Xenoblade(ゼノブレイド)

Xenoblade(ゼノブレイド)
発売元 任天堂オフィシャルサイト
発売日 2010/06/10
価格 6,800円(税込)
レーティング B / 12才以上対象 (CERO について)
タギングトップ3    
タイトル概要 RPG / 1人用
スクリーンショット
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スコアボード

Xenoblade(ゼノブレイド)評価ランク
総合ポイント
90
難易度
2.30
レビュー数
114

スコアチャート Xenoblade(ゼノブレイド)レビューチャート

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0-9
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10-19
0.9%
20-29
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30-39
1.8%
40-49
2.6%
50-59
5.3%
60-69
11.4%
70-79
22.8%
80-89
54.4%
90-100
【60点以上】
93.9%
【標準偏差】
13.77

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 2pt
総合点
100pt

GOOD!

まず、初めにこのゲームに出会えたことに感謝の気持ちをあらわしたいと思います。
製作者の方々ありがとうございました。

■オリジナリティ:5点
・未来視
設定としては何度も聞いたことのあるシステムですが、それをゲームシステムに取り込み本作ほど練り上げて完成させた作品は初めてかと。
ストーリ進行において、未来視を発動することで不自然な解説を省くことができ無理なくプレイヤーを納得させてくれるだけでなく、戦闘、キーアイテムまで絡めた秀逸なシステムだと感じました。

・自由度
RPGの壮大なマップを自由に闊歩できる点も他にはない素晴らし要素かと。
普通は高台から見下ろせる町などは背景であり、実際は別マップ…というのがRPGの基本ですが、本作はその高台から街付近の水辺へジャンプといったことが可能です。
いわゆる「見えない壁」に阻まれてきたRPG好きとしては、初日に最初の街の橋から水辺へダイブできただけで大きな感動を味わえたのを覚えています。
更に、「高所からの落下」を利用してショートカットだけでなく敵も倒すことができ、戦略に幅がある戦闘を展開できます。かなり上級者向けですが、これを利用し高レベルの敵を低レベルで倒すことができ、自由度の高さに感服しました。
膨大なバグチェックを行った製作者の気合の高さに脱帽です。

■グラフィックス:5点
よく、グラフィックスは低評価を受けていますが、個人的には十分な出来でした。
むしろ、風景や自然の動き、動物たちの駆ける様、水に沈む木々、天を煌めく流星群など、ゲームでしか表現できないような美しいグラフィックスをハードの限界まで挑み描いていると感じました。
ファミコンやスーパーファミコンでRPGをプレイしながら「きっと未来はこんなRPGで溢れている」と空想した風景がそのまま描かれています。

■音楽:5点
本作における音楽は全ての場面にマッチしており、作曲者も4グループおりながら世界観が統一されていて一切のブレがありませんでした。
楽曲単品で聞いても魂を揺さぶるような曲が多く、どれもが「ゲーム音楽の名曲」として挙げることができます。
そのおかげか、サントラを聞いていて場面が頭に浮かびます。最近この感覚を味わったことはなかなかありませんでした。

■熱中度
暇があるときはついついWiiを起動し、二週目から低レベル攻略を開始、友人とキズナグラムの話で盛り上がり、初回特典サントラのためにamazonで二本目の本作を購入し、一本を布教用に使用しています。
上記のような惨状で熱中していないはずがありません。

■満足度
まさに子供の頃夢見て求めていたRPGが形となったもの。
初めてプレイしたドラクエ1のフィールドで対岸の城を見ながら「泳げば良いのに」と思った感情に応えてくれたRPGです。
それだけでも満足なのに質の高いシナリオ、素晴らしい音楽、見ていて飽きないキャラクター、戦略性の高いバトル…もう満足です。大満足。300時間はプレイさせていただきました。
これが6000円。安すぎでしょう。

BAD/REQUEST

細かい点はいくつか存在します。

・戦闘時、敵の広範囲攻撃の範囲が曖昧になることがあり、分かりづらいです。
・二週目のレベル差補正はゲームがヌル化します。敵のレベル底上げか、難易度選択(レベル補正がなくなるなど)ができれば良かったかと思います。
・アイテムのソート関連が不便です。

COMMENT

32型TV D端子
クラコン使用。

私のRPG三大要素は「シナリオ、音楽、システム」なのですが、その全てを高いレベルで提供している類まれな作品でした。
しかもその三点が全て相互で作用しており、ゲーム内への没入感は異常ともいえるほど。

昨今のゲームについてはリアル志向が合わないため敬遠モードになり「ゲームをつまらなく感じる年になったのかな」などと思っておりましたが、本作を通じて気のせいだったことが発覚しました。

懐古だと言われると否定はできませんが、ファミコン、スーパーファミコンで子供時代を過ごし、ドットで描かれる世界を空想した世代にはピッタリなゲームだと思います。
昔ゲームが好きだったのに今はちょっと…なんて方に是非プレイしていただきたいゲーム。

子供の頃の夢を叶えてくださった製作者の皆様には本当に感謝している作品です。
本作に出会わせてくれてありがとうございました。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
CLEAさん [2012/01/29 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 5pt 2pt
総合点
100pt

GOOD!

一番大きなオリジナリティは「未来が見える」というものでしょうが、これがストーリー・バトル・快適性といったゲーム中の様々な要素に大きく貢献していました。
ストーリーは先の展開の一部を「不確定」として見せて「この未来は変わるのか?変わらないのか?」「変わるとすれば誰が、どのように変えるのか?」「この場面の前後はどうなっているのか?」と、その場面に辿り着きたいというプレイ意欲を非常に高めてくれました。
バトルについては強敵であっても行動を「先読み」することで、対策を立て(これは比較的容易)キャラのテンションを上げて劣勢を盛り返すというのは、プレイヤーのテンションも上がります。
快適性については、将来的にクエストで使うアイテムが入手時に分かります。地味なことですが、アイテム欄を圧迫しがちな本作ではありがたいシステムです。

人間のグラフィックについては自分は気になりませんでした。それ以上に、とにかくダンジョンがきれいです。高所から見た下の方は自分たちが上ってきたダンジョンそのままになっているし、遠景をしばらく眺めていたことも何度もあります。かと言って、足元の草であっても雑には扱っていない出来でした。
モンスターもかなり細かく描かれていました。虫系のモンスターは聴覚探知が多く、歩いて真横をすり抜けるということをよくやったのですが、あの姿は…。

音楽も実によかったです。曲そのものがいいのはもちろんのこと、昼夜で曲が変わり、それだけで昼は薄暗い沼地のようだったところが夜には神秘的な雰囲気を帯びると言ったように、印象がガラッと変わることもありました。
バトル曲についても、バトルの優勢・劣勢が曲にまで現れ、プレイヤーの心境をBGMで表現しているかのようでした。それ以上に印象的だったのはユニークモンスターを相手にする時のBGMです。強敵を相手にするのに相応しいもので、通常の曲から不意にユニークモンスターに見つかって曲が変わるという演出には何度もドキッとさせられました。
また、近くにいるモンスターの足音や羽音、機神兵の機械音などは、細かい点ながらもこれらの敵が単なる「物」ではないという実感を受けます。

本作には膨大な数のクエストがあります。基本的にはパシリで、ランダム入手のアイテムを集めるのは結構大変ですが、経験値源・資金源・アイテム源であり、キャラ同士の好感度も上がり、NPCのキズナグラムも埋まっていくと旨味が多く、(一部を除いて)引き受けてしまえばいつ達成するのも自由なので、不快に感じたことはありませんでした。生きたNPCたちのストーリーを網羅したくて、自分は取り逃した時限クエスト以外は達成してしまったのですが。

本作における快適性は、フィールド探索の面白さと表裏一体と言えるでしょう。死んでも経験値やアイテムはそのままにちょっと戻されるだけなので、高所から衝動のままに飛び降りるのもよし、強敵相手に挑んでは返り討ちにあいつつ試行錯誤するもよし。ゲームを止めるとき以外セーブは必要ないし、ダメージも戦闘時以外は自動で回復してくれるからいちいち止まってアイテムなどを使う必要もなし。スキップトラベルのおかげでダンジョンの要所にもすぐに移動できます。逆に、この機能なくして広大なフィールドを実現することはできなかったでしょう。余計な事柄に手間をかけることなく、とにかくプレイさせやすくしてくれる環境が整っていました。

ストーリーの大筋は確かに王道でしたが、個々の演出は非常に盛り上がるもので、最後まで飽きることはありませんでした。自分の中でもう大詰めかと感じたバトルからさらにストーリーが二転三転したことには大いに驚かされ、そこから本当の終わりまでは特に素早くプレイしてしまった記憶があります。
同じようにキャラクターたちも奇をてらった者はいませんが、素朴なキャラたちがストーリーの見せ場でちゃんと輝いているのはかっこよかったと思います。
悪役には当然嫌なヤツはいますが、キャラクターとして嫌いだというキャラは一人もいませんでした。こういったゲームは意外と少ないと思います。
バトルでもキャラごとの個性は立っていて、例えば同じ盾役でも、文字通り盾となって攻撃を受け止めるものと、数多く攻撃を繰り出して敵の注意をひき攻撃は回避するといったものに分かれるなど、どの操作キャラ・パーティーでもそれぞれ違ったバトルを楽しむことができました。

BAD/REQUEST

NPCはさすがに動き回りすぎです。クエストをできる限り制覇したいと思ったらほぼ攻略情報必須かと。キズナグラムに、特定の時間にどの地点付近にいるかを書いてほしかったと思います。
広大なダンジョンからクエスト対象のモンスターを探すのも大変なので、ついでにそちらの図鑑のようなものもあればなおよかったかもしれません。

COMMENT

できることはだいたいやり尽くして、プレイ時間を見たら99時間59分で振りきれていました。
wii本体から概算してみると200時間程度でした。シナリオクリアが約80時間でしたが、そこからずいぶんやり続けたのだと自分で驚いてしまいました。
やり込み要素の多いゲームは昨今多く、過去に何作かではその点を評価したこともありますが、実際にここまでやり尽くしたゲームはほとんどないです。
NPC同士がどうなるのか知りたいとか、今まで逃げ続けてきたあのモンスターを倒してやりたいとかいう、ゲーム序盤からの思い入れの積み重ねが大きいのだと思います。

ゲームの最序盤に、つい崖から飛び降りてみたくなり、当然死亡し、次の瞬間に表彰された時はやることを見透かされたと思いました。快適性についてもそうですが、スタッフの方々は何が望まれていて、何が望まれていないかをよく把握していると感じました。

欠点として挙げたNPC・モンスターについても、気になりだして遂に攻略サイトに手を出してしまったのはクリア後だいぶ経ってからだと記憶しています。そもそもクエスト自体やらなくてもいいものなので、目立った欠点はほとんどない名作だと思います。ALL5点というのは無粋かもしれないとも思いましたし、欠点が全くないとも言いませんが、これが自分なりの正直な評価です。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
mofさん [2011/01/21 掲載]

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