Xenoblade(ゼノブレイド)

Xenoblade(ゼノブレイド)
発売元 任天堂オフィシャルサイト
発売日 2010/06/10
価格 6,800円(税込)
レーティング B / 12才以上対象 (CERO について)
タギングトップ3    
タイトル概要 RPG / 1人用
スクリーンショット
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スコアボード

Xenoblade(ゼノブレイド)評価ランク
総合ポイント
90
難易度
2.30
レビュー数
114

スコアチャート Xenoblade(ゼノブレイド)レビューチャート

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0.9%
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40-49
2.6%
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5.3%
60-69
11.4%
70-79
22.8%
80-89
54.4%
90-100
【60点以上】
93.9%
【標準偏差】
13.77

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 2pt 4pt 5pt 4pt 5pt 3pt
総合点
84pt

GOOD!

最初のステージの道なりをすすみ街に入ったときがすごい!!の一言でした
一つのフィールド内のロードが一つもなく、かといって画面がカクカクになることもありませんでした
さすがに力を入れてるなと感じました。

戦闘システムはアクション?が若干入っていて普通のRPGとちがっておもしろかったです
よこに行ったり背後に回ったりとかしてただ殴ればいいとはちがう

クエスト数はざっと100〜200?ぐらいはありやりこみ要素があってよかった
こういうちまちましててひとつひとつクリアするのが個人的にすきなんで(笑
クエストをクリアしたときに住人同士の関係がつながり、それをどんどん繋ぎ合わせていくのがたのしいです^^

マップの完成させる自分はこれがたのしかったです(笑
横道やら山登ったりやらできて他とは風景を楽しむことができます。
(特に指先の風景が一番きにいってます^^)

メカデザインがかっこよかった
とくに白の顔付きがよかった

BAD/REQUEST

ゲームを始めて一番最初におもったのがグラフィックが酷すぎるということですね
フィールドはそこまできにしませんでしたが移動するときの歩きや不自然を感じました
武器のグラフィックが一番酷かった・・・
ある武器にいたっては凹凸もなくただの板みたいになっていました;;
Wiiだからしかたがないですましたらそれで終わりかもしれません

(※削除依頼(事実誤認)により一部削除致しました)

クエストの数が多すぎる
もっとコンパクトにしてほしかった

移動速度が最高で1,25倍にしかならないのでフィールド探索だけで1〜2時間使うかも

防具は頭以外はよかったが頭が変なものばっかりでした
微妙に顔を出してるからきもかった(笑
まぁ顔をかくしたら誰が誰かわからなくなるからそういう仕様とはおもいますが

COMMENT

ゼノという名前が付いていて関連性は一つもありません
ゼノシリーズかとおもい買ってみたら内容も外面もちがってちょっとがっかりしました。
ですが始めてみたらみたでけっこう熱中しました。

グラはあれですがそのほかは平均以上のできでおもしろく
最近にないやりこみ要素がたっぷりのゲームでした
いまだ未クリアなので速くクリアしたいです;

プレイ時間:100時間以上(未クリア)
フィオルン大好き☆さん [2010/07/26 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 5pt 5pt 4pt 3pt
総合点
92pt

GOOD!

■オリジナリティ
 まず、巨神と機神の体が物語の舞台という世界観が面白い。
 ストーリーは、過去のゼノシリーズのような難解な用語や表現をなるべく避けており、
 王道で非常にわかりやすくなっている。また、イベント時の演出やカメラワークが秀逸で、
 少年漫画やバトル物のアニメのような熱い展開を見せてくれる。

 戦闘は、3人パーティのシームレスバトルを採用しており、基本的な攻撃はオートで行われる。
 プレイヤーはただ見ているだけではなく、操作しているキャラクターの位置取りや
 アーツと呼ばれる技を駆使して敵を倒していく。
 また、未来視という少し先の危険を知らせてくれるシステムがあり、アーツを使用したり、
 危険を仲間に教えることで回避することができる。
 プレイヤーが操作するキャラクターは7人の中から自由に選べ、キャラクター毎に
 能力が大きく異なるため、立ち回り方が変わって非常に面白い。


■音楽
 本作の作曲家は光田康典、下村陽子、清田愛未、ACE+の面々。
 光田康典、下村陽子はゲーム好きにとっては、今さら語る必要がないくらい有名だが、
 本作では清田愛未、ACE+が特に良い曲を提供しており、テンションが上がる戦闘曲や、
 気持ちが安らぐフィールド曲等、非常にバラエティに富んでいる。
 また、フィールド曲は昼夜で変化するため、同じ場所でも印象が変わって良い。
 個人的に特に気に入っている曲は以下の通り。

 ・光田康典
  「Beyond the Sky」
 ・下村陽子
  「戦闘!」、「引けない戦い」
 ・清田愛未
  「回想」、「エルト海/夜」、「燐光の地ザトール/夜」
 ・ACE+
  「敵との対峙」、「名を冠する者たち」、「機の律動」、「ガウル平原」

 上記以外にもすばらしい曲がたくさんあり、サントラを購入してしまうほど
 ハマってしまった。


■グラフィックス
 wiiなので、他のハイデフ機と比べるとどうしても見劣りするが、
 安易なプリレンダムービーに頼らず、全編を通してリアルタイムレンダリングで
 描いているところは非常に評価できる。
 また、装備品で見た目が変わり、イベント時にも反映されるので違和感がない。
 しかも回想シーンでは、当時見につけていた装備品になっているという凝り様。


■熱中度
 メインストーリーだけでなく、クエスト、コレペディア、キズナグラム、
 プレイアワードといったやり込み要素が多くあり、相当長い時間遊べることができる。
 また、ユニークモンスターやランドマークがかなり多く存在し、探索するのがとても楽しい。
 敵を倒すだけでなく、クエストやランドマークを発見することでも経験値が得られるので、
 メインストーリーを追うのを止め、いろんな場所を探索してしまう魅力がある。


■満足度
 早く家に帰って続きをやりたいと思うほどハマってしまった。
 今までかなり多くのゲームをやり込んで来たが、これだけ良質なRPGは久しぶり。


■快適さ
 広大なフィールドがたくさんあるが、今まで発見したランドマークに瞬時に
 ワープできるので、移動は非常に楽。
 また、決まった時間帯にしか発生しないクエストや敵が存在するが、
 条件を満たすまでじっと待つ必要はなく、メニューから時計を選択し、
 好きな時間に瞬時に変更することができる。
 さらに、ストーリーやクエストを進めるために行くべき場所が、
 矢印やアイコンで示されているため、方向音痴の人でも迷うことはない。
 ロードも全体的には快適。


■難易度
 序盤から絶対に勝てないようなレベルの雑魚モンスターや
 ユニークモンスターが徘徊しているので全滅することは多いが、
 全滅してもペナルティ無しで最後に立ち寄った場所に戻るだけなので
 難易度はそこまで高くない。
 ただし、一度も全滅しないでクリアするといった縛りルールを自ら課した場合、
 難易度はハネ上がると思う。

BAD/REQUEST

致命的といえるほどの欠点はないが、気になる点は多少ある。

・チュートリアルが充実しているのはとても良いのだが、
 ゲーム序盤では、頻繁にチュートリアルが発生するため、多少煩わしく感じた。
 とはいえ、あまりゲームをやらない人にとってはチュートリアルがないと不親切だし、
 仕方ないのかなとも思う。

・メニューからアイテム画面等に遷移する際、若干のロードが発生する。
 我慢できない程ではないが、頻繁に使用するメニュー周りでのロードは、
 気になってしまう人がいるかもしれない。

・所持できるアイテムの上限数があまり多くないため、
 ゲームを進めていくと頻繁にアイテムの整理をする必要がある。
 また、全種類のアイテムを手元に残しておくことができないため、
 アイテムコンプリートに喜びを感じる人は、少しツライかもしれない。

・セーブデータを3つしか作ることができないため、
 お気に入りのイベント前のセーブデータを取っておくことができない。

・本作はレベル補正がかなり強く設定されており、
 自分達よりずっと強い敵には攻撃がほぼ当たらなくなる。
 また、自分達よりずっと弱い敵からは経験値がほとんどもらえない。
 装備やアーツによって素早さや命中を上げれば、強い敵にも攻撃が当たるようになるし、
 クエスト等からも経験値を得ることは可能なので、そこまで深刻な話ではない。
 ただ、あまりゲームをやらない人が理解できるのかという意味では少し気になった。

COMMENT

プレイ環境:40型液晶テレビ、D端子接続、リモコン&ヌンチャク

とにかく探索することが楽しいRPG。
本当にこのゲームの世界に没入できる魅力があり、時間を忘れて楽しむことができた。
また、多くの人たちが安心して遊べるように配慮して作られていることが伝わってくる。
目立つバグもないし、かなりの良作。興味がある人にはぜひやってもらいたい。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
あいすさん [2010/07/26 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 4pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
90pt

GOOD!

キーアイテムである「モナド」がストーリーだけではなくシステムにも密接に関わっているため、先のイベントを見るために嫌々レベル上げをする、というRPGの問題点が軽減されています。ストーリーは謎が段階的に明らかになるように巧妙に制限されていて、真実を解き明かしていく過程で驚きと感動を主人公達と共有することができ、丁寧に作られた広いフィールドを美しいBGMで冒険することができます。また、ゲームへの没入を阻害するロード時間への対策やUIのストレス緩和などのユーザビリティも追求されています。おかげで世界の謎を解き明かしていく過程が楽しくてたまりません。そして最後は物語が破綻することもなく綺麗に完結し、もっとこの世界に浸っていたかったと思わせてくれます。ある要素が突出しているゲームはたくさんありますが、全ての要素が及第点以上で纏められているRPGはいままで自分が遊んできた中にはほとんどなく、よって熱中度と満足感を5としました。

BAD/REQUEST

・イベントシーン

イベントシーンにはそのシーン用に細かく作成されたものと、予め用意された幾つかの動作のプリセットをシーンに合わせて使用しているものの2種類があるのですが、後者では「うなずき」や「お辞儀」などがシーンの流れに沿わないタイミングで記号的に使用されていたり、動作のアイドリングが不気味の谷現象を起こしていたりと不自然なものになってしまっています。イベント総量が多いためこのような方式になるのは仕方ないのですが、イベント数を絞る、または不必要な動きをつけないといった工夫で不自然さを減らしてほしいとプレイを通して思いました。

・サブクエスト関連の何人かの街の人々のセリフ

サブクエストのほとんどはモンスターの討伐とアイテムの要求なのでウンザリすることも確かにあるのですが、それに対するメタ的なものをごく少数とはいえ街の人に言わせるのは我慢してほしかったです。作り手の照れや自虐、ストレス発散をゲーム内で見せられると白けてしまいます。

・濁点と半濁点の見分けがつかない
・終盤のレベルが上がりにくい

COMMENT

傑作です。
あるキャラクターの容貌がマニアックな点を除けば、万人に薦められるRPGです。スタッフの皆さん、本当に楽しいゲームをありがとうございました。

使用コントローラ: クラシックコントローラ
プレイ環境: ワイド切り替え機能付きブラウン管

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
モナ夫さん [2010/07/26 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 5pt 5pt 5pt 5pt 3pt 2pt
総合点
91pt

GOOD!

・オリジナリティ
このゲームにおける特徴のみをそれぞれ抽出すると最近では珍しくなくなって来た「オープンワールド+シームレスバトル+多数のサブクエスト」がまずパッと思い浮かびますが、それらに加えて和製のRPGらしいシナリオを軸とした進行も兼ね備えています。
これらの「今まで見たことのある」要素を自由度、開放感、牽引力を殺す事なく丁寧にまとめて個々の楽しさを大きく引き上げているのが素晴らしいです。

その他、特筆すべきシステムとして「未来視」「キズナグラム」というものがあります。
「未来視」は戦闘でピンチになった最に敵の行動をわずかだけ先読みすることができるというもの。物語の設定にも関わるこのシステムが戦闘での緊張感と打開した時の爽快感を上手く演出してくれます。

「キズナグラム」は町の人達からクエストを受け達成するとプレイヤーとだけでなく関連する街の人同士のコミュニティーも変化していくというもので、個々のエピソードの展開も小さい悩みから将来の事、本編の余談とも言える興味深い話まで様々で、普通は添え物程度の扱いである「街の人」という存在をここまで掘り下げて愛着を持たせてくれるとは本当に驚きました。

また、プレイヤーキャラ間では「キズナトーク」というものがあり、絆が深まると見られるイベントになっています。これによりそれぞれのキャラクターの新たな側面を垣間見えたり。幅の広さだけでも驚愕するところですがこれらは選択によって経過、結果も変わってくるのだから色々な意味でたまりません。


・グラフィック
よく「解像度の低さが惜しい」と言った意見を見聞きしますが、ハードの関係上の限界がある程度わかっていても思わずそう言ってしまいたくなる出来でもあります。
裏をかえせば「解像度さえ高ければもっと美しい映像になっただろうな」と思わせるという事。非常に綺麗です。

特にマップの風景は時間と天候で見た目だけではなく出現する敵まで姿を変え、他のHDグラフィックのゲームも圧倒するほど広大で情感に富んでいて「ここを自由に歩けるのか」とワクワクしました。
RPG好きなので現行の据え置きゲーム機の他作品も和洋問わず色々やってきましたがこれほど感情に訴えかけられたゲームは初めてでした。

キャラクターのグラフィックに関してはデザインは好みによるでしょう。個人的にはイベント時の表情も人形っぽくなく、僅かな心情の変化の表現がよく出ていると思うし、最近よく見る感じのデザインじゃない落ち着いた感じが好みです。
ハード的な都合を思わせるグラフィックの難は感じますが、このゲームへの評価としては5点しか無いと思いました。


・音楽
音楽も非常に素晴らしい。曲そのものもさることながら、使い方が非常に上手いと感じました。
マップ、戦闘、イベントそれぞれの状況に合わせて素直に気持ちが乗っていける、かといって主張していないわけでもない、表現が難しい絶妙さでした。
マップ音楽に至っては昼夜が入れ替わるとフェードして曲調も変化するというこだわり。戦闘中のキャラクター同士の掛け合いや鳥の羽ばたき、川のせせらぎ等も含めて「音」に対する並ならぬこだわりを感じました。


・熱中度、満足感
神様の体の上という設定から始まり、魅力的なキャラクターたちとテンポよく引っ張ってくれるシナリオ、冒険心をくすぐりつつ新たな発見には見返りまでくれる広大なマップ、戦略性と爽快感に富む戦闘、プレイヤーの行動で様々に変化しこの世界の息吹を感じさせてくれるキズナグラム。

まだ書き足りませんがこれだけ個々の要素がしっかり作られてボリュームも十二分にあるのに熱中できないわけがない。クリアこそしましたが現在進行形で熱中しています。
満足感も熱中度に起因するので同じ点です。


・快適さ
マップを歩いていてランドマーク(特徴的な地形)を発見すると以後はそこまで一瞬でワープ可能になります。ほぼロードもなく非常に快適で「既知の部分は任意で飛ばせる」というだけで広大なマップを「探索したい」という意欲の後押しをしてくれます。
尚、徒歩でもワープでもマップ移動においてほぼ「ロードを待っている」と感じる事はありません。同一エリア内(と言っても相当広いです)では完全に無し。別エリアに移動する時は数秒程度ロード画面が出ますがこれもかなり短い。ディスクからの直接読み込みだけなのにここまで速いのは理解不能な凄さです。
ただし、このゲームで一番頂けない部分が同じカテゴリにありますがBADにて。


・難易度
自分は初クリア時にたっぷり寄り道をしたからかストーリーを追う上では特に難しいとは感じませんでした。
が、ストーリーだけ追うとなるとロケーション発見やクエストでの経験値がない分難しくなるのかなとも思います。
ちなみに、行く先々の所々に徘徊している初見では尋常ではない強さのモンスターに関しては「遊び」だと思うので考慮していません(これがまた楽しい)

BAD/REQUEST

・快適さ
この項目に関して2つあります。移動関係の快適さと相殺して3点。
1つはこれもWii自体の問題とも取れるところですが、メニューを開く時に若干の引っ掛かりを感じます(裏で読み込んでいる様子)ただ、これはゲームに没頭している内にほとんど気にならなくなってきました。

もう1つはアイテム関連。ソートが記録されなかったり、装備品のパラメータを装備中と所持しているもので比較できなかったり、主にクエストで使う素材アイテムが結構な数持てるもののすぐ一杯になってしまったりと細かい部分で煩わしい。
敵を倒すと必ずアイテムが出て装備品も結構な頻度で落とすのでこの辺はもう少し快適になるよう頑張って欲しかった。


それから、採点項目とは関係ありませんがプレイしているとあっという間に時間がなくなっています。言い掛かりみたいな悪い点ですが困りものではあります(笑)

COMMENT

とにかく楽しませて貰いました(まだ遊んでますが)。色々書きましたがまだ書ききれない事ばかりです。こんなにRPGが面白いと感じたのはいつ以来か。
大きく自由な世界で好奇心の赴くまま冒険し、その結果が世界の存在感をまた大きくして行ってどんどん引き込まれていった感じです。

シナリオもキャラクターは敵味方共に魅力的で、クリア後の余韻も心地良く。
今や数多の心ないゲームで乱用され嘲笑にすらなりつつある「王道」という言葉を本来の意味でしっかり踏まえた良いシナリオだと思いました。
シナリオのみならずこのゲームにおいては「広大」「美麗」と言った謳い文句に嘘偽りはないなと感じられたのがとても嬉しいです。

買って良かった。プレイして良かった。本当に「こんなRPGがやりたかった」願いを叶えてくれた任天堂とモノリスソフトには感謝です。

最後に、個人的にこのゲームがおすすめできるなと思う人を挙げます。
自分としては絶賛に値するゲームと感じましたが、好みは人それぞれですので参考になれば良いですが。

・能動的に考えてゲームを楽しみたい人
・スケールの大きな世界観に浸りたい人
・大筋は少年漫画のようにわかりやすく緩急の大きな話が好きな人
・設定などの横の広がりを自分で探すのが好きな人

こういった人におすすめ出来るかなと思います。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
穏やかじゃないですねさん [2010/07/26 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 2pt 3pt
総合点
91pt

GOOD!

おっそろしくやり応えのあるRPG。「久々にRPGらしいRPGを飽きずに堪能出来た」と大概のRPG好きがうなるのは納得が行く完成度。
ハードの性能限界を超えているとしか思えない、広く隅々まで美しくかつ、脚がすくむほど高さを感じるフィールド(高すぎると転落死します)や生物(モンスター)達。昼夜で行動が変わる街の人々…RPGの矛盾の一つである、「序盤のフィールドには雑魚しかいない」を覆す「うっかり立ち入るとレベル1の主人公に牙を剥くレベル70くらいの雑魚」とか、世界観が非常にリアルとでも言うのでしょうか。そういう事故死も結構多いのですが、全滅によるペナルティは「少し前のチェックポイントから再開」だけ。入手したアイテムや経験もそのままです。
美しい舞台をあくまで、雰囲気に徹して作られた耳に残る音楽、序盤から重い展開で現れる機神兵…絶望感すら漂う「顔付き」。
システム面では、独特の戦闘システムが印象的です。シームレスに移行し、連携と立ち位置、誰が狙われているかが重要で、敵のどこを攻撃したかで威力、効果が変わったりする。
致命傷に至る瞬間の映像が突然入る「未来視」、10秒程度の猶予の間に適切な対処を取ればその未来を変えることも可能に。
この他、甚大な数のクエスト。フィールドの要所、特に非常に見つけづらい「秘境」探しや、徘徊する名前付きのレアモンスター。
ストーリーを楽しみながら、膨大な寄り道をしつつ、魅力ある仲間達と戦略を求められる戦闘をしつつ、上質な音楽も楽しめる…と、FFもDQも余裕で凌駕する究極クラスのRPGです。
あらゆる要素に不満がありませんでした。大満足の逸品です。

BAD/REQUEST

唯一低めに付けたのが「快適さ」ですが、表示文字が異様に小さいので読めない漢字が多い。
やはりここに尽きます。そして、とにかく最初は覚えきれない量のシステム。
一番最初の顔付きとの闘いでは、チェインアタックのやり方がイマイチ理解できず、20分以上1ダメージしか与えられない状況にキレてリモコンぶん投げてます。
このゲームの評価がSランクだと分かるのはシステムを把握してからです。ここまで来るかどうかが最初の壁でしょうか。
ゲーム初心者には全くお薦め出来ないクラスのシステム量なので注意が必要です。例えるならば、RPGツクールで自在にスイッチを使えるようになるまで、くらいでしょうか。

COMMENT

詐欺でも何でもなく、間違いなく神ゲー。良いところが非常に多く、文面で説明しきれないのが非常に悔やまれます。
システムの高い壁を乗り越えたその先に、軽く100時間以上遊び倒せる娯楽が待っています。ちなみに自分はそこに至るまでに2回リモコン投げましたが…。
クセは強いですが、これほど評価されるべき作品がわずか10万本程度しか売れないというのは悲しいことです。面白さの格が違うこの作品、FFやDQよりは明らかに優れているので全RPG好きにお薦めします。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
らんさん [2010/07/26 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 4pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
88pt

GOOD!

 とりあえずよかった点を以下に記します。
・大きな2体の巨神と機神の上で繰り広げられる物語という箱庭的な世界観
・大きなフィールドをロードなしで行き来できる
・時間、場所をある程度自由に操作できる
・ストーリーにプレイヤーを引き込むための演出
 以上の点がやっていて面白いと感じさせる要因になっているのではと感じます。
 一つ目の点によって、今までのゲームによくある見えない壁を取っ払うことが
でき、プレイヤーのゲームへの理不尽を軽減しています。
 二つ目の点では、広大なフィールドをロードなしで駆け回ることができるので
自由に操作できることによるゲームへの没入がしやすくなります。
 三つ目の点では、ランドマークというフィールドのポイントがあり、瞬時にメ
ニューからワープできることによるゲームの手軽さ。時間、天候の操作によるラ
ンダム要素からくるストレスの軽減。
 最後の点では、微妙に私見も入りますが、操作の合間に入るムービーのカメラ
ワークがとても見やすかったです。キャラの心情のときはキャラに寄った画を、
状況を見せたいときは全体を映した画を、とムービーでも見ていてとても快適で
した。
 以下は完全に私見も入りますが、箇条書きで書いていきます。
・フィールドからシームレスに移行する戦闘によるロードの削除
・キズナという街のNPC同士のつながりを構築できるお使いクエスト
・世界観を盛り上げるBGM
・プレイヤーキャラにそぐわない高レベルの敵の存在によるワクワク感
・敵キャラの形状の大小などの多彩さ
 などなどです。細かいところを挙げるとキリがないのでこの辺にしておきます。

BAD/REQUEST

 悪かった点を以下に記します。
・装備品、アイテムの所持数の制限
・アイテムの並べ方のソースの固定
・右上のマップ表示のランドマークなどのポイント
 以上の点がプレイをしていて煩わしく感じました。
 一つ目に関しては、たくさんのアイテム、装備品が存在するのに、上限のまで入
手すると捨てなければいけないものが出てきて、その捨てたアイテムが後々必要な
ものだったりすると二度手間となるため面倒に感じました。
 二つ目は、ある程度アイテムの選ぶ基準がプレイヤーによって決まると思うの
で、並び順のソートを一々選ばないといけないのは億劫なのでは、と感じました。
 三つ目は、ランドマークとクエストの表示が似ているためか、勘違いしてしまい
ぬか喜びになりそうな部分がままありました。
 以下は私見が濃い目の悪いところやリクエストを箇条書きなどしていきます。
・一部キャラのムービー中の顔グラの粗さ(フィールド風景などのグラが凝ってい
る分余計に)
・一部のフィールドにおけるランドマークの少なさ(自分でランドマークを設置で
きたりしたら便利だったかも)
・一部のユニークボスの復活なし(倒したあとにクエストで倒せって言われても)
・2週目以降の引継ぎ要素の選択(レベル高い状態で序盤の敵と戦っても・・・)
・低レベルジェムの後半の使えなさ(せっかく集めたのに捨てるだけってのはもっ
たいなく感じた。少しでもいいので素材として使用できるようにしてほしかった)
・ユニーク装備の固定ジェムの効果の上限(せっかくのユニーク装備なのに性能が
残念でつけづらいのはどうかと)
・装備の全体的なセンスがあんまりよろしくなかった(とくに重装備なんかは、も
うちょっといろんな種類の装備がみたかった。色変わりのが多かったのも残念)
・主人公の設定で武器開発みたいな設定があったので、一部クエスト以外でもジェ
ムのように素材で武器を開発してみたかった
・移動速度などの上限有無(できればジェムとスキルの重複もしてくれればなお探
索しやすかった。あとジャンプ力のあがるジェムとかがあってもよかった)

COMMENT

 全体を通してわかりやすいストーリーで、演出の助けもあり本筋のストーリーを
ワクワクしながら進めることができました。キャラなどは好き嫌いもあると思いま
すが、広大なフィールドを探索しているだけでも楽しいというのは、いままでやっ
たRPGでもなかなか味わえない経験だったので、とてもよかったです。いろんな
サイトで動画などが上がっていますが、このゲームは自分で操作して初めて真価を
発揮するゲームです。もし各所の動画で少しでも気になるところがあったなら是非
手に取ることをおすすめしたいゲームです。
 最近のRPGで物足りなさを感じる人はやってみてください。初めてRPGをし
た時のワクワクが蘇るはずです!!

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
はるこんさん [2010/07/26 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 4pt 5pt 4pt 3pt
総合点
87pt

GOOD!

事前にMMOレベルのフィールドという情報はありましたが、実際にプレイしてみると
まさにその通りの広大なフィールドで、ただ広いだけでなく散策ポイントからユニーク
モンスターの配置等、単純にストーリーだけ追うのは勿体ない奥深さが感じられました。

ストーリーは直接ゼノシリーズとは関係ありませんが、骨格としては十分ゼノを名乗る
資格はあると思います。
主要キャラクターのバックボーンを丁寧に描きつつ、大筋となる巨神と機神、そして
モナドの謎を上手く絡めて中だるみもなく最後まで飽きさせない展開でした。
全てリアルタイムレンダなので、キャラの装備がイベントに生かされる点も良かったです。

音楽は既に定評のある下村氏を中心に、よく聴く事となるメインテーマやコロニー9、戦闘BGMはすばらしいの一言。
その他、各フィールドの音楽もどれも印象深いですが、光田氏のエンディング曲はPVでも
聴く事はできますが特に感動しました。

フィールドグラフィックは非常に美しく、バトルもボタン操作はできるだけ単純に
且つ中身は奥深く戦略性も重要になる作りになっています。

BAD/REQUEST

システム周りは基本丁寧なんですが、アイテムが非常に多くなる分、その管理が
いまいち分り難い仕様でした。
又、地図の展開前に少し入るロードはワープを多用する時に気になりました。
戦闘時のカメラワークですが、巨大な敵を相手にする時は見難い事がありました。

COMMENT

良い意味で大変重厚なRPGです。

手軽に遊べるか、というとかなりの時間が必要になるので誰でも楽しめるかどうかは分りませんが、RPG好きな人なら決して期待は裏切らないゲームだと思います。
特に、広大な世界を散策してこそRPGだ!という人、MMORPGが好きな人、ゼノシリーズが好きな人にはオススメします。

【プレイ環境】
32インチ液晶D端子接続
クラシックコントローラーPRO

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
しーまんさん [2010/07/26 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
2pt 4pt 5pt 4pt 4pt 2pt 2pt
総合点
70pt

GOOD!

・戦闘は今おはやりのシームレス(フィールドと戦闘の切り替え無し)で行われるが、広大なフィールドをバックに巨大な敵と戦うのが壮大でよろしい。システム的にはリアルタイムでどんどん選択を迫られる上に位置取りなんかも考える必要があって敷居は高めと言わざるを得ないが、その欠点を補って余りある爽快感もある。遊び始めるとドップリと浸かってしまう魅力を持つタイトルだと言える。

・色々な面で広さを感じられる作りになっている。まず、フィールドそのものが広い(空中に浮いた街の崖からフィールドの海に飛び込むなんて暴挙が許される懐の深さも味と言うべきか)。それに昼夜の概念があり、自然の描写も凝っている。ただ広いだけだと移動に時間がかかって面倒!!・・・とかいった状況に陥りがちだけど、そう言ったストレスを極力排除してくれてるのは評価できる(一瞬で行きたい場所に移動する事もできるとか)。シナリオ面でもメインとなる部分の脇道も細やかに作りこまれており、懐の深さが光る。アイテム収集などいくらでも脇道に反れてしまうことができる太っ腹な内容と言える。

・ゲームオーバー時のペナルティが非常に少ない(金も減らされない、稼いだ経験値はそのままで最後に通過したチェックポイントに戻されるだけ)ので、気軽に奥地に進んでみたり冒険ができる。まぁ、普通にフィールドに高レベルの敵がいて、瞬殺されることもあるの(LVが一桁の時にLV74とかの名前付きの強敵に見つかって一撃で殺されたり・・・)で、そうでもなきゃかなりバランス的にきつそうだけど。

・グラフィックは確かにXbox360やPS3などのHD機には劣る・・・が、Wiiで出る以上、こればかりは仕方ない。ただ、性能の低いWiiとしてはこれ以上は望めないレベルに到達しているようには思う。キャラのモデリングで少々粗さがあるのを除けばまぁ高レベルな位置にあると言っていい。

・BGM。素朴な良さがある。どっちかって言うと「ドラクエ」や「MOTHER」みたいにバリバリ前面に出てくる感じでは無いし、「オーケストラで重厚!」ってワケでもない(勿論、場面によっては重たい曲が流れる事はあるが)。どちらかと言うと「ファイナルファンタジー12」のような背景に徹した方向性のBGMが多いけど(前者が「動」のBGMならば、後者・本作は「静」の印象を受ける)、個々の曲の個性・インパクトと言った観点ではFF12よりこちらの方が数段格上。場面場面に合った曲が時にはしっとり、時には豪快に流れているのは心地がいい。各々の街のBGMとかは落着きが感じられるテイストでいいですな。フィールド、街共に昼・夜Ver.が用意されている凝り具合もいい。戦闘曲も格上相手だと専用の曲が用意されていたりするし、どの曲も盛り上がりが感じられる。全体としては、フィールドの、世界の「広さ」を巧く演出する大きな助けになっているように感じられる。

BAD/REQUEST

・完全新作の割には遊んでて安心感はあるのだが、色んなゲームのいいとこ取りと言った感じで少々システム面が独自性に欠ける部分は否めず。

・色々と面倒。具体的には、アイテムの整理とか装備のカスタマイズとか色々複雑でめんどくさい点は否めず。新しい装備が入るたびに比較画面であれこれ数字を見比べる作業が必要(まぁ、それも楽しさのうちなのかもしれぬが)。クエスト関連もちょっと煩雑で面倒と感じる部分が多い。モノ集めとかそもそも人物がどの時間帯にどの場所にいるかとかを把握するのが面倒。実に面倒!

・戦闘システムはリアルタイムに進行するため忙しい上に、複雑で慣れるまでとっつきが悪い。まぁ敢えて自分が遊んだ中で言えば「ファイナルファンタジー12」に近いか?アイテムにしてももうちょっと分かり易く分類しててくれてもいい気がする。また、ちょっとレベル差のある名前のある敵と戦ったりするとダメージが全く通らなかったりするなど、ちょっとバランス的に首をひねりたくなる部分も。「レベル差のある敵=壁」なのはつまらん。工夫次第で勝てるような仕様であってほしかった。

・そんな極端に酷いってワケじゃないが、要所要所の細かい読み込み時間は気になるレベル。また、マップとかメニュー開くのに読み込みが入るのは正直印象が良くない。

・色々オプションで設定できるのはよろしいのだが、肝心のところに手が届かない。まさか任天堂機種で、しかも任天堂ブランドでこう言う時が来るとは・・・。ハッキリ言う。文字小さい!!!任天堂の次世代機は高解像度に対応してくるだろうが、ちょっとこのソフトを見ると、任天堂も同じ轍を踏みそうな、・・・嫌〜なヨカンが・・・(苦笑)

・セーブファイルが3つまでしか用意されてないのは据置機のRPGとしてはちょっと不満が残る。容量キツキツのカートリッジのゲームじゃないんだし、別にデータ数に制限を設ける必要は無かったのでは?

・別にゲーム内容に関係無いが、タイトルに「ゼノ」を付ける必要はあったのか?これまでの「ゼノ」シリーズの客寄せの意味合いはあっただろうが、内容的にはそれまでの「ゼノ」シリーズとはまるで別物ゆえ、そこまでこだわらなくてもいいように感じた。・・・って言うか、作者が同じだから「ゼノ」つけましょうだなんて「ファイアーエムブレム裁判」でエンターブレインをコテコテに叩きまくった任天堂らしからぬ行為だとしか思えない(製作者側が望んで付けたなら別だが、任天堂サイドが何らかの意図を持って無理やりこの名前にしたとしたら・・・品位を疑いますがね)。やられて嫌なら、せめて自分は似たようなことやるなっつーの。やり方汚い!仮タイトルの「モナド〜」のままでよかったのではなかったあのか?どうせWiiにはコアゲーマー少ないんだから変に媚びたって売上が伸びたりするワケじゃない。一ファンとしてこのタイトル、見苦しいことこの上ない。今後はこの手の客寄せは慎んでいただきたい。不愉快なので。

COMMENT

環境:32型液晶D端子
コントローラ:リモコン+ヌンチャク

 Wiiにしては珍しい「重厚長大」系のRPG。「ゼノ」とは付いてるけど、過去のそれらとは無関係(監督者が一緒ってだけ。・・・っていうか、そういう露骨な客寄せ用のタイトルの付け方は不愉快に感じるのでやめてほしい。「エムブレムサーガ」で同じことやられて嫌だと思わなかったのか、任天堂は?)。

 ストーリーはどっちかと言うと直球勝負でそんなにひねりは無いけど、遊んでいてパーティのメンバーになった気分になれるってことはまぁ、良い出来って言っていいんじゃなかろうか。神様の骸の上で展開する広大なフィールドも魅力。様々な地形や環境の描写が凝ってて「冒険してる」感が存分に味わえる。
 オリジナル作品ではあるけれど、既存の大作と肩を並べても遜色の無い作品と言っていいレベルかと。「Wiiって軽いモノしかなくてつまんないよね」とお嘆きの方にはうってつけのゲームかと。

 ただ、性能面で「Wiiにもう少し力があればな〜」と思わされる部分が多々あったのも事実。今更言ってもどうしようもないことだが、Wiiがせめて初代XboxとPS3の中間程度の性能は持ってたら、このゲーム、もっと素直に驚けたと思う。
 ハード面での要望ってことになるが、任天堂の次世代機、頼むからWiiのように「出た瞬間から明らかにパワー不足。これ、何年持つの?」って事態だけは避けてほしい。実際、Wiiは性能不足のせいで伸び悩んでる面も大きいだろうから。
 なんとも・・・、そう思わされてしまう作品でもある。ちょっと複雑な気分でもある。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(未クリア)
酢昆布森左衛門さん [2010/07/13 掲載]

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