ゼルダの伝説 スカイウォードソード
発売元 | 任天堂(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/11/23 |
価格 | 6,800円(税込) |
レーティング | A / 全年齢対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | アクションアドベンチャー / 1人用 |
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スコアボード
- 総合ポイント
- 74
- 難易度
- 2.23
- レビュー数
- 52
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 2pt |
65pt
GOOD!
【モーションプラスを活用した操作性】
上手な操作には少々コツがいりますが、切りたい方向に切るという剣の操作感が斬新。
まるで自分の手に剣を持っているかのようで、画面との一体感がありました。
また、投げたり、ころがしたり、傾けたりと、コントローラーひとつに様々な遊びの動作が入っている点も良いアクセントになっていると思います。
【グラフィック】
風のタクトも、トワイライトも好きなのですが、今作のグラフィックはゲームとしてのバランスが良いと感じます。
【ストーリー】
序盤の世界観への導入と終盤、とくにエンディングが良かった。
BAD/REQUEST
トワイライトプリンセスの社長が訊くのコーナーで、宮本茂氏が「ゼルダにおいて大事なことはものがきれいにつまっていること」「いろいろなアイディアがうまく絡み合っている状態で、地上とか景色に対して、個々のネタがバランスよくそろえられていること。疎と密のバランスがうまくレイアウトされていること」と述べていたのが印象に残っていて、そういう観点からすると今作は濃密さを売りにしている時点でゼルダの大事なポイントを取りこぼしているのかもしれません。
個々のネタは良いとしても、そのネタを限られてたフィールドの中で重層的に消化していくので、なんというか冒険してる感が感じられず、窮屈です。さらに中盤のお使い的なストーリー展開が、その窮屈さを増加させている印象です。
欲張りですが、各エリアのネタの密度を落としてでも、フィールドをもう2つ、ダンジョンをあと3つ増やして世界を構成すれば印象はガラリと変わったかもしれません。
COMMENT
ビデオゲームとして傑作ですが、モーションンプラスの遊びに力点がおかれていて、アクションアドベンチャーとしてのバランスに欠いている印象です。
ゼルダシリーズはだいたいクリア済みの中年のおっさん。
なかなか満足できないのは毎回楽しみにしているため期待が大きき過ぎるのかもしれません。
そんな不感症の私でも、モーションプラスの新しい操作にはときめきましたし、
ゼルダにあまり免疫がない人なら、きっと楽しめるはず。
予算とマンパワーを突っ込んだ任天堂の底力を、ぜひ遊んでほしいです。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
64pt
GOOD!
・完全Wii専用の作品
・絵本のような淡い色彩のグラフィック
・世界観にあった美しいBGMの数々
・「はじまりの物語」ということで、ゼルダの伝説のはじまりの物語らしい
・ストーリー、ダンジョン等、ボリュームは結構あると思います。
BAD/REQUEST
・以外とフィールドが狭い・・・今作は空中に浮かぶ島々が中心で、移動に関しては鳥に乗って移動をするのですが、以外と範囲は狭く、天空を自由自在に飛び回っているという感じは薄いです。また天空の風景も一面の雲海と浮き島ばかり(この世界の人々には、大地が無いと信じられている設定なので、空中から地上の絵を見せられないという物語上の制約が枷となってしまっている)で地味で、飛んでいても楽しくありませんでした。
・モーションプラス・・・直感的に操作が出来る。というのがウリらしいのですが、結構面倒でした。鳥に乗った時は鳥を羽ばたかせるため、アホみたいにリモコン降り続けたり疲れるだけ。その他アイテムなども思うように中々動かせず、かえって操作性が悪化しているような気がしました。クラコンに対応して欲しかったです。
・テンポが悪い・・・収集アイテムを拾ったときに出る説明があるのですが、ゲームを一度終えて再開する度に毎回表示され、うっとうしい。スカイロフトを始め、天空の浮き島から転落すると、警備中の騎士団に助けてもらえるのですが、そのデモが飛ばせない&落ちる度に毎回表示される。こういった部分のテンポの悪さが気になりました。
・ミニゲームの本編への組み込み・・・ミニゲームは本来オマケ要素で、好成績でアイテムが貰えるなど、あくまで本編とは別のサブ要素だったのですが、今作ではそのいくつかが「試練」として本編に組み込まれ、クリアしないと先に進めないモノがあります。特に「女神のサイレン」は本当に面倒くさく、何度も挫折しそうになりました。実際、かなりの期間放置してました。ミニゲームはあくまでミニゲームで良かったと思います。
・ストーリー・・・「はじまりの物語」「マスターソード誕生の物語」と銘打ってリリースされたので期待しておりましたが、詳細は書きませんが、個人的にはかえって、マスターソードの神秘性が無くなってしまったような気がします。なんか手品のタネを見てしまったような感じといいますか…。たいした秘話では無かったな、と。
COMMENT
良い作品だとは思いますが、自分には微妙なゼルダでした。理由はBADの通りですが、ことさら辛かったのは「女神のサイレン」。これのせいで、放置期間が長く、クリアするのにのべ1年くらいかかっています。そういう意味では熱中仕切れなかった作品でした。
シリーズを通して遊んでいる人には重要な位置づけになる作品でもあるので、ゼルダファンの人ならプレイしておくべき作品であると思います。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
62pt
GOOD!
・モーションプラスの性能を生かしてより直感的な操作が出来るようになった。チャンバラ戦闘はとても楽しい。戦闘の面白さならシリーズでも屈指だと思う。
・今作はフィールドが森、砂漠、火山の3つしかないがその分どのフィールドもよく作りこまれている。女神キューブや虫、アイテムの収集要素もあいまって探索が楽しい。
・シーカーストーンというヒントをくれるシステムがあるおかげで攻略に詰まっても無駄に時間を浪費しなくて済むのが良かった。
・トゥーンのグラフィックは見やすくて良い。世界の住人はどれも魅力的だと思う。キャラクターの表情も前作より豊かになっている。
BAD/REQUEST
・剣の操作は文句なく楽しいのだが飛行操作や弓などのアイテム操作などは不便を感じた。思ったように操作出来ないことがよく起こる。ユーザーの快適な操作よりもモーションプラスの活用を優先させるのはいかがなものか。
・物語の後半は同じ場所を行ったり来たりの上、○○を集めるという作業的な遊びが多くなる。冗長で工夫を感じない。
・相棒であるファイが先に進めるためのヒントを勝手にしゃべってしまうことが多い。非常に興ざめする。
・フィールド間の移動がとても面倒。空を経由しなければいけないのだが空は非常に殺風景で面白みが無い。鳥の移動速度はもうちょっと早くても良かったと思う。
・アイテムや虫の取得デモが鬱陶しい。最初にそのアイテムを入手した時に表示するだけでいいと思う。
・スカイロフトの住民にもうちょっとイベントや台詞を用意して欲しかった。サブイベントはそれなりにあるのだが今作は濃密さを謳っていたので肩すかしだった。
COMMENT
前半は新しい仕掛けや従来シリーズとは一味違ったフィールドの構造のおかげでとても熱中出来たが後半はお使いをさせられているようで退屈に感じることが多かった。
ゲームとしてはなかなかの良作ではあるが、前作トワイライトプリンセスの不満点がそのまま今作にも残っていて5年もかけたのならもうちょっと進歩があっていいのにとシリーズファンとしては落胆する出来。戦闘は面白いが他にもっと光る部分が欲しかった。
斬撃のレギンレイブと同時に購入していたモーションプラスを使ってプレイしていたが本作のプレイ中に調子が悪くなってしまった。なので個人的にはリモコンプラスの方を用意することをお勧めします。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt |
62pt
GOOD!
やはりゼルダ本編の最新作だけあってがっつり作られてるなという印象。
「濃密ゼルダ」と言われているように非常に「たっぷりゲームをしている感」が強いです。
雑魚相手といえどもwiiリモコンで斬る方向を狙って倒していかないといけないのでとても緊張感があります。
今回のゼルダの伝説の雰囲気は前作と違い、明るく優しい感じになっていますね。
絵も綺麗です。
アイテムの改造やそれに伴って素材集めが重要だったりと今までのゼルダに無かったゲーム性が増えました。
BAD/REQUEST
悪いところで言うとまず不便だったりイライラするとこが多いのが任天堂らしくないなと思いました。
具体的にいくつか挙げると
・ゲームを始める度に素材ゲットの演出が種類ごとに入るのがすごく鬱陶しかった。
・思わぬ方向に剣を振ってしまうことがある。
・水中、鳥の急降下、爆弾を転がす操作がものすごくやりづらい。
・拠点となるマップと各マップとの行き来がすごく面倒。
そして何よりも一番不満だったのが世界の小ささです。
序盤のシナリオ展開ではものすごくワクワクさせられたのですが・・・それを裏切られたような形になってしまいました。
理由としては
シナリオが単調、マップが少なく小さい、実質ほとんど全部がダンジョン
というとこだと思います。
そしてそのマップをただ決められたとおりに進めさせられてるだけで、寄り道したくなるような遊び要素がほとんど無く、だんだんマンネリ化してきます。
wiiリモコンで自在に剣を操る・・・と言えば聞こえはいいですが、実際はそんなに良いものじゃありませんでした。
何故かというと
雑魚戦もボス戦もほとんどが決められた方向に斬るだけ、だからです。
従来のシリーズのようにもっと手に入れたアイテムで色んな戦い方を出来た方が良かったかと思います。
COMMENT
今までのゼルダの進化系を求めていた方はちょっとがっかりな作品かもしれません。
新しい試みが多い作品でしたがほとんどがうまくいってない気がします。
ただ「濃密ゼルダ」だけあって「ゲームをしている感」は濃かったですね。
でもずっとダンジョン続きなので疲れてきますが。
あと音楽が壮大なものほど耳に残らないのが少し気になりましたね
従来のゼルダらしい良いものもありましたが。
今後の任天堂の頑張りとゼルダの進化に期待。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt |
58pt
GOOD!
3Dゼルダ(リアル)は全作やってきました。
Wiiリモコンを最大限に活用することによりアクションが豊富になりました。これにより戦闘において今まで以上に戦略性が必要となりした。ただこれが欠点にも、、、
また、ゼルダと言えば謎解きですが、これに関しては今までよりかは難度は低かったと思います。ただそのおかげでサクサクと進めてそれはそれで良く出来ているなぁと思いました。上手い具合に誘導してくれているので初心者でも結構いけるのではないのでしょうか。
それとアイテムは結構斬新なものがあってワクワクさせて頂きました。
BAD/REQUEST
不満点に関しては、かなり個人的になってしまうかもしれませんがご了承下さい。
まず一番不満に思ったのがそのメルヘンチックな世界観、かなり個人的かもしれませんが自分は今回の世界観が非常に合いませんでした。
一応猫目ゼルダもやったことあるのですがその世界観で断念しました、、今作はリアルということでかなり期待していたのですが、蓋を開ければ世界観はメルヘンそのものでした。
だったら最初から猫目ゼルダで出せばいいのにって正直思いました。
キャラクターも可愛い感じのしかいないし、全く感情移入がないです。
ファイも無機質な感じだし、感情はほとんど感じられません。
64時代のようかもっと強烈なキャラクター性がほしかったです。
個人的感想ですが、ムジュラの仮面は最高に良い世界観を醸し出していました。
次に操作性、
なぜ盾に耐久性をつけたのか、、
それと剣を縦・横・斜めと色々な角度から攻撃出来るようになりましたが、終盤は鬱陶しくなり、只々面倒です。特にあのビリビリ棒をもったゴブリンなんかにはかなりストレスが溜まりました。
確かに最初は感動しましたが、最終的には面倒になりました。
それとなぜ十時キーを活用しなかったんだろう、、トワプリはちゃんとやってたのに、、
最後に大地と空を分けたこと。
正直、空いりません。申し訳ありませんが空に関しては本当に必要性を感じませんでした。
またそのお陰で大地も狭過ぎで、途切れ途切れとなっているためその狭い感じが一層極まりました。
今までは大地が全て繋がっていたので広大なフィールドを感じることが出来ましたが、今作のような空から大地の場所を限定して降り立つというようなシステムとなると、その広大さはまるでなくなりました。
COMMENT
正直、自分的には非常に残念な出来でした。
しかし、やはり丁寧に作り込まれていて、製作者側の熱意を感じることができました。やはりゼルダシリーズはどんどん新しいものが導入されていき、毎回感動をうけます。
実際自分もサクサク進めるので時間を忘れてプレイしてしまいました。その辺に関してはなんやかんや熱中できたのかな。
多分子供向きに作られてるので、親子でやったりしたら楽しめるのではないのでしょうか。
次回作はリアルで少しダークな感じで製作して頂けると嬉しいです。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 4pt | 2pt |
55pt
GOOD!
絵作りが上手い。
前作トワプリのプレイ時はSDブラウン管テレビだったので
リアル調のグラフィックでもなかなか綺麗だなと思えたのだが、
HD液晶に買い換えたらぼやけまくりで見れたものではなかった。
HDテレビが普及した今、どう作ってくるかと思っていたら、
水彩風に仕立てることで、SD画質の弱点=ぼやけを「味」に転化してきた。
一本取られた。こういう発想は大好きだ。
モーションプラスの調整具合は期待以上だった。
「斬撃のREGINLEIV」のように好き放題バッサバッサ斬り付ける爽快感は無いが、
ゼルダらしいテクニカルな攻略要素は慣れると面白さが分かってくる。
ボス戦はなかなか手応えがあって白熱する(コタツに誤爆する!)。
そのダンジョンで取ったアイテムを使ったギミックに気付けば勝ち確定、
みたいなパズルじみたボス戦が無くなったのは良い傾向だ。
アイテム周りの操作性も格段に良くなった。
というか、ボタン操作とポインタ操作が混同するトワプリが酷過ぎた。
そして虫取りが最高。
網をピタッと構え、ソロリソロリと近寄り、
予備動作を抑えてコンパクトに網をバサッと振る!
幼少時の自分の姿と完全にシンクロ。恐ろしいゲームだと思った。
惜しむらくはおまけ要素でしかなく底が浅いこと。
虫の種類は少ないし薬の強化くらいしか使い道が無い。
固定ポイント湧きなのでエリアを切り替えればレアな虫でも採取は苦労しない。
虫取りは別個のモープラゲーとして独立させて欲しい。
広大なフィールドで膨大な数の虫を採取して網を強化しながら図鑑の完成を目指す
「昆虫ハンター」的ゲーム(コンハン)が出たら絶対買う。
BAD/REQUEST
フィールドとダンジョンのメリハリが無い。
どちらも細かく区分けされた謎解き要素の集積でしかない。
謎解きダンジョンに入る為に謎解きフィールドを進まされる無限謎解き地獄。
合間の虫取りだけが心のオアシス…。
機能性を追求し徹底して無駄を排した結果、居心地の悪い空間だけが残された。
「自然公園に遊びに行ったら滑り台やジャングルジムが鮨詰めに置かれてた」状態。
濃密な遊びをギュウギュウに詰め込んだら、逆に「遊び」が無くなったという。
これを皮肉と言わずに何と言おうか。
「フィールドに散らばった○○集めてこい」連発にうんざり。
これよりさらにダルいのが残りの2エリアで待ってるんだろうな…
と思うとオエッとくる。操作性の悪い水中だったりするともう堪えられない。
空パート→エリア選択制は嫌な予感がしていたが案の定な出来。
鳥は過去作の馬と比べてスピード感や爽快感があまり感じられないし、
宝箱が置かれた無人島くらいしかないマップ構成も地味。
おまけのミニゲームならまだしも、あちこちたらい回しにされる今作で、
「リモコン振り=上昇→傾け=急降下」を何度もやらされるのは疲れる。
エリア選択制によって世界が小さく感じられる弊害もある。
森ステージ、火山ステージ、砂漠ステージ、とはっきり色分けされると、
なんだかゲームゲームし過ぎて味気無いというか、
フィールドの端に壁が見えてしまうというか。
マリオだったらこれでいいのだろうけど…。
据置ゼルダでこういう窮屈なゲーム作りはして欲しくなかった。
完全に「ゼルダ式謎解き問題集」状態だった「4つの剣」ほど露骨ではないが、
物語と冒険があるゲームで世界が感じられないのは大減点。
COMMENT
任天堂が謳う「濃密」の方向性が私には合わなかった。
チャーシューが美味しいと評判の老舗ラーメン屋が
麺からスープまでチャーシューまみれの新作ラーメンを出してきて、
隣の常連客は肉うめえ脂身うめえ言ってるけど、
昔の醤油ラーメンのが美味かったなあ…みたいなモヤモヤ感あり。
初代ゼルダの謎解きなんて、
敵を殲滅し終えたら休憩がてらにブロックでも押すか、程度だった。
ゼルダといえば謎解き、それがアイデンティティのように言われるけれど、
私はタートナックとウィズローブの猛攻を掻い潜ってる時の方が熱くなれた。
3Dゼルダでも楽しかったのは流鏑馬や釣りやコロコロゲームだったり。
時のオカリナ以降のゼルダが国民的大作ではなくなっているのはなぜか。
「酔う」「ダレる」「疲れる」という3Dゼルダが抱える構造的欠陥は、
マイナーチェンジの繰り返しでは決して解消されないからだ。
肉うめえ脂身うめえしか言わないアメリカ人の顔色ばかり窺って、
進むべき道筋を見失っているのが今のゼルダだと思う。
最近数年の京都情開製ソフトは、売上はともかく内容が物足りない。
90点ゲーをコンスタントに連発している東京制作部とは対照的だ。
一度くらい東京の小泉さんにゼルダを任せてみたらどうか。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
フィールドやダンジョン等、各種地形構造が非常によく練られている、
今回のゼルダは中心拠点周辺に3エリアしか無く、そこを頻繁に使うため余計によく考えられて作られていると感じた。
本作のメインテーマ「女神の詩」、始めはそれほど気にならなかったがプレイを重ねていくうちに自然とメロディを口ずさむほど心に残った。
最近のゲームはあまりメロディラインが印象に残ることが少なかったので良かった。
ゲームボリュームに関してはメインストーリーの他に街でのクエストや昆虫集め・お宝集めなどやれる事は沢山あるのでゲームボリュームを重視する人には良いと思う。
リンク・ゼルダ・バド・ギラヒム・ファイ等メインキャラ以外にもショップモールの面々など
誰も彼もクセのある人物ばかりでRPGにありがちなNPC-A,Bといった陰の薄い存在に留まっていない。
これは過去ゼルダシリーズもそうだが本当に一体一体丁寧に作り上げられていると思う。
Wiiリモコンプラス専用となり、チャンバラが一層戦略的に熱くなり、単純に振り回すだけでは済まなくなった。
結果、戦闘に関する没入度が非常に上がった。ボス戦でリモコンを持つ手には力が入っているはず。
BAD/REQUEST
最も不満に感じたのは【Wiiリモコンプラスありきになった操作の弊害】
チャンバラに関しては縦斬り・横切り・斜め斬り・すくい上げ等多様な切り方が出来て楽しめるが
フックビートルの操作・爆弾の下投げ・水中での泳ぎ・ロフトバードの操作等
リモコンでの向き/傾き操作が重要となるため非常にストレスとなる事が多かった。
仮に手元にリモコンを握った状態を想像して欲しいのだが、内側手前への捻りはスムースに行くが
外側手前への捻りは人間の手首の構造的にスムースにいかない。
このため特に水中での泳ぎで右側方向への旋回が気持ちよく出来ず、思ったように泳げなくて非常にイライラした。
各エリアへの移動はロフトバードを利用した空中飛行が他のRPGで言うフィールド移動にあたるのだが
飛行操作が先に挙げたWiiリモコンプラスでの操作となるため折角飛んでいるのに全く気持ちよく無い。
スピードを上げるには滑空することが基本となりこれは高度が下がる、なので上昇させるためにリモコンを上下に振って上昇する。
遠くの地点に行くためにはこれの繰り返しなのでめんどいことこの上ない。
なぜこんなシステムにしてしまったのか、風のタクトで不評だった航海移動の再来かと感じた。
盾の耐久度システムがいらない。私自身が元々武器防具の耐久度システムが嫌いというのもあるが
今作のゼルダは戦闘での戦略性が増しており、敵の動きをよく見ることが特に重要になっている。
なので盾に耐久度など設けず、盾でじっくり防ぎながら敵の動きを観察出来た方が良かったのにと感じた。
特に冒険序盤ほど盾の耐久度は低いのでストレスが溜まりやすい。
パリィすれば耐久度は減らないがそれこそ序盤でその操作を求めるのは酷である。
ダンジョン・ボス数が少ない。
ダンジョンは覚え違いが無ければ○つくらいしか無かったと思う。
一つ一つは丁寧に作られていて、新アイテムの性能とリンクさせた作りにしないといけないから造るのは大変だと思うが5年もかけてこれは正直ガッカリだった。
さらにボスに関してはラスボス含めて○○体いるがこの内ギラヒムは○体、封印されしものは○体も使いまわしされている。
特に○○○○はスパンが短いので「またやるのか・・・」とゲンナリした。
ダ・イルオーマ戦は戦闘BGMもカッコ良く、新アイテムを利用した戦闘となるのでオリジナリティがあり楽しめたが、他は過去作で見たことあるような戦い方であまり楽しめなかった。
時のオカリナで炎バアさんのビームをミラーシールドで跳ね返し氷バアさんに当てるといった倒し方が分かった時の喜びが欲しかった。
COMMENT
ゼルダシリーズは据置機・携帯機全てプレイ済みです。
今作はマスターソード誕生のストーリー、ゼルダ始まりの物語ということで
期待値のハードルが高かったせいか据置機の及第点には達しているが期待を越える事は無かった印象。
ゼルダの自己犠牲・ファイの献身・インパの正体含めた忠誠などホロっとする場面も多く
心に残るゲームではあると思う。
ただBADでも記載した操作性の不満点が枷になり繰り返しプレイする気にはなれなかった。
この点が不満にならない人は辛口モードという2周目プレイも出来るので長時間楽しめると思う。
今年は13年ぶりに時オカが3DSに移植されたが、
今作スカイウォードソードはこれだけWiiリモコンプラスに依存した内容だと遠い将来の移植も楽じゃないだろうなと邪推してしまう。
5年かけてこれだと初めて時のオカリナで感じたような斬新さや衝撃は
もうゼルダでは味わうことは無理なのかなと痛感させられた作品であった。
発売スケジュール
サイト情報
★ Switch mk2をオープンいたしました。 ★
レビュー投稿お待ちしております。- レビュー更新情報(17/06/08)
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ファミコンリミックス1+2 (1件)
ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT (1件)
- レビュー更新情報(17/03/28)
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (1件)
- レビュー更新情報(17/03/05)
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ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (募集開始)
- レビュー更新情報(17/03/04)
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幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(17/02/02)
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バットマン:アーカム・ビギンズ (1件)
幻影異聞録♯FE (1件)
- レビュー更新情報(16/10/24)
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ピクミン3 (1件)
マリオパーティ10 (1件)
- レビュー更新情報(16/10/22)
-
幻影異聞録♯FE (1件)
マリオカート8 (1件)
GOOD!
・ストーリー
良く言えば王道、悪く言えば特に驚きがない平凡なストーリーなのですが
ゼルダはこれで良いかなと思ってます。
・フィールド・ダンジョン
攻略方法などかなり"濃密"に作られています。アイテムも個性的な物が多く、かなり楽しめました。
また今回は一度行ったフィールドも後半になって大きく変化するなど、今までにない試みも良かったと思います。
・グラフィック
荒いですが優しいタッチで良かったと思います。
ゲームはグラフィックより中身です!
・音楽
女神の歌がかなり好きです。
・キャラクター
ゼルダが歴代1番にカワイイ。
BAD/REQUEST
・操作性
今作の最大の売りである、モーションプラスによる自由自在な剣操作は正直なところ期待ハズレでした。
慣れてくると確かに上手に敵を倒せるようにはなります。
でも本当に剣を振っているような感覚ではなくて、剣を振らされている感覚の方が強くストレスの溜まる仕様でした。ハープの演奏なんかは絶望的にイライラします。
確かに敵の倒し方やダンジョンの攻略など、バリエーションが増えてプレイの幅は広がったと思いますが、個人的には今までの操作方法が良かったです。
・不親切設計
今回はクローショット等のアイテムを装備するボタンが1つしかなく、いちいち切り替えるのが大変面倒でした。十字キーに装備のほうがどう考えても使い勝手が良いと思うのですが。
またゲームを起動してアイテムを獲得する度に出る説明も正直鬱陶しいです。
今回アイテム(というか素材)の数が多いだけにけっこう気になります。
・盾が壊れる
何で壊れる仕様にしたんでしょうか?いちいちストレスの溜まる変更をしなくても・・・・
と思いました。私は一回壊れたらその後一回も盾を買わずにクリアできました。(それはそれでどうなのかと・・・
・世界
今回の一番のガッカリポイントです。窮屈です。基本的に3つの地方を空経由で行き来するだけで、今までの3Dゼルダにあった、広大なフィールドを駆け抜ける爽快感は皆無です。
エポナは出てこず、変な赤い鳥に乗って飛び回るだけです。
飛ぶのは最初こそ新鮮ですが、やっぱり広大な平原を走り回りたかった。
・ルピー
今作はルピーの価値がかなり薄いです。というかインフレすぎる。
COMMENT
今までのゼルダはほとんどプレイ済みです。
"濃密"を開発が謳ってた通り、確かに濃密でした。
ただこんな濃密は俺は求めてなかった。開発者の意気込みは感じたのですが。
他のレビューでも書かれてますが確かに濃密というよりは"窮屈"でした。
でもなんだかんだで熱中できましたしそこらのゲームに比べたら
よっぽど神ゲーなのは間違いないです。