAD/REQUEST
●カメラワーク
狭い場所や円形の場所に行くと、カメラがグリグリして気持ち悪いです。
特に戦闘している時は敵や仲間が見えない、酷い時には地面しか映らないということが何回もありました。背面攻撃、側面攻撃が重要なシュルクやリキを使ってる時は本当にイライラします。
●メニューやソートの不便さ
メニューやソートが記憶されないので面倒くさい。
例えば、メニューではセーブ・ロードは1番右にあるのですが、メニューを開くと毎回真ん中に選択ボタンがあるのでいちいち右まで行かないとなりません。キズナグラムや装備を確認する時も同様です。ソートに関しても記憶されないので、毎回選びなおさないといけません。
細かい部分ですが、積み重なれば気になります。
●グラフィック
これはBADというわけではありませんが、他の方も仰る通りハード面での限界をみてしまいました。『wii sports』をもう少し作り込んだ感じといえば理解してもらえるでしょうか。
秘境などの高い所から見た景色はまさに圧巻ですが、wiiでなければもっと綺麗だったのでは?と思います。
それからキャラクターのアップの時の顔が、ね…。
COMMENT
やっと1周目を終えたところです。
残念ながらカンストしてしまったので正確な時間はわかりませんが、おそらく110時間程度は遊びました。2週目はやり込みもあるので、もっと時間がかかると思います。とにかく楽しませてもらいました。これからも宜しくお願い致します。
フィールドを探索している時に思いましたが、空を飛べたりジャンプが高くなるようなジェムがあれば尚良かったです。
使用コントローラ→リモコン&ヌンチャク
プレイ環境→32型デジタルハイビジョン液晶TV
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
95pt
GOOD!
まずはやはり飽きないバトル。
わかりやすさをキープした上でここまで奥深いバトルはすごい。
壁役は防御や回避が高く、敵から憎しみ度(ヘイト)を稼いであえて攻撃を受けることで戦闘が有利になります。
攻撃役のキャラクターはHPや防御が低かったり、憎しみ度(ヘイト)が上がりやすく、
敵の側面や背面から使うことでダメージを上げる技を多く持ってます。
例えば、これで攻撃したら敵の防御力が下がるけど、攻撃役のキャラの方を向くからあの技でヘイトを下げて・・・と、思考が止まることなくバトルを続けることができます。
敵の側面から打つと防御力ダウンする技→ヘイトを下げて攻撃力を上げる技→背面から打つと大ダメージを与えれる技
こんな感じでコンボを決めた時の大ダメージと爽快感・・・
FFシリーズやDQシリーズ、正直いって流行やブランド、周りとの話題のため、使命感のようなもので無理矢理全クリをさせられていたということに気づきました。
特別面白い訳でもないけど、周りに負けたくないからやり込み、充実感を得るためにやり込み・・・
いつの間にかRPGはやらされているゲームになっていました。
だけど、このゲームはただ単純に面白いからやり込み、面白いから進み、ゲームを面白いからやるという当たり前のことが久しぶりに出来たRPGです。
フィールドは物凄く広大で、純粋に綺麗でした。
(ポリゴンが細かくて綺麗とか、スペックが良くて綺麗とかそういうのじゃなくて)
あれだけ広大なマップでロードが全然いらないので、どうなってるのかと思うくらい。
クエストの多さや、隠された強力なモンスター等、やり込み要素は十分。
バランスもかなり絶妙に出来ている。
ストーリーを普通に進んでいたら物凄いレベルのモンスターが出てきて「いつか倒してやろう」という気持ちでどんどん先に進みたくなる。
ストーリーはRPG慣れしてる人だと、先が読める感じの王道ですが、先の展開を読ませる形で退屈しません。
一作目とは思えない親切な設計もところどころあって助かりました。
(エリアマップ移動や、キズナグラムでの住民確認、一部クエストの自動報酬受け取り、ジェムクラフト等)
BAD/REQUEST
●不便さ
普通のRPGには当たり前のようについている機能がなかったり、いまひとつ足りない不便な箇所はところどころありました。
・装備を買う時、元の能力からどのくらい上がるのかが表示されないため、面倒な操作を強いられる。
・アイテム全般をソート(並べ替え)しても、一度メニューを閉じると元の並びに戻るので不便。
・敵から出るアイテム(売却、クエスト用)に持てる数に何故か制限がある。
どのアイテムも後々クエストに使う可能性があるので、どれを売っていいか、捨てていいかわからない。
未来視で一部アイテムは必要だとわかるが、本当に一部だけ。
●ジェム関連
装備に取り外し可能なジェムをつけて強化ができるのですが、
終盤までは強い装備が出るたびに頻繁に装備変更が必要になり、いちいちジェムを付けるのが面倒な上、
ジェムのレベルも最後の方まで最高クラスのものがないため、全クリ手前ぐらいでないとジェムは全然使わなかった。
序盤は装備が頻繁に変わる+ジェムの効果が弱すぎる+少し進めば1ランク上のジェムがとれるということもあって、全く手をつける必要がなかったです。
ランク1〜4のジェムは正直全く存在価値がありませんでした。
●クエスト関連
クエスト関係でも不便なところが多々ありました。
NPCの場所を忘れようものなら、時間を何回も変えていろんな場所を見回るのハメに。
時間変える→探すの繰り返しでクエストを受けるのすらストレスだった。
●広大・・・すぎるマップ
あとエルト海でしたっけ。
あそこが広すぎて広すぎて、マップを埋めたり孤島に行くのに何十分泳げばいいのやら・・・
似たような海の水面をひたすら泳ぐ画面にはさすがに飽き飽き。
●その他
クリア引継ぎがレベルまでそのままなので、ボスを一瞬で倒しながらラスボスまで行きます。
モンスター強くするとか、レベルは1からとかその位して欲しかった(キズナコインも溜まるし)。
キズナコインも十分な数にするのに6周は・・・さすがに無理。
キズナコインに関しては厳しくしすぎな気が・・・
それと設定上仕方ないけど、シュルクが必須キャラすぎる。
シュルクを入れないパーティーは強敵に挑めないお遊びパーティーになる。
100lv以上の強いモンスターも5体じゃちょっと少なかった。
COMMENT
いまひとつ、足りない点もありましたが、今までやったRPGの中では1,2を争うゲームでした。
FFでよくあるインターナショナル版・・・みたいな感じのリメイク版少し期待してます。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
92pt
GOOD!
○ 感情移入できる登場人物たち。
とにかくRPGで一番重要なことは、ゲームを進める原動力と言ってもいい、登場人物たちの共感できる立ち振る舞いだと思います。主人公の言葉にいかに頷けるか、苦境の時にどれほど納得できる行動をするか、なぜ敵がにくらしく、倒さなければならないのか。その部分がしっくりこれば、あとは自分もパーティーの一員となって、どんどん話を進めていくことができます。
この作品では、おおむねどのキャラクターの考え方も納得でき、心の傷の痛みや敵をにくむ意思も共感できるので、すぐに仲間となって同じ目的に向かっていくことができました。この根幹の部分がとても良く作られていたので、長い旅路が少しもイヤにならなかったのだと思います。
○ 飽きさせないストーリー。
上述のように、感情移入できるキャラクターたちが、神様の体の上という前例のない舞台で繰り広げるストーリーは一級のSF小説のようです。プレイ中はとにかく先が気になり、長い話だと知りつつも早くその結末にたどり着きたくてページをめくる、優れた小説固有の“前のめり感”のようなものを常に感じていました。
一つ一つのイベントは、納得のいく、予想の範疇のことがらでありながら、それらが織りなす全体像には想像を超えたものがあり、一流のクリエイターの想像力の上でもてあそばれる心地よさを感じることができました。
○ 素敵な音楽
間違いなくこのゲームの魅力の柱の一つです。(まあ柱は何本もあるんですけど…)自分はとてもその素晴らしさを文章で説明できると思えないので、気になる人はだまされたと思って「機の律動」とかで検索して聞いてみて欲しいと思います。
他にも、バランスの良い敵配置や考え抜かれた戦闘システム、絆グラム、広大なマップ、ワープポイント、など良い点は多いですが、既に評価されている方とほぼ同感ですので省略します。
BAD/REQUEST
× 文字が小さすぎる。
最近のゲームに多い傾向ですが、文字が小さすぎます。自分はゲーム用のブラウン管モニタを使っていたので余計にそう感じたのかもしれませんが、戦闘中の細かい情報や、たまに画面端にでるデータが追えなくてストレスを感じました。
いやしくもユーザビリティの頂点を誇る任天堂が監修したゲームで、こんな凡ミス見とうはなかった。
COMMENT
大変、大変、満足しました。
自分はミッチリ詰まった緩みない150時間ほどのプレイでクリアしましたが、クリア後、“このゲームの養分をすっかり堪能した”という充足感に満ちつつちょっと上から目線で攻略サイトを見て、知らない情報ばかりであることに仰天しました。
「スキルリンクってなんだよ!」
「チェーンが色でつながるってどういうことだよ!」
「後になっていけるハイレベルモンスターのたまり場?」
「なに〜、性格解放ってどういうことじゃ〜!?」
などなど。
他にも知らないクエストやアーツ(キャラ固有の技)、キャラの育て方などを知り、改めて再プレイの意欲が沸いてきたのと同時に、それらを知らなくても充分楽しくプレイできるのに、知れば知ったでどこまでも奥の深いプレイができる作りになっていることに感嘆しました。
多方面のプロたちによる練りに練られた仕事、というものを久しぶりに体感した思いです。なんなんでしょう、自分が作った訳でもないのに「これがJRPGだよ!」と誇らしくなる気持ちは。
自分がクリアに至る150時間は、幾多のスタッフの何千、何万時間の努力から抽出された極上の150時間であったと思います。映画1本観ても1800円とられるこの時代、3倍ちょっとの金額でこれほど満喫できる娯楽に巡り会い、もう充分すぎるほど元は取りました。スタッフの皆様には感謝するとともに、次の作品に期待してこう申し上げましょう。「この雰囲気を忘れるなよ。」
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
92pt
GOOD!
まずは5点をつけた項目から。
・音楽
非の打ち所が無い程素晴らしいです。サウンドトラックも買ってしまうくらい。清田愛未氏とACE+の楽曲が殆どなのですが、いずれも「ゲーム音楽の盛り上がるツボ」を確実に抑えており、ゲーム音楽好きの自分としては非常に満足しました。
・熱中度
快適すぎて熱中します。とにかくあらゆる行動に結果(経験値など)が報酬として得られるので、作業感をさほど感じること無く、高いモチベーションを維持してゲームを続けられます。wiiを100時間以上同じゲームで起動させたのは始めてです。
・満足感
こんなにボリュームあっていいのかと不安になるくらい多くの要素が詰め込まれており、なお快適な内容となっています。個人的には、2周目引継ぎ要素が豊富なのが嬉しかったです。
それ以外を箇条書き
・グラフィックはキャラクターのアップに違和感を感じるものの、背景などは寧ろ綺麗です。「秘境」の水の表現などは思わず驚嘆しました。
・シナリオは「プロの仕事」といった印象。「王道だけど退屈しない」というか、違和感を覚えること無く展開したと思います。ここ最近のRPGは素人目に見ても稚拙な物が多かったので安心しました。
・フィールドや街を目的なく歩き回っているだけでもそこそこ楽しいです。特に町の住人は台詞パターンも膨大で、シナリオ進行に伴って変化する分に加え、出勤・定位置・帰宅時などでも違ってくるので、話を聞いてまわるだけでもその膨大さに感動します。
・また、その街の住人にも「キズナ」を高めてゆく作業が楽しいです。
・戦闘システムは完全に把握するまで時間がかかりましたが、突発キズナなどの目押しをマスターした辺りから俄然楽しくなります。また仲間同士も頻繁に会話するので、ザコ戦でも非常に熱い展開になります。
・一部のクエストは報告不要なのが良かったです。
BAD/REQUEST
・アイテム関連がイマイチです。モンスターを倒すと必ず宝箱を落とすので、その時点で面倒臭がらず取捨選択しないとあっという間にアイテムが溢れかえります。にもかかわらずソート機能がイマイチで、ジェムなんかは系統分けが甘いため、一つ一つ確認しなければなりません。単語による検索機能がほしかったです。
装備も同様で、割と頻繁に装備変更するにも関わらず、ジェムを着けたまま外れてしまう為、いちいち前の装備のジェムを外して、膨大なジェム欄から再度探してまた付ける、という作業に時間を費やします。空きスロットがある装備ならばジェムも引き継いで欲しかったです。加えて、装備反映は良いのですが、いまいちなデザイン(特に兜装備)が結構多かったです。
敵から入手する素材の欄は、あの倍位欲しかったです。あっという間に埋まります。
・戦闘なのですが、カメラが思うように動いてくれなかったり、地形に引っかかったりがたまにあります。とりわけ大型敵との戦闘の際はカメラとの戦いにもなります。あと、海中や空中の敵に攻撃が届かず、届く範囲を探して右往左往することもしばしば。
・一部キャラクターの抜刀・納刀アクションが長く、戦闘前後にストレスになることがありました。
・音楽は良いのですが、若干使い回しが目立つ気もしました。
・キズナグラムで、クエスト依頼者の現在地も表示されると良かったなと思います。我侭な意見ですが。
・プレイ時間は100時間以上記録して欲しかったです。
COMMENT
リモコンとヌンチャクでプレイしました。
とにかく「これまでのRPGの不満点を一気に解消した」ゲームだと思います。勿論払拭しきれていない点はありますが、他のゲームで出来無い事が出来てしまうので、当分他のRPGはいいかな、と思わされる位の傑作でした。かなりの時間を費やしてしまいますが、最近据え置きゲームに熱中した経験が無く、物足りなさを感じている人にはお勧めです。
本作風に言えば、これ以上のRPGはなかなか出ない未来視(ビジョン)が見えました。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
90pt
GOOD!
ゼノブレイドの良い点はたくさんあるが、最も秀逸な点は、そのレベルデザインである。
広く、立体的なマップ。
行ってみたいと思ったところに行け、アイテムや秘境発見という形の経験値、思わぬ強敵などが絶妙に配置・構成されている。
マップを探索するだけで、歩くだけで楽しい。
こういうゲームは、特にRPGでは貴重な存在である。
上記の探索の活力にもなる、綺麗な背景グラフィック。
シームレスで、適度に戦略性のある戦闘。
広大なマップ移動を苦にしない、何時でもワープをはじめとするレスポンスの妙。
町の人々の人間関係を絡めたクエスト需給。
非常に良い音楽。
様々な行動に対する、多機種の実績やトロフィーにあたる、称号要素からも経験値を得られるなどの小さいが豊富で重要な工夫の数々。
気が付けば、クリアー前にプレイ時間がカンストしていた(99時間59分でストップする)。こんなに熱中したRPGは久しぶりである。
そのため熱中度は5点を躊躇せず付けた。
洋ゲーRPGに良くある要素を取り込んだ、新しい日本RPGのような印象を受けた。
BAD/REQUEST
背景の美麗さと裏腹に、キャラクターのモデリングには少々残念な点がある。
装備の見た目が反映されることなどを考えると及第点以上なのだが、残念は残念である。
ストーリーは良くも悪くも日本のRPGらしい物語。
嫌いな人は嫌いだろうという感じ。
ミニマップがやや小さく、見にくい。
実際に対象が画面に読み込まれてからしかマップにアイコンが表示されないことが、ちょっぴり不満であった。
COMMENT
32型液晶テレビ:クラシックコントローラーでプレイ。
本当に久しぶりに、国産RPGを夢中になって遊びました。
フォールアウトやオブリビオンなど海外のゲームと、日本産のよさが凝縮された感じ。
このシステムのままオンラインRPGで遊びたいとも思いました。
楽しい時間がすごせてよかったです。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
87pt
GOOD!
>オリジナリティ
本作最大の肝と言える未来が視えるシステムが斬新。ストーリーでも根幹に関わるだけでなく、予告された致死的な窮地をどう脱するかでバトルにも導入している点は面白かったです。操作キャラを変えると使える技も異なる関係で、打開策も自ずと異なるので、そこも面白い。
(まあ若干バトルペースが落ちる側面もありますが、それも気にならなくなる程面白かったです)
二柱の神様が舞台という世界観も伊達では無く、巧妙に作りこまれた数々の風景を印象に残しつつかなり長く冒険できる仕様。高橋監督の発想に脱帽です。
>音楽
発売前からPVやCMで聞き惚れたので期待は寄せていましたが、それをも遥かに上回るハイクオリティです。選りすぐりの精鋭陣が紡ぎ出したバトル・イベント両面でまさに死角無しの名曲揃いですね。
ただ『敵との対峙』は黒フェイス初戦やテレシア戦の様にイベントとバトルを跨いで流す姿勢を徹底すれば盛り上がりも更に増してたんじゃないか、と思う気がしないでもなく。
>熱中度
専門用語のオンパレードで話に着いていけないというのはRPGだとよくある話ですが、本作はそういう傾向も無く各キャラの心情や揺るぎない絆といった要素を濃く描き、非常に共感できるストーリーだったと思います。終盤で仲間達が叱咤激励するあるシーンは、ユーザー視点としてもかなり燃えました。
バトルも未来視抜きで考えても所謂連打ゲーではなく、位置関係で効果が変動する等かなり戦略性が求められる仕様。連携攻撃で畳みかけるのは王道ながらも爽快です。
>満足感
上記3項目で十分満足感に足る作品ですが、破格のクエスト数・仲間との絆で生まれる興味深い会話等、サブ要素も非常に濃い。シナリオ放置でついこちらに力を注いでしまうことも止む無し。
>グラフィック
一部ボロが出ているキャラがいることは確かに否めませんが、それでもスペックの限界ギリギリにまで挑んだと思える程、作りこまれた風景画は十分賞賛に値すると思います。
BAD/REQUEST
素晴らしい良作に敢えて苦言を呈するなら
>すごく…小さいです、文字が
これが最大の足枷となり快適さ減点。メニュー開く度に血眼で一苦労。本当にどうにかならなかったものか。
>手応えに欠ける2周目
装備やレベル引き継ぎは大いに結構なのですが、敵のレベルが1周目と変わらないというのはちょっと…。1周目で歯が立たなかった一部の猛者達を狩るだけってのはなんとも味気無い。
あとは新規ボスやイベントシーン追加等で肉付けしてくれれば、更に深みが増したと思うんですよね。
>割と機械化されてない某仲間
一部装備で生身が露出するのはサービス精神なんでしょうけれど、それだけに感情移入が若干スポイルされちゃったかなー、と。
生身の箇所は黒スーツで埋めるとかでも個人的には良かったと思います。
COMMENT
リモコン+ヌンチャクでプレイ。
据置きゲームでは久々に手応えのあるRPGに出逢えました。みんなのニンテンドーチャンネルでもプラチナ級で賞賛された本作ですが、それも至極納得がいく出来映えです。
(無論、自分も満点で推薦済み)
ずっとこの余韻に浸っていたいと同時に、任天堂&モノリスソフトの次回作への期待も高めさせてくれるような良作でした。
…ちなみに攻略本をお買い求めの方は、ゲーム攻略はもとより高橋監督参加の解説コーナーも徹底されているアスキー・メディアワークス出版が御薦めですが、それ故に売り切れ店舗も続出状態なので御注意。
発売スケジュール
サイト情報
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GOOD!
1.RPGとして出来ることが多い。
素材集め、クエスト、武器強化、スキルチョイスなど、数え上げればきりがなく飽きさせない。
それぞれはどれもどこかで見たことのあるようなシステムばかりだが、ついやり込んでしまうのは、その圧倒的な量の多さゆえだろうか。
「次は何をしようか」と考えているうちに、ついついプレイを続けてしまう。
2.世界が広い。
グラフィックが「とても美しい」というわけではないが、それでも広大な世界を自由に動き回ることができる本作は、冒険している気分をリアルに味あわせてくれる。
天候や時間の変化、シームレスの戦闘画面なども、それを助けている。
BAD/REQUEST
1.上述のゲームシステムだが、戦略性がありそうで実はない。
たとえば成長システムだが、どれを優先してポイントを割り振ったところで、それによってゲームが詰んだりすることはなく、どのスキルもそれなりに役に立つ。
逆にいえばどれを優先しても大差がないということ。
そもそもRPGに戦略性を求めることが間違いなのかもしれないが。
2.物語は王道を通り越して、もはや稚拙。
舞台や設定は想像力をかきたてるのだが、なにぶん登場人物の考えや発言にずいぶん幼く、聴くに耐えない場面が多い。
中身のない気分だけの言葉、カッコつけるためだけの自己完結的な言葉が目立つ。
その繰り返し。
登場人物の発言が多いがゆえの、語彙の少なさも気になる。
あくまでも十代(特に前半くらい)向けといったところで、二十代以上には辛い内容。
COMMENT
良作RPG。
ただし物語は、思春期に入ったばかりの少年少女(少年ジャンプなどを購読する中学生くらい?)、あるいは普段から本を読まないような人は絶賛するようなものだが、大人には非常に辛いので覚悟がいる(少なくとも大学生の僕には相当に痛々しいものに感じられた)。
しかしそれを差し引いても余るほどの魅力は十分あると思う。
wiiのみんなのオススメのようなところで最上級のプラチナという評価だったが、正直なところそれほどではないと思った。