Xenoblade(ゼノブレイド)

Xenoblade(ゼノブレイド)
発売元 任天堂オフィシャルサイト
発売日 2010/06/10
価格 6,800円(税込)
レーティング B / 12才以上対象 (CERO について)
タギングトップ3    
タイトル概要 RPG / 1人用
スクリーンショット
(クリックで拡大)

スコアボード

Xenoblade(ゼノブレイド)評価ランク
総合ポイント
90
難易度
2.30
レビュー数
114

スコアチャート Xenoblade(ゼノブレイド)レビューチャート

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5.3%
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22.8%
80-89
54.4%
90-100
【60点以上】
93.9%
【標準偏差】
13.77

ユーザーレビュー


このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 4pt 4pt 5pt 4pt 3pt 3pt
総合点
85pt

GOOD!

これまで無かったMMO風のオフラインRPGです。
戦闘において位置取り・アーツのリチャージ時間・未来視の回避など
様々な要素が戦闘を工夫あるものにしています。
何も考えず貯まってすぐアーツやチェインアタックを使っていると
いざ味方のピンチに何も出来ず未来視が見えても何も出来ず殺される事も
使用するキャラクターで戦い方は大きく変わりますが戦況を見極め戦う。
強敵との戦闘バランスは絶妙だと思います。

サブクエストは莫大な数がありますがその多くはお使いに過ぎません。
ただし、達成後町の人との絆が変わる事で従来のRPGなら報酬貰って終わる物が
関係が変わる事で自然に次に繋がり、また町の人達の関係を感じられる。
普通のRPGよりNPCとの関係を親密にさせる事に成功していると思います。
それ故に後半の一部のクエストには複雑な気持ちにさせられる物もありましたが。
やっている内容自体は本当にお使いレベルの事ですが
それをやる気にさせるだけのシステムになっているかと。

音楽も場面にあった曲が多く良い曲も多い。
特にイベントシーンでの演出と音楽の盛り上がりの一致が凄い。

フィールドが隅々まで探索できる。
それこそ遥か遠くの山の頂に歩いていけたりします。
これまでのゲームなら遠くに綺麗な場所が見える・・・で終わりますが
ゼノブレイドの場合本当にそこまで歩いて行けます
まぁ、目の前まで来て景色綺麗かどうかはまた別問題なのですがw
ただシナリオとは全く関係ない険しい道を進み、モンスターの目を潜り抜け
秘境にたどり着く楽しみは近年のRPGにはない冒険感がありました。

BAD/REQUEST

細かいロードがメニューを開く時にあります。
厳密に言えばメニューを開く時ではなくメニューから選んだ時に。
フィールドや戦闘突入時は皆無でロード時間も気にする程ではなかったですが
宝箱を開けた時のロードはなくして欲しかったかな。

仲間が全員集まるのが遅めです。
私のデーターでは50時間位でようやく全員集合。
最後の仲間は強いので入った時には要らない子・・・にはなりませんが
AP位はサービスして欲しかった・・・。

シナリオは個人的に気に入っていますが
一部キャラクターの掘り下げが足りない、特に主人公の育ての親とか
もっとエピソードがあった方がよかったキャラクターがいる。

持てる荷物の量が不足している。
特別持てる量が少ない訳ではないのですが敵が落とす物が膨大過ぎて
装備品にしてもエーテル結晶にしてもがらくた?にしても
定期的に整理しないと袋がえらい事になります。

自分達と同レベル〜少し上位の相手との戦闘は本当に楽しいのですが
レベル補正が大きく低い敵との戦闘は手応え無く、
また強い相手にも補正が大きく攻撃が当たりません。
多くのスキルを習得した後半は格上の相手にも勝てない事はないですが
レベル補正が強すぎて格下の相手との戦闘が面白くないです。
これのお陰でどんなに下手でも強敵に勝つ事は出来るでしょうが・・・
もっと補正は弱めた方が良かったと個人的には思いました。
寄り道を散々してラスボスに辿り着いた私はラスボスが弱くて弱くて
本当に雑魚の方が手応えがある程でした。

これは人次第で長所にも短所にもなりますが・・・
恐らくムービーを飛ばして寄り道せずにクリアーを目指しても
50時間はかかります。
何故かタイマーが99時間59分でカウンターストップになりますが
寄り道していけば余裕でクリアーまでに100時間を越えます。
戦闘中やムービー中で無い限りは基本的に何処でもセーブして止められます
でも時間がない忙しい方には厳しいかもしれません。

COMMENT

Wiiを持っていてRPG好き、もしくは大作RPGをやりたい方にお勧めです。
99時間59分でカウンターが止まってますが
かなり長くプレイさせつつも中弛みをしませんでした。
これだけ長いと結構途中でもう良いや・・・みたいになる時多いのですが。
勿論プレイする人によっては長すぎて駄目かもしれません。

新しいシステムと広い世界とフィールド
特にフィールドはクリアーだけを目指すなら
恐らくマップの5分の1程度しか歩く必要が無いほどです。
個人的にはHD機でより綺麗なグラフィックで冒険してみたかった・・・けど
開発費などを考えると次世代Wiiと任天堂に期待するしかないのかもしれない。

どうでも良いですがこのゲームのヒロインの健気さは異常。
長く色々なゲームを遊んできましたがこれ程健気なヒロインは初めてかも。
それだけに主人公との過去の掘り下げが足りない気もしますが。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
たまさん [2010/07/10 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 4pt 5pt 5pt 3pt 2pt
総合点
85pt

GOOD!

発売日から夢中でプレイし続け、10日程でクリアしました。

まず巨神と機神の身体の上で暮らす人々、という設定が斬新でした。
そして同時に、この作品を語る上で欠かせないのがフィールドの広大さでしょう。

すくなくとも、私が今までプレイしたRPGの中で一番広く、自由に歩けました。
フィールド上にはランドマークや秘境などが各所に点在し、端まで歩いていくと「何かがある」ということがほとんどで、単純にマップを探索する楽しみも非常に大きいです。
ランドマークを発見してからは、行きたい場所に一瞬で行けるので、フィールド間の移動もラクでした。

システム面では、戦闘が特に面白かったです。
自分はMMORPGの類はプレイ経験がないので、むしろこういったものは新鮮でした。やっていること自体はアイコン選択と移動+αなのですが、なかなか忙しい戦闘です。
また、キャラによって戦闘スタイルがかなり異なるので、色々なキャラを操作してみるのも面白い。
個人的に良かったことは、戦闘において回避と命中に関わる「素早さ」がかなり反映されたこと。素早さを上げまくるとかなりの確率で避けてくれます。敵の攻撃をくらわずにズバズバと当てるのはなかなか爽快感がありました。

他にも、キズナグラムやジェム作成、スキルツリーなど、やりこみの際にプラスとなるシステムが多く、好感がもてました。

ユニークモンスターとの戦闘やアイテム集め、膨大なクエストなど、長く遊べる要素は十分にあるかと思います。

グラフィックに関しては確かに粗めですが、wiiとしては十分ですし、時間や天気によって表情を変える遠景は非常に美しいです。
また、サーガの頃から感じていたことですが、モノリスさんはムービーの演出が非常にうまくいので、個人的にはあまり気になりませんでした。

音楽は、今回複数の作曲家が参加されてますが、どれも秀逸な曲が多く、満足です。
サントラも購入して、かなりの頻度で聞いております。
特にユニークモンスターとの戦闘曲である「名を冠する者たち」やイベントで使われる「敵との対峙」、光田氏作曲のEDテーマ「Beyond the sky」は数ある曲の中でも特に気に入っています。
昼と夜でフィールドの曲が変わるのも素晴らしい。(おかげで曲数はとんでもないことになってますが)

シナリオは、今回サーガDSやアニメでシナリオを担当された竹田氏と総監督の高橋氏の共作であり、任天堂のチェックも入っていたようで、これまでのゼノシリーズよりも、お話としては分かりやすいものだったと思います。
また、主人公が旅に出るきっかけとなる冒頭のイベントは、自分の中ではかなり衝撃的で、気が付いたら感情移入しておりました。
見せるところは見せてくれるし、重くなり過ぎず、終わり方も爽やかで大変良かった。

総合的に見て久しぶりに満足のいく作品でした。

BAD/REQUEST

まずは最初にプレイして気になったのはカメラワークの悪さ。
クラコンでのプレイでしたが、カメラの操作は慣れるまで大変でした。
カメラ移動の向きや速度は設定で変えられるので、自分でやりやすいように調整するのがよいかと思われます。

また、前述したキズナグラム(クエストも含む)というシステム。
街の人と話したりクエストをクリアしていくことで、それらの関係を深めていきます。
例えば最初は仲の悪かったある親子が、頼まれたクエストをこなしていくことで段々と仲が良くなっていったり…という感じです。

非常に面白い試みなんですが、肝心のキズナグラムには大した情報が載っておらず、目当ての人物がいつ、どこにいるのかが分かりませんでした。
あまつさえフィールドが広いので探し求めてフラフラしてたら1時間経過…なんてこともなかったとはいえません。
物々交換も、相手が何を持っているかキズナグラムで確認できたら楽だったのになぁと思います。
また、マップが少々見辛い。土地の高低で色分けされてたりするんですが、どこからどこにつながってるとか、複雑な地形だとそういったことがマップを見ただけでは判断できず、普通に隅々まで歩きまわった方がいいじゃん!と思うところもありました。

あと敢えて言うならば、装備のデザインが「あれ?」と思うものが多々ありました。
特にラインとカルナの重装備はあんまりにもあんまりで、イベント中は頭装備が気になって仕方ありませんでした。
デフォルトの装備が新鮮に思えるゲームもなかなかないな、と。

以上のように細かい点で気になるところはありますが、全体の出来がそれを補って余りある良さですし、慣れればまあ些細なことかと思います。

COMMENT

約4年間、新作を待ち続けていた甲斐がありました。

これほど夢中になったゲームはなかなかありません。
クリアして結構経つ今でもまだチクチクとプレイしているほどです。

やっていて本当に楽しいと思えるゲームでした。
メインシナリオのボリュームも結構なもので、「ああ、そろそろ終わるか」と思ったらまだ結構あったり、そういった面でも満足です。

wiiを持っている方にはもちろん、持っていない方にも、いつかプレイしていただきたいです。

モノリスさんには今後こういった作品を是非、作っていって欲しいなと思います。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
七瀬さん [2010/07/12 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 5pt 5pt 4pt 2pt
総合点
86pt

GOOD!

<オリジナリティ>
・既存のMMORPGのゲームシステムを上手く融合した感じ。
・巨人の骸が舞台(=高低差のあるフィールド)、
 未来視(=単なるシナリオ上の設定だけでなく、戦闘システムにも反映)といった具合に、
 ゼノブレイド独自のエッセンスも加えられている。

<グラフィック>
・フィールドは、その場の空気感も伝わってくるし、まずまず頑張っている印象。

<音楽>
・個人的には、これまでのゲームで、どこかで聞き覚えのある印象を受け、
 突出した感じまでは受けなかった。
 ただし、十分に及第点は与えられるレベル。

<熱中度>
・序盤の20時間程度がやや馴染めなかったり、
 中盤で若干ダレる感じもあったが、気づけばクリア時100時間オーバー。
 義務感だけでクリアまで続けるゲームも少なくない中、
 最後までモチベーションが落ちずにプレイすることが出来た。
・昨今のRPGでは広げた風呂敷を畳みきれずに、半ば強引に終焉を迎えるケースが多い。
 しかし、ゼノブレイドでは、しっかりと計画性を持ってストーリーが展開され、
 最後まで辿り着いている印象を受けた。
 ストーリーの分かり易さも重要で、このあたりは任天堂の服部さんの影響だろう。
・使用キャラなどによってバリエーションに富んだ戦闘をプレイ出来た。
 ストーリー進行により、使えるキャラ、アーツやスキルも増えていくが、
 ストーリー後半まで新しい要素が増えていくため、ゲーム終盤まで
 新しい刺激を受けながらプレイ出来た。
・キャラクターが戦闘中にもよく喋るというのもあり、
 プレイするにつれてキャラクターに愛着が沸いてくる。

<満足度>
・モチベーションが落ちずに100時間以上プレイできたこと、
 またクリアし終わった後に、気持ちよい満足感が得られる
 ストーリーであったことが、高い満足感に繋がった。

<快適さ>
・乗り物などの移動手段は無いが、その代わりにマップから
 一瞬でワープできるのは良い。

BAD/REQUEST

<グラフィック>
・キャラクターのグラフィックは正直厳しい。
 特にイベントシーンでアップになったりすると、
 服が顔にめり込んでいたりと、萎える場面があった。
・装備による着せ替えがあったが装備品のデザインは今ひとつ。

<クエスト関連>
・街のNPCの場所が分かりづらく、クエストの受注や報告が面倒。
 やり込んでいくと、NPCの場所を段々覚えていくが
 それでもネットや攻略本で調べないと無駄に時間を浪費する。

<メニュー、アイテム関連>
・フィールドからメニュー画面への切り替わりが重い。
・アイテム品のソートが使いづらく、必要な装備品やジェムを探すのが面倒。
・アイテムがどんどん増えていくため、すぐに所持数が一杯になる。
・装備品を変えるために、ジェムも取り外し→取り付けを行う必要があり、付け替えが面倒。

<ジェムクラフト>
・作業感だけで、面白味を感じない。
・1つの結晶に複数のジェム効果が付いているため、要らないジェムもどんどん増える。
 そして、アイテム欄も圧迫。

<その他のゲームシステム>
・ユニーク図鑑が無いため、後から倒したユニークを確認出来ない。
・絆トークは、1週目の普通のプレイでは、ほとんど聞くことが出来ない。

COMMENT

ところどころ荒さも気になるが、全体的な完成度は高い。
また、ゲーム全体を通して、製作者の熱意を感じた。
限られた開発期間とコストの中であっても、
その条件下で、ギリギリまで作り切ったと思わせるだけの
内容の濃さを感じた。

ここ数年のRPGの中でも、秀作と呼べる作品である。
RPG好きな方は、スクリーンショットでは興味が沸かなくても
是非プレイしてみて欲しい。
プレイしてみると、間違いなく印象が変わるはずである。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
もふもふさん [2010/10/03 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 5pt 5pt 2pt 3pt
総合点
86pt

GOOD!

・音楽
 戦闘、イベントシーン、フィールドマップ、全てにおいて捨て曲がないほどのクオリティ。曲単体の質の高さもあるが、シーンにあった音楽のチョイスがそれを引き立てている。まさにゲーム音楽のお手本だと思った。

・戦闘
 システムはMMOなどのネットゲームに近い。未来の危険な攻撃を予知できるビジョンシステムが目玉だろうか。これは未プレイだとゲームを簡単にしてしまうのではないかと危惧してしまうが、実際は敵が容赦なく即死級の攻撃を繰り出してくるので緊迫感があり、その未来をいかに変えるか悩むのが面白い。

・ストーリー
 わかりやすく、熱い。話の流れは単純明快だが、膨大で緻密な伏線と、それらの見事な回収には思わず舌を巻く。二周目をやると伏線をよく理解できるので、それを追っていくのも面白い。
EDは素晴らしく、ここまで感動できたゲームは久々だった。王道だからといって平凡なシナリオではなく、むしろ個々の設定は個性的である。

・キャラクター
 みんな素直で心の芯に熱いモノを持っている。非常に好感の持てるキャラクターばかりで、まさに「仲間」という言葉がふさわしいメンツである。彼らに感情移入できるからこそ、ストーリーにも没頭できるのだろう。

・グラフィック
 キャラのモデリングは酷いが、マップの背景などは非常に美しい。天気や時間で景色が大きく変わり、歩くたびに新たな発見がある。

BAD/REQUEST

・インターフェイス
 ジェムの着け外しやソートが面倒くさい。アーツやスキル設定と装備が完全に別々なのも猥雑。ワンボタンで飛べるようにしておくべきだった。

・キャラクターのモデリング
 アップになるとボヤケている顔が目立つ。一部シーンでキャラクターが非常に残念な顔になる。また手のドアップになると角張った指が非常に低クオリティで覚めてしまう。装備もカッコイイモノは1割あるかないかで、せっかく着せ替えがイベントに反映されるのにあまり楽しみがない。

COMMENT

コントローラーはリモコン&ヌンチャク。

とにかく面白い。
合う合わないはあるかもしれないが、最初の数時間でハマった人にとっては傑作と呼ぶに相応しいゲームになるだろう。

みんなのニンテンドーチャンネルのWiiで唯一のプラチナランクのゲームであり、触ってみる価値あり。

プレイ時間:100時間以上(クリア済)
KRさん [2011/04/04 掲載]

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このレビューだけを表示する  127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 3pt 4pt 5pt 4pt 4pt 2pt
総合点
86pt

GOOD!

《オリジナリティ》
多くの方が記載されていますが、広大なフィールドを自由に移動できるのには感動しました。移動が面倒くさくても、ある特定のポイントにワープでるし、秘境やロケーションを見つける度に経験値がもらえるので探索する楽しみがあります。街の人と会話し、クエストをこなすとこで街の人どうしの関係が親密になっていくシステムもおもしろいです。ストレスを感じないよう様々な機能がついているので、とても快適にプレイができます。今までのクエスト攻略ゲームは、任務を達成して報酬を貰うというだけでしたが、そのクエストが別の人に影響を及ぼすというのがおもしろいです。戦闘に関して若干難しいという点がありますが、全滅によるペナルティが前回のポイントに戻されるということ以外無いので、気楽に楽しむことができます。
そして何より、主人公たちのいる世界が巨大な一体のロボットという設定がユニークでおもしろいです。(今はひざの辺り、今は腰まできた等等)

《グラフィックス》
風景やダンジョン、エフェクト等はキレイだと思いますが、キャラクターに関してはやはり残念に思います。表情や手の部分は痛いものがあります。ただ、シナリオや有名な声優陣によるフルボイスで十分カバーできると思います。

《音楽》
各フィールド、ダンジョン、戦闘、イベント、どれもグッドだと思います。時間帯でフィールドの曲が変化するのも好感がもてました。ただ、ほとんどが落ち着いたゆったりとした曲なので、もっと壮大な曲やハイテンポ、危機迫るものがあればよかったです。

《熱中度》
上記の要素により十分熱中できる内容だと思います。ストーリーも熱いですが、寄り道も熱いものがあります。個人的には好きですが、あきやすい人はすぐにあきてしまうと思います。なので、あきがこないようにストーリーとクエスト等をバランス良くするのがいいのではないでしょうか。

《操作性》
私はリモコン&ヌンチャクでプレイしていますが、慣れるまでは戸惑いがありました。戦闘はリアルタイムでどんどん進むので、最初はテンパってしまいましたが、今となってはさほど問題は感じていません。ちゃんとチュートリアルもあるので、慣れるのも時間はかかりませんでした。

《快適さ》
シームレスでの移動、どこでもセーブ&ロード、ノーペナルティ、ワープ等快適さを追及した要素がたくさんあるので通常にプレイする分には問題は感じられませんでした。カメラワークは時に変な方向を向くので要検討って感じです。(もちろんカメラの操作は可能ですが)

BAD/REQUEST

全体的にみると大変快適、親切でおもしろいゲームなのですが、ちょいちょい悪い点も目立ちます。
・メニュー(装備、キズナグラム)を開く際、若干ロードがはいる
・キズナ関係の住人がどこにいるのか分かりずらい
 (ある程度有名になると小マップに表示されますが見えずらい)
・装備がイベントシーンに反映されますが、デザインが悪い。数多くの装備品が揃っていますが
 グラフィックは数個で、あとは色違いばかり。むしろ装備品の数が多すぎると思います。
・一番多く入手する素材関係のアイテムを持てる数が少ない
・シナリオやセリフが少年漫画向きで熱い(おもしろいけど個人的に苦手です)
・連携システムの影が薄い
(ダメージの増加や派手な演出みたいなパンチが欲しいところ。なので基本蘇生やキズナ目的で
 しかゲージを使わない)
・武器入手の際、誰の武器なのか分からないのでメニューを開く必要がある
(名前で想像もできますが、専用アイコンがあるのだから使ってほしい)
・避難キャンプのクエストで「どうぶつの森」のようなストレスを感じた
(目の前にいるじゃん!! みたいな)
・モンスター図鑑があればおもしろいのでは?

COMMENT

良し悪しいろいろと書きましたが、全体的には満足のいく作品だと思います。まだ購入して4日ですが、とてもハマっています。悪い点も気にしなければさほど問題ではないですし、何よりどこでもセーブができるのがとても助かります。ちょっとした時間にクエストをするっといった感じでプレイができるので、休みの日はストーリーを、平日はクエスト関連をっといった感じでプレイしています。ネットゲームを一人で楽しみたいのにと思っていた私にとっては満足できる作品になっています。

プレイ時間:わからない(未クリア)
主人公の親友は18歳?さん [2010/06/24 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
5pt 4pt 5pt 5pt 4pt 3pt 2pt
総合点
87pt

GOOD!

>オリジナリティ
本作最大の肝と言える未来が視えるシステムが斬新。ストーリーでも根幹に関わるだけでなく、予告された致死的な窮地をどう脱するかでバトルにも導入している点は面白かったです。操作キャラを変えると使える技も異なる関係で、打開策も自ずと異なるので、そこも面白い。
(まあ若干バトルペースが落ちる側面もありますが、それも気にならなくなる程面白かったです)
二柱の神様が舞台という世界観も伊達では無く、巧妙に作りこまれた数々の風景を印象に残しつつかなり長く冒険できる仕様。高橋監督の発想に脱帽です。

>音楽
発売前からPVやCMで聞き惚れたので期待は寄せていましたが、それをも遥かに上回るハイクオリティです。選りすぐりの精鋭陣が紡ぎ出したバトル・イベント両面でまさに死角無しの名曲揃いですね。
ただ『敵との対峙』は黒フェイス初戦やテレシア戦の様にイベントとバトルを跨いで流す姿勢を徹底すれば盛り上がりも更に増してたんじゃないか、と思う気がしないでもなく。

>熱中度
専門用語のオンパレードで話に着いていけないというのはRPGだとよくある話ですが、本作はそういう傾向も無く各キャラの心情や揺るぎない絆といった要素を濃く描き、非常に共感できるストーリーだったと思います。終盤で仲間達が叱咤激励するあるシーンは、ユーザー視点としてもかなり燃えました。
バトルも未来視抜きで考えても所謂連打ゲーではなく、位置関係で効果が変動する等かなり戦略性が求められる仕様。連携攻撃で畳みかけるのは王道ながらも爽快です。

>満足感
上記3項目で十分満足感に足る作品ですが、破格のクエスト数・仲間との絆で生まれる興味深い会話等、サブ要素も非常に濃い。シナリオ放置でついこちらに力を注いでしまうことも止む無し。

>グラフィック
一部ボロが出ているキャラがいることは確かに否めませんが、それでもスペックの限界ギリギリにまで挑んだと思える程、作りこまれた風景画は十分賞賛に値すると思います。

BAD/REQUEST

素晴らしい良作に敢えて苦言を呈するなら

>すごく…小さいです、文字が
これが最大の足枷となり快適さ減点。メニュー開く度に血眼で一苦労。本当にどうにかならなかったものか。

>手応えに欠ける2周目
装備やレベル引き継ぎは大いに結構なのですが、敵のレベルが1周目と変わらないというのはちょっと…。1周目で歯が立たなかった一部の猛者達を狩るだけってのはなんとも味気無い。
あとは新規ボスやイベントシーン追加等で肉付けしてくれれば、更に深みが増したと思うんですよね。

>割と機械化されてない某仲間
一部装備で生身が露出するのはサービス精神なんでしょうけれど、それだけに感情移入が若干スポイルされちゃったかなー、と。
生身の箇所は黒スーツで埋めるとかでも個人的には良かったと思います。

COMMENT

リモコン+ヌンチャクでプレイ。

据置きゲームでは久々に手応えのあるRPGに出逢えました。みんなのニンテンドーチャンネルでもプラチナ級で賞賛された本作ですが、それも至極納得がいく出来映えです。
(無論、自分も満点で推薦済み)
ずっとこの余韻に浸っていたいと同時に、任天堂&モノリスソフトの次回作への期待も高めさせてくれるような良作でした。
…ちなみに攻略本をお買い求めの方は、ゲーム攻略はもとより高橋監督参加の解説コーナーも徹底されているアスキー・メディアワークス出版が御薦めですが、それ故に売り切れ店舗も続出状態なので御注意。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(クリア済)
イカトンボさん [2010/08/01 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 4pt 5pt 4pt 2pt
総合点
87pt

GOOD!

ただ、フィールドを歩くだけなのに楽しい。
こんな気持ちにさせてくれたゲームは始めて。
何処までも行ける、何処へでも行ける。
そのスケールの大きさと、自由度は素晴らしいの一言。
そして場面場面にマッチした音楽。
うっかりサントラを買ってしまいましたよ、ええ。
各世界に応じた音楽が絶妙すぎる。
昼、夜で雰囲気が変わるってのもいい。

ストーリーも標準以上のデキ。
王道といえば王道なのですが、ヒネリもあり、
意外な展開もあり、楽しませてもらった。
あと、巨神と機神という、神自体ををフィールドにするという発送が凄い。
キャラクターも皆、魅力的で。
声優陣の名演も要注目。特に堀川りょう、若本規夫が特に良かった。

リアルタイムで進む戦闘。忙しいけどとても面白い。
的に狙われるというヘイトというシステムに、
未来が見えるシステム。斬新の一言に尽きる。

BAD/REQUEST

特に無いのですが、強いて言えばってことを箇条書きで。

ビミョーな読み込み時間(気にならないレベルですが)
後半行けなくなってしまう所にクエスト上、重要なアイテムがあったり。
人物のグラフィックはもう少し頑張ってもらいたかった。
ジェム装備関連をもう少し易しくしてほしかった。
アイテム所有数制限が面倒。すぐにいっぱいになる。
あと、とあるキャラが強すぎる気が…。

まぁこんなところで。

COMMENT

32型液晶 クラコン使用 30過ぎのオッサンゲーマー。

据え置き機のRPGをクリアまでプレイしたのは本当に久しぶり。
クリアタイムは95時間。寄り道はそれほどしてないのにこれは凄い。
やりこんだらどれだけ遊べるんだか。
クリア後もユニークモンスター狩りや、クエストやら、
楽しめる要素がまだまだ沢山。お腹いっぱいってレベルではない。

世界観、音楽、物語、システム。
全てが高水準。こういうRPGなら、またやりたい。

プレイ時間:60時間以上100時間未満(未クリア)
ACEさん [2012/04/27 掲載]

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オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 4pt 5pt 5pt 4pt 4pt 2pt
総合点
87pt

GOOD!

※ゼノシリーズは未プレイ※

【オリジナリティ】
基本的にFF11やオープンワールドRPGの良い部分の寄せ集め的な感じはあります。
しかし詰め込み具合が半端ではありません。
これはゼノブレイドならではの魅力ではないかと感じます。

【グラフィックス】
※SD基準です※
ポリゴンの顔の造詣が酷いのとSD故の限界があるので4としましたが、背景の作り込みにかなりの拘りを感じました。
草原もちゃんと草がボーボーでよくある綺麗な緑色のツルツルではありませんし、高低差のあるマップは探索の楽しみが広がります。
段差や崖っぷちはありますが湖や海もちゃんと泳げて見えない壁は殆どありません。
風景も昼・夕方・夜・雨で雰囲気がガラリと変わり、上の部位から下の部位の街が見えたり遠くに機神が見えたりして、オープンワールドRPG好きには堪らないものがありました。
装備もイベントに反映されますし、時間や天気も反映されるので同じイベントでも違った雰囲気を味わえます。
最近の日本のRPGだと、機種に関係なくオフラインでここまで広いフィールドを作り込んだ物は、余り無いのではないでしょうか?

【音楽】
基本的に静かなBGMが多いのですが、ユニークモンスター戦のような熱いBGMやガウル平原のような探索心を促進してくれるBGM、イベントシーンに合ったBGMなど全体的に質の高いBGMが多いです。
特にACE+(TOMORI KUDO,GHiCO,Kenji Hiramatsu)という方たちが担当しているBGMは素晴らしいです。
色々な方が参加されているようなので違いを楽しめて良いですね。

【熱中度】
とにかく出来る事が多いので1度プレイを始めると熱中してしまいます。探索だけで数時間かかることもザラ。
出来れば時間に余裕がある時にじっくりと遊ぶ方が良いかと。
やり込んで寄り道をすると序盤で20時間超える事も十分有り得るゲームです。

【満足度】
日本のメーカーにも海外のオープンワールドRPGみたいなゲームを月額有料じゃないオフラインで作って欲しいな……と思っていた所に丁度出会いました。
フィールドの広さやクエストの多さ、戦闘システムは好みが分かれる部分かと思います。
ですが、がっちり好みに合うと自分みたいにズルズルと惹き込まれてしまいます(苦笑)
コロニー9から6へ向かう時、洞窟を抜けて平原へ出た時の開放感が強烈に印象に残っています。

【ストーリー】
昔の少年漫画的な王道ストーリー。
好みは分かれると思いますが、コテコテな王道好きな自分はむしろ良い印象を受けました。
仲間同士の関係に好感が持てます。

【難易度】
死んでもワープポイントに飛ばされるだけで強敵にも気軽にチャレンジ出来ます。
宝箱も結構長い間その場に残っています(消える条件がよく分かりません)
クエストを全てこなすと難易度が低めになっていく傾向有り。

【快適性】
同エリア内の移動や時間の変更がほぼロード無し、シームレスでエリア移動のストレスを感じ難いのはSD故か。
とにかくフィールドを広く感じる為の作りになっています。
戦闘は慣れるまで正直訳が分かりませんが、1度理解すれば後は簡単操作で快適。
クエストに必要な素材を未来視で教えてくれる事もあります。また、イベントが特に無いクエストに限り報告無用。

【戦闘】
これは好みが分かれると思います。
特に序盤は訳が分からず出来る事も限られて、最初は微妙に感じました。
ですが仲間が増えて一通りシステムが分かった頃には、戦闘を面白いと思っている自分がいました。
戦闘中に移動したり仲間を励ましたり未来視を教えて回避させるなど、コマンドでありながらアクション的な忙しさがあります。
背面や側面など方向によってダメージが変わる技もあるので、場所取りやヘイト値(例えば他の仲間にターゲットを向けて背面攻撃をぶつけやすくする)が大事です。
更に落下ダメージもあるので崖っぷちや高所では吹き飛ばしも考慮しなければなりません。
吹き飛ばして倒すと宝箱が奈落の底へ……なんて事もあります。

こういう戦闘システムを煩わしいと思うか楽しいと思うかは完全に個人の好みですが、自分は大好きです。

BAD/REQUEST

【グラフィックス】
特に少年少女の顔の造詣が危険な事になっているのはWiiだからと言うよりも、作った方があまり得意じゃないのかなあと思いました。
初めて作ったポリゴン的な雰囲気が漂っています。
テクスチャの荒さはあの広さを実現するには仕方ないかなと思います。

【快適さ】
:操作:
カメラ操作がリモコン・クラコンPRO共にやりにくく、特に大きなモンスターと戦うとカメラが下の方に向いてしまいます。
あとターゲット変更時にどのモンスターにカーソルが合っているのかが分かり難い。
操作に慣れるまで少し時間がかかります。
:システム:
クエスト数はかなりあるものの討伐や素材集めがかなり多め。イベントがあるクエストは楽しいだけに惜しいです。
あと装備欄が使い難い、ソートがメニューを閉じるとリセットされる、素材のアイテム限界所持数が少ない点も気になりました。
:戦闘:
死なないダメージで未来視が発動するのがちょっと鬱陶しい。
:ロード:
メニューのアイテム・キズナグラムを選んだ時等に数秒ロードが入ります。こういう部分はテイルズオブシリーズの方が軽くて操作しやすいですね。
あとメニューを立ち上げた時、マップを開いた時、宝箱を開けた時に一瞬読み込みで重くなります。
宝箱が何個もあったりマップを何度も確認したい時はちょっとイライラ。

COMMENT

リモコン+ヌンチャクでプレイ。

PS3やXbox360で美麗なグラフィックの海外のゲームもやっていますが、自分の場合はボリュームや自由度重視で必ずしもグラフィック重視という訳ではなかったのでこのゲームもすんなり楽しめています。
グラフィックよりも分かりやすさ、フィールドの広さ、全体的なボリュームに力を入れるなど、ある意味FF13の対極にあるRPGだなと感じました。
好みによって評価が分かれるゲームだと思いますが、HDに完全移行する前の集大成RPGと言える出来ではないでしょうか。

ブツ切りじゃない広大なフィールドを駆け回りたい、ボリュームがある方がいい、寄り道やNPCに話しかけるのが趣味、オブリビオンやMMORPG的なゲームを日本製のタイトルでやりたい、オンライン前提だと苦手かな……という方におすすめです。
自由度が高いゲームが苦手な方にはおすすめ出来ませんが、Wiiを持っているなら是非プレイして欲しいゲームです。

次回作があるなら操作性やメニュー周りのまだ未熟な点を改善して、隙のないゲームに仕上げて欲しいところ。

プレイ時間:40時間以上60時間未満(未クリア)
幸さん [2010/06/21 掲載]

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